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中学生の保護者必見…もう迷わない!自由研究の楽しい進め方

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自由研究は文字通り「自由に研究していい」ものだからこそ、悩んでしまうものですよね。そこでここでは、テーマ決めから方法まで、中学生におすすめの自由研究のアイデアをご紹介します!

好きなことからネタ探し!教科から自由研究のテーマを決めよう

自分の好きな教科から考えてみるとテーマをしぼり込みやすいものです。理科系・社会系・ものづくりなど、まずは自分の好きなことや興味のあることから考えてみましょう。

1.理科系

動物や植物、科学実験・天体など、理科系のテーマは自由研究の王道ですね。理科系のテーマには、バリエーションもたくさんあります。

(1)生き物や植物が好き(生物系)

生き物や植物が好きなら、観察や実験、探索などがおすすめです。単純な観察では中学生らしさが足りないので、対象をしぼって比較したり、条件を変えて実験したりするのがおすすめです。

【例】林のつる植物を調べよう

<準備するもの>

・デジタルカメラやスケッチブックなど記録できる道具

・図鑑(持ち運びができるサイズのもの)

<手順>

1.林で数種類のつる植物を見つける

2.植物の名前や見つけた場所、葉やつるの特徴をメモする

3.比較ができるような形でまとめる

<ポイント>

単に林で見つけた植物をまとめるのではなく、「つる植物」に限定して比較しているのが中学生らしいポイントといえます。その他、シダ植物やコケなどに焦点をあててみるのもおもしろいですね。

(2)実験が好き(化学・物理・生物系)

実験が好きなら、酸・アルカリなどの化学系、電気やものの動きなどの物理系、植物の発芽や光合成などの生物系というように、さまざまなテーマが選べます。その中で、興味のある分野をしぼり込みましょう。

【例】バナナの日焼け実験

<準備するもの>

・バナナ

・紫外線をカットできそうなもの(アルミニウム箔・紙・布・セロハンテープ・日焼け止めなど)

<手順>

1.バナナを日光にあて、あてる時間による変化を見る。すぐには変色しないので、1~2日程度置いておく

2.バナナにいろいろなものを巻いて、それぞれ3時間日光にあて、巻いた部分の色の変化を見る(日焼け止めは直接塗らず、セロハンテープに塗って巻く。比較するためにセロハンテープだけを巻いた部分も作る)

<ポイント>

条件を変えて比較する実験の王道ともいえるものです。日焼けの原因である紫外線の、人体への影響も調べ、考察してみるとよいでしょう。

(3)天体や大地が好き(地学系)

天体観測や地層・火山・地震など地学系に興味があるなら、実際に野山に出かけて調査ができるとよいですが、それができなくても、図書館にある資料で調べたり博物館などを見学したりすることで、十分調査ができるでしょう。

2.社会系

歴史や地理が好き、社会の仕組みに興味がある場合、資料や文献で調べたり、史跡や施設などを訪れたりするのがおすすめです。その際、独自のテーマを設定するといいですね。例えば、平安時代に興味があるなら平安時代のおしゃれについて調べてみるとか、福祉に興味があるなら、障がい者のための便利グッズをまとめてみるとか。切り口を自分独自のものに設定するだけで、ユニークな自由研究となります。

【例】○○年表を作ろう

<準備するもの>

・インターネットなどの資料(調べる取っ掛かりになるもの)

・書籍などの資料(拠出がはっきりしていて信ぴょう性の高いもの) など

<手順>

1.テーマを決め、インターネットを使って大まかな情報を得る

2.インターネットでの情報をもとに、図書館で書籍を調べたり、資料館など関連の施設を見学したりしてまとめる

<ポイント>

教科書に載っているようなよくある歴史年表ではなく、他にはないオリジナルのテーマを設定するのがポイントです。例えば「○○城の年表」というテーマなら、いつ、誰によってできた城なのか、その城でどんな人々がどんな暮らしをしていたのか、どんな事件があったのか、今はどうなっているのかなどを具体的にまとめるとよいでしょう。

