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これで安心!自由研究の進め方

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「自由研究をはじめるにも、どこから手をつければいいかわからない!」という方も多いでしょう。そこで、ここでは自由研究を具体的にどのように取り組むべきかをご紹介します。

どんな研究にする?まずは計画を立ててみよう!

自由研究をはじめるにあたって、まずはテーマを決めるところからはじめましょう!ただ、急に「自由研究のテーマを考えよう」といっても、なかなかいいアイディアはでてきませんよね。そこで、テーマを考える際は次のようなことからヒントを探してみましょう。

とにかくお子さまが好きなことを!

習い事やクラブ活動に限らず、とにかく自分が大好きなことに目を向けてみましょう。好きなことであれば何時間取り組んでいても苦にならないうえに、大人でも気づかなかったような発見ができるかもしれません!

ここで重要なのが、「こんなテーマじゃ先生は認めてくれないだろう」と思うことです。どんなテーマでも、掘り下げれば立派な学問になります。例えば「AKBメンバーのテレビ出演回数と、総選挙での順位の関係性」という自由研究をおこなった人もいました!

このように、「これは学校の勉強とは関係なさそうだから」といってそうそうに諦めてはいけません。あなたが大好きなことをどのようにして研究にできるかを考えましょう。

・自分に関係のある身近なものに注目してみる

普段から身のまわりにあることに、改めて注目してみるのもオススメです。日常生活のなかではなかなか気づきませんが、ちょっと意識してみるだけで世の中のいろいろな不思議が見えてきます。

例えば「なんで登校中と下校中では町のニオイが変わるんだろう?」という疑問から、町のニオイについての研究をした人もいました。それ以外にも「うちのお母さんは夕飯の支度に何時間かけているか」という研究をした人もいるように、テーマはあちらこちらに転がっています。

・遊びのなかからテーマをみつける

学校で流行っている遊びなどの攻略法を考えるのも非常におもしろいテーマとなります。例えば「学校で鬼ごっこをするときにみんなが隠れる場所の地図」というテーマなら、みんなで遊びながら自由研究ができるのでこのうえなく楽しく過ごせますね。また、このときにこれまでは気づかなかった隠れ場所を発見したりすることもできます。

研究に必要なものを準備しよう!

テーマを決めたら、次は研究に必要なものを揃えましょう。

まずは一番手っ取り早いのが、先生に聞くことです。そのとき、一緒にテーマの相談もするといいかもしれません!先生に自分が研究したいテーマを伝えて、具体的にどのようなものが必要になってくるのかを教えてもらいましょう。先生以外では、おうちのかたなどの身近な大人に聞いてみるのもいいでしょう。

また自分で計画を立てる場合は、まずどんな研究結果になるのかを具体的にイメージしてみるといいかもしれません。例えば観察日記であれば、目に見える変化だけではなく温度なども測る必要があるのかといったことを、WEBサイトや本を参考にしながら考えましょう。

どのくらい時間がかかるか予測しよう!

研究のイメージがついたら、どれくらいの時間が必要かを予測してみましょう。これも先生やおうちのかたに相談するのが一番ですが、自分でもある程度の目安くらいは考えておきましょう。

例えば観察日記はできるかぎり期間を長くしたほうがよいものが書けるので、理想をいえば3週間くらいは続けたいものです。工作は3日ほどを目処に考えればいいかと思いますが、なにかトラブルが起きたことのことを考えて予備日を2日ほど計算にいれておきましょう。実験は1日で終わることが多いのですが、それまでの準備に1週間ほど費やしたほうがいいものができます。

選んだテーマで自由研究スタート!

テーマと準備がととのったら、いよいよ研究にとりかかりましょう!ここではテーマ別に、実際に自由研究をするときに気をつけたいことをまとめておきます。

実験

ポイント①:検証したいことは1つにしぼる

実験をするときに一番気をつけたいのが、「検証したいことを1つにしぼる」ということです。例えば「卵は茹で時間でどのように変化するのか」というテーマであれば、検証したいのは「時間」です。ここで茹でるお湯の温度を毎回変えてしまうと、時間によって結果が変わったのか、温度によって結果が変わったのかがわからなくなってしまいますよね?

