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もう悩まない!自由研究「題名のつけかた」

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自由研究の題名なんてどうでもいいと思っていませんか?確かに重要なのは中身!題名はそっちのけ…、と考えてしまうかもしれませんね。

でも、ちょっと待って!題名がつまらないと、肝心の中身を見てもらえないかもしれないのです。せっかくがんばって取り組んだ自由研究。題名で損をしてはもったいないですよ!題名にも、ひと工夫してみませんか?

そこでここでは、どのような題名がよいのか、具体例を出しながら読み手を惹きつける効果的な題名のつけかたについて、詳しくご紹介します。

【1】題名は自由研究の「顔」!しっかり考えよう

みなさんは、たくさんある本や映画・ドラマなどを選択する時、その題名やタイトルでまず決めることが多くありませんか?それは、タイトルを見ただけで、何となくこれは面白そう・つまらなそうなどと無意識に判断しているからだと思います。

自由研究においても同じです。自由研究の題名は、研究内容を最も分かりやすい言葉で短く魅力的に言いあらわす、いわば自由研究の「顔」なのです!

なぜ自由研究の題名は必要なの?

たくさんの自由研究が掲示されていたら、まず目につくのは題名です。パッと見て興味が持てないと思われてしまえば、中身まで読んでもらえることは少ないでしょう。だからこそ題名はとても重要なのです。しっかり考えて決めましょう!

ただし、はじめから題名で悩んでしまっては肝心の研究が進みませんので、最初は仮の題名をついておいて、研究が進んでから、あるいは研究が終わってから最後に、あらためてじっくり考えてみるとよいでしょう。

どんな題名をつけたらいいの?

ひと目見ただけで、何がテーマでどのような研究をしたかが分かるような題名がベストです。かといって、安易に「セミの観察」とか「豊臣秀吉について」などというタイトルをつけるのでは、研究のテーマはひと目で分かるものの、個性や特徴がまったく伝わってきませんよね。これでは読み手に興味や面白みを感じてもらえない可能性があります。

どうやって題名を考えればいいの?

では、どのような題名を考えればいいのでしょうか。一般によい題名とされているのは、次のような題名といわれています。

・面白い題名

・気になる題名・印象に残る題名・興味をひく題名・驚かせる題名

これらをふまえて、例えば、先ほど例にあげた題名を書き換えてみましょう。

例1:「セミの観察」⇒「セミの不思議」

例2:「豊臣秀吉について」⇒「踊る!秀吉御殿」

いかがでしょうか。同じ「セミの観察」を自由研究のテーマに選んでも、題名をただ「観察」から「不思議」に変えただけなのに、セミの何が不思議なのか、ぐっと興味がわきませんか?

同様に、「豊臣秀吉について」も、人気番組のタイトルをパロディ化して「踊る!秀吉御殿」とすることで、秀吉のことを研究したと分かるだけではなく、そのお茶目な性格や豪華絢爛な様子までもが伝わってきて、楽しくインパクトのある題名となっています。

【2】ヒントがたくさん!?題名を「研究」してみよう

題名の考え方は分かったけれど、どうもイメージがわかないかも…という場合にも、悩む必要はありません。ヒントはいたるところにあるんです!

身近な題名にはヒントがいっぱい!

興味をひくユニークな題名がよいということは分かっていても、気のきいた言葉を考えるのはなかなか難しいもの。でも大丈夫です。実は身のまわりにも、優れたお手本がたくさんあるんです!さっそく探してみましょう。

・本の題名や目次をチェック!

本の題名は読者に手に取ってもらうために、とてもよく練られたものが多いです。これを参考として、どんな題名が読みたくなるか、またどんな魅力的な言葉が使われているか、ご家庭はもちろん図書館などで探してみてください。また、内容を読んでからあらためてタイトルを見ると、どうしてこの題名をつけたのかもよく分かるものです。

・映画やドラマ・テレビ番組の題名をチェック!

本と同様、映画やドラマ・テレビ番組の題名も大変参考になります。新聞などのテレビ番組欄などで、視聴者にひと目で「これが見たい!」と思わせるような題名でなければ、せっかく内容が素晴らしいものでも中身を観てもらえないかもしれないのです。ですからこれらも本と同様、よく練られた題名のものが多くあります。その時代に沿った新しい言葉づかいを取り入れたものも多いので、本以上にユニークなものがたくさんあるでしょう。先ほどご紹介した「踊る!秀吉御殿」のように、有名なテレビ番組の題名をパロディ化するのもよいですね。面白く、インパクトある題名になりますよ。

・インターネットニュースの見出しをチェック!

最近は、テレビはあまり観ないけれどインターネットはよく閲覧するというご家庭も多いようです。ニュースサイトの一覧を見ると、たくさんの見出しが出てくると思います。ニュースサイトの一覧上では表示させる見出しの文字数が限られているため、その見出しはニュースの内容を実に要領よくまとめたものとなっており、読み手を一瞬にして惹きつけるための工夫もされているものです。もちろん、ニュースですからお堅い印象ものも多いですが、数も多くジャンルも幅広いので、きっと参考になる言葉が見つかると思いますよ。

このように、本や映画・ドラマやテレビ番組の題名・インターネットニュースの見出しなどは、一見単純そうに見えても、実はどれも経験豊富な専門家たちがアイデアを練り、意見を出し合って考えられているものです。要点がまとまっていて分かりやすく、読み手の興味をひくものが多いため、自由研究の題名を考える際にも、大変参考になるでしょう。

題名を引き立たせるキーワードとは?