3.ものづくり

自分でものを作るのが好きなら、製作物を自由研究とすることもできます。その際、ただ作るだけではなく、歴史的な背景や環境問題、科学的な理論を盛り込んだりすると中学生らしい自由研究になります。

【例】エコバッグを作ろう

<準備するもの>

・布やひも・ボタン

・ミシン・裁縫道具 など

<手順>

1.エコバッグに必要な機能を考える

2.エコバッグのデザインを考える

3.製作する(段階ごとに写真で記録しておくとよいでしょう)

4.作り方や工夫した点、制作物についての情報をレポートにまとめる

<ポイント>

エコバッグの機能について考えながら制作するのがポイントです。折りたたみやすさや、どんな大きさのものが使いやすいのかなど、機能性を考えて製作してみましょう。さらに、世の中で普及しているエコバッグにはどんなものがあるのかや、いつからどのように普及してきたのかなどを調べてみるのもよいでしょう。

どのくらい時間をかける?中学生にぴったりの自由研究を選ぼう!

部活に旅行にと予定もいっぱいの夏休み。どのくらい時間をかけるのかも重要なポイントですね。

せっかくの夏休み、じっくり時間をかけて研究したい

「せっかくの長い休みだから時間をかけてじっくり取り組みたい」という場合は、植物の観察や星・雲など空の変化の観察、歴史を調査してまとめるものなどがおすすめです。手の込んだ工作などもいいですね。

【例】おいしいプチトマトを育てよう

<準備するもの>

・プランタ

・土

・プチトマトの苗

・肥料 など

<手順>

1.おいしいプチトマトの育て方を調べる(ただ育てるのではなく、「おいしい」実がなる秘訣を調査しましょう!)

2.一方のプランタには特に工夫をせず普通に苗を植え、もう一方のプランタには調べた育て方にしたがって植え、育てる

3.両方のプランタの育つ様子を観察し、記録する

<ポイント>

植物は理科系ですが、その栽培については技術の教科書に載っています。プチトマトは育てやすく肥料などを与えなくてもそれなりに育つため、初心者が育てるのに適しています。実ができたら、味も比較してみましょう。途中経過も写真やスケッチで記録しておくことを忘れずに。

あまり時間をかけたくない…簡単にできる研究にチャレンジ

夏休みは他にもやりたいことがたくさんあるから、とにかく時間はかけたくない。そんなお子さまには、身近にあるものを使って簡単にできる実験をおすすめしましょう。

【例】氷の保冷実験

<準備するもの>

・氷(同じ大きさのものを複数)

・ハンカチ・アルミニウム箔・ダンボール・セロハンテープ・緩衝材・発泡スチロールなど、保冷に効果のありそうなもの

<手順>

1.氷をいろいろなもので包み、溶け方を比較する(比較対象として、何も包まない氷も用意する)

2.結果をまとめ、保冷に適している素材を考える

<ポイント>

どうして保冷力が高かったのか・低かったのかについて、素材の特性などを調べて記載すると、よりよいレポートになるでしょう。

しまった!夏休みもあと少し…1日で終わる研究がしたい

まとめまでを1日で終わらせたいのなら、インターネットだけで調べられるような研究がおすすめです。例えば、世界の遺跡マップを作ってみるとか、タバコの害についてまとめるとか、ロケット打ち上げの年表を作ってみるとか。どこかの企業がある程度まとめて公開してくれているようなテーマなら、さらに簡単にできるでしょう。その際もちろん、丸写しではいけません。自分の考えや感想をしっかり書くようにしましょう。

【例】薬の正しい飲み方を調べよう

<準備するもの>

・インターネットの情報(製薬会社のサイトなどを見ると信ぴょう性の高い情報が得られます)

・家にある薬のパッケージや説明書 など

<手順>

1.薬の飲み方について調べる(いつ飲むのか、何で飲むのかなど)

2.薬に影響のある食べ物や飲み物を調べる

3.薬を飲む時に気をつけることをまとめる

<ポイント>

拠出のはっきりした資料がインターネットで簡単に集められることと、薬や身体をテーマにした自由研究ということで、多くの人にとって関わり深いテーマであることがポイントです。「身近で、意外と知らないけど誰もが知っておくべき」テーマは、短時間で終わらせたい自由研究にはぴったりです。