使う卵とお湯の温度は毎回同じにして、茹でる時間のみを変えてください。その後、もしお湯の温度によってどのような変化があわられるのかを研究したい場合は、今度は茹でる時間をすべて同じにすることで、「温度の変化」だけでどのような結果がでるのかを調べましょう。

ポイント②:何回やっても同じ結果になるか試してみる

また実験においてもうひとつ大切なことは、同じ実験を何回も繰り返すことです。例えば1回成功したとしても、それは偶然そうなっただけで、同じ条件でもう一回やったら全然ちがう結果になるということもあります。何回も同じ条件でやってみて、それでも毎回結果が同じであれば、その結果は正しいということになります。

ポイント③:安全には気をつける

実験で火などのキケンなものを使う場合は、おうちのかたが一緒にいるときにやりましょう。また実験で使った食べ物などは絶対に食べないでください。塩や石けんなどの身近にあるものでも、実は目や口に入ったらすごくキケンなので、実験が終わったらおうちのかたと注意をはらいながらキレイに片付けましょう。

観察

ポイント①:毎日つづけよう

観察はとにかく毎日つづけられるかどうかが成功のカギです。毎日同じ時間に記録するというのは、実はとても難しいことですが、すごく重要なことでもあります。「1日忘れちゃったけど、まぁ〜いいや」と言っているうちにそれが習慣になってしまい、結局ほとんど記録をつけなかったという人は非常に多いので、毎日やっても全然大変じゃないくらいのものを選びましょう。

ポイント②:関係のなさそうなことも記録しておく

観察をはじめる前に、どんな内容を毎日記録していくのかを決めておきましょう。ここでのポイントは、「一見関係なさそうなことでも記録しておく」ということです。最初は意味がないと思っていても、こうした情報が実はとんでもない発見につながることもあるので、できるかぎり多くの情報を毎日記録するようにしましょう。

例えば植物の観察なら天気や温度以外にも湿度の情報もあるとおもしろいかもしれません。町の人々の観察なら、曜日や近所のお祭りなどのイベントも一緒に記録しておくようにしましょう。

ポイント③:自分の気分や感想も入れると楽しくなる

観察はその対象だけでなく、自分の心の変化も一緒に記録しておくとおもしろくなります。これは、自分の気分によってものの見え方が変わる可能性があるからです。

植物に小さな芽がでたときでも、気分がいいときは「やったー!芽がでました!」と大発見のように思えますが、イヤなことがあった日は「まだこれしか伸びてません」というふうに思えるでしょう。こうしたことも記録しておくだけで、すごくおもしろい研究ができあがります。

工作

ポイント①:まずは自分のイメージを絵にしてみる

工作にとりかかる前に、自分がどんなものを作りたいのかを絵にして起きましょう。「頭のなかでちゃんとイメージできてるから大丈夫」と思っていても、実は絵に描いてみると「ここはもっとこうしたほうがおもしろいな」と想像力がふくらんだり、逆に問題点なども見えてきます。

また、工作をしていると自分が最初に持っていたイメージを忘れてしまうことがよくあります。そんなとき、完成図を絵に描いておけば自分のもともと持っていたイメージを思い出しながら進めていけます。さらに、絵に描いておくことでどんな順番でつくっていけばいいかも想像しやすいという点でも、まずは設計図をつくっておきましょう。

ポイント②:失敗するのは当たり前

工作をしていると、自分が思っていたようにいかないことがありますよね?そんなとき「あー!もうだめだー!」とあきらめてしまいたくなる気持ちもわかりますが、工作に失敗は付きもの。

ボンドがうまく張り付かなかったり、不注意で壊してしまったりすることは当然あります。そのため、工作に必要な材料は余分に買っておくことをオススメします。そうすればすぐに修復に取りかかれるだけでなく「失敗してもいいんだ」という余裕もでてくるので、最初から最後まで楽しく工作に取り組めます。

ポイント③:カッターなどは必ずおうちのかたと一緒に

工作ではカッターナイフやハンマーなどのキケンな道具を扱うこともあります。こうした道具を使うときは、必ずおうちのかたの目に届くところでやるか、一緒にやってもらいましょう。また、ボンドなどはフタを閉め忘れると後片づけがすごく面倒になるので、楽しみながらも、まわりに迷惑をかけないことを考えながらやりましょう。

