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映画『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』のモデル、登山家オム・ホンギルが語るヒマラヤの魅力と映画に込めた想い

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映画『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』のモデル、登山家オム・ホンギルが語るヒマラヤの魅力と映画に込めた想い

山岳史上もっとも壮絶な挑戦を行った伝説の登山家オム・ホンギルと仲間たちの軌跡と奇跡を描く映画『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』が公開中だ。ホンギル氏率いる”ヒューマン遠征隊”はエベレストで絶命した仲間の亡骸を運び出すため、記録にさえ残らない過酷な遠征を敢行! 当初、原作の映画化については否定的だったホンギル氏だが、文字どおり命を賭けた77日間の真実を映像化した本作に、ホンギル氏が込めた想いとは――。

――壮絶な真実に感動しましたが、映画は観ましたか???
 
11回観ました。

――え?www
 
気に入っているからね。それに、わたしはいち観客であると同時に、映画に登場する実在の登山家で体験者でもある。だから映画ではあるが、観るたびに本当に感動するよ。”ヒューマン遠征隊”としてヒマラヤに向かった時期は11年前のことだが、映画を観ていて最近の出来事のような感情にもなった。生々しくよみがえってくる感覚が、何度も起こったよ。

――ご自身の役を演じている、ファン・ジョンミンさんはいかがですか???
 
もちろんよかったです。演技が上手く、優れた表現力をお持ちの方だ。わたしの役柄を十分に消化するだろうなと思っていました。

――直接お話をしたことはありますか???
 
一緒に食事をしました。お酒をごちそうになったこともあります。
有名なのに格式ばっていないフランクな方で、人間味にあふれ、情もある。酔うほどにお酒は飲まず、適度にたしなまれていました。

――さて、多くの登山家を惹きつける、ヒマラヤの魅力とは何でしょうか???
 
一度行けばおわかりなると思うが、言葉での表現には限界がある場所です。大感動、敬う気持ち、畏れなどを持たせてくれる場所がヒマラヤ。大自然の偉大さ、神秘。見ているだけで、本当にため息が出てくる。それがヒマラヤです。そして、自分という存在を悟らせてくれる、振り返らせてくれる、そういう場所です。同時に挑戦の対象です。

――この映画を観る方に一番伝わってほしいことは何ですか???
 
最初は映画化を断っていたんです。でも作ろうと思った一番の理由は最近の世の中が、現代社会が高度に成長してしまったがために、人間の尊厳や生命の尊厳が地に落ちた、ということもあります。人と人との縁が重要だが、それを忘れて我々は生きていますよね。

我々は物質文明、機械文明に浸って生きているので、コミュニケーションが不足していて、人間と人間の情が断ち切れている世の中なのかなとも思います。乾いた殺伐とした世の中だからこそ、わたしたちが思う以上に想像を超えた事件などが起こるわけです。

また、個人主義に浸っているので、共同体というものにも脆弱になっている。だから、共同体で必要な思いやりや譲り合いの精神が犠牲になり、愛情などがなくなっている。そして、人同士が出会って交わす約束も、軽んじられていると思います。この映画には、ヒューマニズムがあふれています。人が出会うことで結ばれた縁の重要性、後輩の遺体を運ぶ約束。個人ではなく、ひとつの共同代としての意識を持つことが重要なんです。人間が生きていく上での義理、道理。そういったヒューマンズムが息づいている映画です。

映画『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』は絶賛公開中
(C)2015 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.

■参照リンク
『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』公式サイト
http://himalayas-movie.jp/

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