どうやってまとめるの?中学生向け自由研究レポートの書き方

自由研究のまとめ方には、大きく分けると

・模造紙など大きな紙1枚にまとめる

・レポート用紙やノートなどを使って冊子にする

・スクラップブックなど、アルバム形式にする

の3つがあります。

中学生の場合には大きな紙はあまり使わず、冊子やアルバム形式でまとめることが多いものです。中でも最も一般的な、レポート用紙を使ってまとめる方法をご紹介しましょう。

1.何を書けばいいの?

レポート用紙にまとめる際には、

(1)表紙(タイトル・氏名など)

(2)動機

(3)調べたこと(理論・予想)

(4)実際にやったこと(準備・手順・結果)

(5)考察

(6)まとめ・感想

を柱に考えます。柱ごとにきちんと分けて書くことで、起承転結のある分かりやすいレポートになります。

(1)表紙

表紙は意外と重要です。本屋さんで本を手に取ることを考えるとイメージしやすいですが、表紙が目を引くかどうかは、タイトルと装丁にかかっています。そのために、まずは誰にとっても分かりやすいタイトルをつけることが大切です。短い主題と、内容が具体的にイメージしやすい副題をつけましょう。例えば「おいしいトマトを作ろう! ~肥料による育ち方の比較実験~」のように、主題は短く興味を引く感じ、副題は内容を端的に表す感じでつけるのがベストです。また、表紙はカラーペンを使ったりイラストや写真を配したりすると、より一層見栄えがよくなります。

(2)動機

無視してしまいがちな部分ですが、自由研究では動機がとても大切です。自分がその研究に取り組んだ理由や興味を持った理由を素直に書いてみましょう。動機がはっきりと意識されているからこそ、よりやりがいを持って楽しく取り組めますし、内容も充実したものになるのです。

(3)調べたこと(理論・予想)

中学生の自由研究では、もともと知っていた知識から結果がある程度予想できていることも多いものです。化学・物理系の実験であれば、「理論的にこうなるはず」というはっきりした予想があるかもしれません。そういった、研究に取り組む前の自分の考えを「仮説」として書いておくとさらによいでしょう。最後に結果と照らし合わせてみましょう。

(4)実際にやったこと(準備・手順・結果)

絶対にはずせないのは、この部分ですね。大まかにいうと「準備・手順・結果」を書きます。写真やスケッチを入れることで、より分かりやすくなるでしょう。観察の場合には日時を入れることも忘れずに。工作の場合には完成品だけではなく制作過程もしっかりと書きましょう。

(5)考察

評価の分かれ目となる部分です。結果はあくまでただの事実なので、それだけでは不十分です。その結果を見て何が分かったのか、どんなことがいえるのかといった考察を加えましょう。予想通りだったのか、予想とは違っていたのか、違っていたのならなぜ違っていたのか、理由も考えてみましょう。

(6)まとめ・感想

考察はあくまで客観的に研究の内容について書くものですが、最後のまとめには自分の感想も入れましょう。研究で分かったことをふまえて、その知識をこれから生活の中でどのように活かしていきたいかや、これからさらにどんなことを知りたいかなどを書くとよいでしょう。

2.画像やイラストを効果的に入れてみよう

画像やイラストを入れることで、より読者に研究の様子が伝わりやすいレポートができあがります。多すぎると重要な部分が目立たなくなってしまうことがあるので、厳選して入れるのがポイントです。文章だけでは伝わりにくいところを中心に、写真やスケッチを配置してみましょう。

以上、中学生におすすめの自由研究について、ご紹介しました。簡単に取り組めるものが意外にたくさんあることにお気付きいただけたかと思います。小学生時代とは違い、部活などで忙しいお子さまも多いでしょう。お子さまに合った自由研究を見つけて、一緒に楽しみながら効率よく取り組んでみてください。そして、結果をまとめる時には便利な「自由研究まとめシート」を活用してみましょう!

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