調査

ポイント①:資料は信頼のできるものを

調査をするときに一番注意したいのが、信頼のできる資料を使うことです。最近では「WEBで見つけてきました」という人も多くいますが、特にWEBは誰が書いた情報なのかがわからないということが非常に多いので、資料を使う際は先生かおうちのかたに確かめてから使いましょう。

ポイント②:疑問はすべてノートに書き出して、詳しい人に聞いてみる

調査をしていると、さまざまな疑問が浮かんできます。そのような疑問は忘れないうちにすべてノートに書いておき、あとで詳しい人に聞いてみましょう。

なかには「変な質問と思われるかもしれない」と恥ずかしがってなかなか質問をできない人もいますが、詳しい人たちはそういった疑問に答えるためにいるのですから、なんでも聞いてみましょう。それに、あなたが疑問に思ったということは、ほかにも同じ疑問を持った人がおそらくいるはずです。その人たちのためにもわからなかったことや疑問に思ったことは積極的に聞いてみましょう。

ポイント③:質問はわかりやすく・具体的に

例えばナンバープレートの種類とその意味を調べる場合、「なんでこのナンバープレートなんですか?」と聞かれるのと「このナンバープレートに書かれてる場所の名前はどんな意味があるんですか?」だと、どちらのほうが詳しい説明が聞けると思いますか?

質問をするとき、あまりに大ざっぱな聞き方をすると、答えるほうもあなたが何を知りたいのかわからなくて困ってしまいます。質問はできるかぎりわかりやすくして、あなたが聞きたいことをピンポイントで聞きましょう。

研究結果をまとめてみよう!

研究が終わったらその結果をまとめましょう!ただ実はここが一番難しいという声も・・・「たくさん研究したから、どうまとめればいいかわからない!」という人のために、研究結果のまとめ方のコツをテーマ別にいくつかご紹介します。

実験

キッカケ:なぜこの実験をやろうと思ったか

調べたかったこと:実験を通じて何を調べたかったのか

仮説:「たぶんこうなると思う」という予想。ハズれていても全然大丈夫です

使った道具:実験に使った道具を紹介。デジカメやスマホのカメラで撮った写真を入れておくとわかりやすい。

実験方法:実際にどのような実験をしたか。これも実験風景をデジカメやスマホのカメラで撮っておいて貼り付けるとわかりやすい。

結果:実験の結果を書く。できればグラフや写真を入れて説明したい。

感想:なぜ仮説と結果がちがったか、どうしたらもっといい実験ができたか、次やるときはどんなことを調べたいかなどを書く。

観察

キッカケ:なぜそれを観察しようと思ったか

調べたかったこと:観察を通じて何を知りたかったか

仮説:「たぶんこうなると思う」という予想。ハズれていても全然大丈夫です

使った道具:使った道具を紹介。植物観察なら、その植物の写真などをデジカメやスマホのカメラで撮っておくとよい。

観察方法:どのように観察したか。毎日何時に観察したか、どのようなデータを記録するかといったルールもここに。

結果:観察の結果を書く。日記のようなカタチにする人が多い。

感想:なぜ仮説と結果がちがったか、観察中にでてきた疑問、次回やるときはどんなことを変えるかなどの感想。

工作

キッカケ:なぜそれを作ろうと思ったか

作りたかったもの:何を作ろうと思ったか。事前に描いた絵をここに入れるとよい。

使った道具:使った道具を紹介。写真をデジカメやスマホのカメラで撮っておくとよい。

作り方:ほかの人たちが同じものを作れるように、作り方の手順をひとつひとつ書く。これも作業中に写真を撮っておくとわかりやすいうえに、まとめるのが簡単

感想:特にむずかしかったところや、次は何を作りたいかなど

調査

キッカケ:なぜそれを調査しようと思ったか

調べたかったこと:何を調べたかったか

使った資料:調べた資料を紹介。博物館などへいった場合はそれも含める

調査方法:どのように調査したか。インタビューなどをした場合は、その人の写真を撮っておく

結果:どのようなことがわかったかを自分なりにまとめる。

感想:調査の結果わかったことからさらにどんな疑問が生まれたか、何か自分の考え方が変わったか、次は何を調査したいかなど

いかがでしたか?これで自由研究の進め方がわかったら、あとは自分でテーマを決めてやってみるだけ!普段の学校の勉強とはちがい、自由研究はみんなが楽しく学ぶためのものですから、自分がやりたいことをとことん研究しましょう!

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