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思い切り楽しもう!小学4年生、5年生、6年向け自由研究のススメ

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小学校中学年以降になると、子どもの個性が際立ち、向き不向きもはっきり分かるようになります。自分にとっての「楽しい・楽しくない」を子ども自身が自覚し、楽しいことには驚くほどの集中力・観察力を見せてくれる年代です。

そんな時期の夏休みの自由研究は、子どもの学習意欲をぐっと伸ばすチャンス!せっかくの夏休み、子どもにとって自由研究を「イヤイヤ片付ける宿題」ではなく、「思い切り楽しめるもの」にしてあげませんか?

【1】自由研究のテーマを探してみよう

自由研究で最初につまずきやすいのが「テーマ選び」です。あまり難しくなくて、それほど時間もかからず、おもしろそうで、見栄えのいいもの…と考えがちですが、悩み始めるとキリがなくなってきますね。

お子さまの好きな教科で何ができるか考えてみよう!

テーマ選びでまずおすすめしたいのは、お子さま自身が好きな教科を選び、「どこが好きなのか」を整理してみることです。

考えの整理には保護者の手助けが必要かもしれません。各教科の好きなところや苦手なところを聞き、書き出しながらまとめていきましょう。こうしてお子さまの好みや適性をはっきりと知ることが、テーマ選びの第一歩です。

出かけてみよう!遊べて学べる博物館やイベントでネタ探し

夏休みのレジャーには、遊びながら学ぶ機会がいっぱいです。キャンプであれば炭での火起こし、博物館であれば太古の歴史など、楽しみながら新しい知識を吸収するチャンスにあふれています。

さらに、夏休みに各地で開催される子ども向けのイベントは、体験がそのまま自由研究になるような企画も豊富です。お子さまと一緒に「どこに行こうか?」とパンフレットを見比べながら、ついでにネタ探しをしてみるのもよいでしょう。

【2】小学4年生におすすめの自由研究はこれだ!

4年生は、ハーフ成人式といわれる10歳をむかえ、社会や世界への興味がうまれ始めている頃です。また、何かにつけて親に「○○しなさい」といわれることには反発を覚え始める時期でもあります。ですから無理強いはせず、好奇心を伸ばしてあげましょう!

理科

・昆虫採集、植物採集

昆虫や植物が好きなお子さまならば、楽しんでできる自由研究の代表格です。美しく標本化して、採取した時期や場所、形状や大きさ、色などで分類してみましょう。思わぬ関連性が見つかることもあります。

・家族や親戚の血液型調査

性格占いなどに使われることの多い血液型ですが、実は純粋な遺伝の法則に従っています。自分や兄弟姉妹の血液型からさかのぼって、ご両親やその兄弟姉妹、祖父母の血液型を調べてみませんか?「メンデルの遺伝法則」を勉強するのは中学校に入ってからですが、この調査を通じて学ぶこともできるでしょう。

社会

・街の「気になる」を調査

社会学や民俗学・考古学を支えるのは「フィールドワーク」です。研究する場所を実際に訪れ、小さな疑問や気付きを周辺への聞き込みや図書館・インターネット検索などで調べ、レポートにまとめてみましょう。意外な歴史を学ぶこともできるでしょう。例えば、「どうしてこの道だけ大きくカーブしているんだろう?」と思って調べてみると、大昔の埋立地の境界線であったり、都市開発がなされた時期が大きく違っていたりします。

・駅マップ作り

電車が好きなお子さまであれば、駅や路線について調べてみてはいかがでしょうか。例えば、「長いエスカレーターのある駅」「トイレが綺麗な駅」「電車が発車する時のメロディー」など、駅や電車についてのちょっと細かい知識をテーマ別に調査してみるのです。さまざまな駅に足を運んで調査することで達成感もうまれます。そして、手作りの駅マップを完成させましょう。

図工

・ダンボールや発泡スチロールを使った工作

カッターナイフやニクロムヒーターなど、少々危ないと思われる道具を使っての工作も、10歳を過ぎればほぼ使いこなせるようになっているでしょう。市販の工作キットもおすすめですが、本やインターネットで入手できるペーパークラフトやダンボールクラフトの設計図を使用して自作するのもよいでしょう。材料選びや道具探しから始めるため「1から作る」醍醐味があります。

・デコパージュ・ポーセラーツ

布や木・ガラスなどに、専用の糊で薄い布やペーパーナプキンを貼り付けてデコレーションするのが「デコパージュ」です。100円ショップでほとんどの材料が揃うこと、シンプルなガラスビンなどを簡単にアレンジできることから、大人の女性にも人気です。お子さまでも楽しんで取り組めるでしょう。また、デコパージュと似ているのが白い陶器に専用のシートを切り貼りしてデコレーションし、専用の釜で焼き付けてオリジナルの食器を作る「ポーセラーツ」です。全国に教室があるので、もし近くで体験イベントがあれば、お子さまと一緒に参加してみてはいかがでしょうか。

【3】楽しく学べる!小学5年生向けの自由研究

小学校高学年になると、手先の器用さも大人並みになりますね。少々難しい課題も、本人の興味次第でぐんとクオリティが上がるものです!

理科

・ロボット作り

小学生でも作れる、はんだごてを使わないロボットキットがあります。組み立て説明書をじっくりと読み、ヤスリがけやネジ止めなどの細かい作業を丁寧にこなせば1日程度で完成します。完成後はロボットの仕組みや役割、実際にどのような場所でロボットが使われているかなどをまとめてみるとよいでしょう。

・天体観測

本や図鑑で読んで知っているつもりでも、実際に体験する機会になかなか恵まれないのが「天体」です。家庭用の天体望遠鏡で月を観測したり、野山で満点の星空を観たりするなど、「本物を目で観る」機会を作ってみませんか?望遠鏡は子ども向けの安価なものではなく、大人が使うような本格的なものを与えてもよいでしょう。本格的なものを使うからこそ、興味の幅も学びの幅も一段と広がっていくことがあります。

社会

・世界の国旗調べ

国旗のデザインには国の歴史が凝縮されています。日本やアメリカなど馴染み深いデザインの国旗はもちろん、日頃見かけない国旗にも注目してみましょう。オリンピックなどで世界のニュースに触れる機会の多い夏休みに、地理の勉強にもなりますね。欧州に多い3色旗の意味や、武器や動物のモチーフが描かれている意味…など、さまざまな点からの調査が可能です。国旗はとても数が多いので、まずはお子さま自身が「行ってみたい国」「国旗のデザインがかっこいいと思った国」などをいくつかピックアップして調べてみるとよいでしょう。

・農業体験

きゅうりやなす・とうもろこしなどは夏が収穫シーズンです。自分が普段家で食べている野菜がどのように作られているのかを実際に体験し、その時感じたことや使った道具、服装の注意点などをレポートにまとめてみましょう。例えば、「疲れた」「手が痛い」などという素直な声も重要な感想です。不便だと思ったことをどうすれば解決できるか、お子さまの自由な発想で考えてもらいましょう。

図工

・仕事体験

陶芸などのワークショップは、多くが小学校高学年以降をターゲットにしています。子ども向けではない、大人向けの仕事に挑戦するチャンスです。大人向けということもあり、お子さまとっても一段とやりがいのある作業になるでしょう。

・GIFアニメ・トリック動画撮影

アニメやドラマが好きなお子さまにおすすめしたいのが、GIFアニメやトリック動画などの制作です。制作のためのツールはスマホのアプリにもあります。思わず笑ってしまうようなユニークな画像を作ってみましょう。

家庭科

・手作り調味料

ドレッシングやマヨネーズ・バターなど、普段はお店で買っている調味料は、実は手作りすることができます。レシピを調べ、作って食べてみましょう。意外に簡単に作れるうえに手作りのほうが美味しかった、市販品のほうが安くて美味しい…など、お子さまの正直な感想を作り方や写真とともにまとめてみましょう。

・レジンアクセサリー

紫外線硬化樹脂を使用したオリジナルアクセサリー作りが人気です。大人の女性がアクセサリー作りに使うこともあります。レジンには大きく分けて「1液レジン」「2液レジン」「UVレジン」の3種類があり、それぞれ硬化方法や仕上がりに個性があります。色々なレジンで好きなものを作ってみましょう。おしゃれに興味津々の女のお子さまにはピッタリの工作ですね。

【4】みんなに差をつけたい!小学6年生におすすめの自由研究

来年からは中学生です。小学生最後の自由研究は、大人顔負けの作品を仕上げたいものですね!

理科

・ペットボトルロケット

ポンプや羽などがそろった、ペットボトルロケットのキットがあります。一番遠くまで飛ぶ水の量や角度、その時の飛距離などを調べてみましょう。研究をするうえで基本的な認識のひとつでもある「計測には誤差がつきもの」ということを実感することもできるでしょう。

・プログラミング

「熱中するのはゲームばかり…この集中力を他に活かしてくれればいいのに…」と思ってしまうような、ゲーム好きのお子さまにおすすめしたいのが今話題の「プログラミング」です。数年後から義務教育でのプログラミング授業が必修化されることから、都市部を中心に、プログラミングやロボット操作のワークショップは増えています。半日~1日で完成するものから1週間ほど集中して作りこみを行う本格的なものまで多種多様なので、お子さまの興味に合わせて選んでみてください。

社会

・好きなもの徹底調査

ある小学6年生の自由研究「文房具図鑑」が話題になったのは2015年のことでした。ペン・消しゴム・糊など、自分の好きな文房具130種類を手描きで100ページにわたってまとめたレポートで、実際に使った感想も添えて紹介されています。プロ顔負けの質の高さが大きな反響を呼び、書籍化までされました。このように、お子さまの「好き」を徹底的に伸ばしてあげるような研究も、小学生時代の集大成の研究としてよいのではないでしょうか。

・プロジェクトマネジメント

大人になって仕事をするうえで重要なのは「作る」能力だけではありません。リーダーや管理職に求められるのは、周囲と協力し、計画を管理する「マネジメント」能力です。パソコンやスマホを使って、家事や宿題、友人と共同で進める計画の進捗管理などをレポート化してみましょう。大人もびっくりの機能的なレポートが出来上がるかもしれません!中学校入学後の部活動の運営にも応用できるかもしれませんね。

図工

・木工

木材を使って、椅子や机・本棚などを作ってみてはいかがでしょう?自分でデザインして木材を切るところから挑戦すると、やりがいもひとしおです。完成後の置き場に困る場合は「ミニチュア家具」の制作もおすすめです。

・3Dプリンター体験

玩具から実用品、医療品など幅広い業界で利用されている「3Dプリンター」が、ワークショップやクラフトカフェなどで体験できます。パソコンで3次元の画像を操作して立体映像を作り、そのデータをプリンターに転送すると、データ通りの部品が作られます。部品の完成後、削る・磨く・組み立てるなどの二次加工をすれば、完全オリジナルの作品の完成です。

家庭科

・ペットボトルカバー作り

裁縫好きのお子さまにおすすめしたいのが、夏のお出かけの必需品でもあるペットボトルのカバー作りです。好きな生地を使って保冷カバーを作ってみましょう。布地の素材や色を変えて、複数のカバーを作ってみるのもおすすめです。それぞれのカバーをかぶせたペットボトルに氷水を入れて一定時間ごとに温度を計り、保冷性能を比べてみるとさらにおもしろいでしょう。

・パッチワーク・刺しゅう

黙々と作業したいお子さまには、集中力と根気がものをいうパッチワークや刺しゅうをおすすめします。時間はかかるものの、完成した時の達成感は格別です。

以上、小学校中学年から高学年のお子さまにおすすめの自由研究について、ご紹介しました。また、実験が終わったら結果をまとめるのに便利な「自由研究まとめシート」を活用して上手にまとめてみましょう。

できることも興味の方向性も広がってくるお子さま一人ひとりの好みや適性などをふまえて、ピッタリの自由研究に取り組んでくださいね!

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