本やテレビ・インターネットなどを参考にすると、題名としてよく出てくるキーワードがあります。題名に困ったら、そういった言葉を入れてみるのもひとつの手段です。具体的にどのような言葉なのか、以下に例をご紹介します。

・秘密

・真実

・魔法

・驚異

・不思議

・隠された

・明らかにする

・方法

・初めて

・伝説

・知らなかった

・なぜ

これらの言葉を使い、さらに「!」や「?」などの記号を入れたりするとよいでしょう。例えば、これをふまえて「音の伝わりかた」という題名を変えてみると、

例3:「知らなかった!音が伝わる秘密とは?」

となります。どうでしょうか。まったく同じ内容でも、どちらを読んでみたいかは一目瞭然ですよね。

【3】自由研究の題名で「ワンランク上を目指す!」

題名のつけかたが分かったところで、サブタイトルのつけかたや見出し、さらにレイアウトのことなど、自由研究をワンランクアップさせるテクニックをご紹介します!

サブタイトルも考えてみよう!

本やレポートなどの題名には、サブタイトルがついているものもよく見かけますよね。サブタイトルとは題名を補足する副題のことで、読み手に注目してほしい内容を短くまとめたものです。分かりやすいサブタイトルがあることで、「何だろう?」と興味をひくことができ、注目度も高まること間違いなしです。

それでは、具体的にサブタイトルをつけていきましょう。最も分かりやすいのは、「題名(大まかなタイトル)+サブタイトル(実際の研究内容)」という形です。

例4:「樹液や明かりに集まる虫たち ~昼と夜のナンバーワンはだれ!?~」

例5:「世界の小さな国々 ~大田区より小さな国々の暮らしとは?~」

いかがでしょうか。こうして例を見ると、サブタイトルがあることの効果を実感していただけるのではないでしょうか?

見出しも考えてみよう!

題名の次に大切になってくるのが、見出しです。これは内容を段落ごとにまとめた小さな題名(ミニタイトル)のようなもので、研究レポート全体を見やすく、より分かりやすくしてくれます。

一般的な自由研究は、次のような項目をそのまま見出しにしています。

1.研究のきっかけ・目的

2.調べたいこと・予想

3.調べる方法(用意したもの含む)

4.調べた結果・観察の記録

5.分かったこと・反省したこと(これからやってみたいこと)

6.参考にしたもの

以上の項目をそのまま見出しにしてももちろんよいのですが、上記4.「調べた結果・観察の記録」の中に、さらに内容が分かりやすい小見出し(見出しの中の小さな見出し)を入れてみると、より興味をひく魅力的なレポートになるでしょう。

なお、小見出しには先ほどの題名の部分で紹介したキーワードも使えますし、他にも、次のような言葉もよく使われています。

・とは?

・って何?

・比較

・ランキング

例えば、先ほどの例4の「樹液や明かりに集まる虫たち ~昼と夜のナンバーワンはだれ!?~」の研究なら、次のような小さな項目に分けます。

例6:調べた結果・観察の記録

―樹液とは?

―なぜ虫は明かりに集まるの?

―昼に集まる虫ナンバーワンはこれだ!

―夜に集まる虫ランキングとその不思議!

いかがですか。このように分かりやすい小見出しをつけると、より面白そうだな・読んでみたいなという気持ちになりますよね。

レポートには見やすく書こう!

研究の内容はもちろん、題名やサブタイトル、見出し・小見出しまで完璧にできたのに、研究レポート全体が見づらく読みにくいものになってしまっていては、非常にもったいないです!これまでの工夫を台無しにしないためにも、全体のレイアウトやデザインも見直してみましょう。これも自由研究を成功させる重要なポイントです。

模造紙なのかレポート用紙なのかによっても違ってきますが、大まかな点はだいたい同じです。タイトル・サブタイトルを一番上に目立つように書き、先ほどご紹介した見出し1~6の順に書いていきます。その際、カラーペンを使用したり、写真やイラスト、表やグラフなどを効果的に入れたりしながら、分かりやすく楽しい仕上がりになるようにします。

・写真

写真があると、読み手に分かりやすく説得力も増します。ただし、人物やお店などは勝手に写真を撮ったり、レポートに掲載したりしてはいけません。きちんと許可をもらってから撮影・掲載するようにしましょう。

・イラスト

観察記録をはじめ、文字で説明するだけでは伝わりにくい内容はイラストを入れて説明しましょう。内容が分かりやすくなるだけではなく、楽しくやわらかい印象になりますし、自作のイラストなら、自分らしさやがんばり度のアピールにもなって好印象ですよ。

・表やグラフ

調べたことを文字だけで長々と書くよりも、表やグラフにしてまとめると、ぐっと見やすくなります。調査結果も一目瞭然です。棒グラフや円グラフ・折れ線グラフなどを伝えたい内容に合わせて選び、色分けしながら書くとよいでしょう。

・色つけ

題名や見出しはもちろん、目立たせたい部分には色をつけるのが読みやすくするポイントです。文字に色をつけたり色線で囲んだりして目立たせましょう。ただ、あまりたくさんの色を使いすぎると目がチカチカしてしまい、本当に重要な部分がかえって分かりにくくなってしまいますので、多くても3色程度がよいでしょう。

いかがでしたか?どのような内容の自由研究であっても、題名やまとめかたで、その伝わりかたもずいぶん変わってくることがお分かりいただけたでしょうか。

自由研究は夏休みの宿題のひとつであるとはいえ、何よりまずは、楽しんで取り組むことが一番です。先生や友達など多くの人に楽しんで読んでもらえるよう、自分らしく充実した自由研究レポートを完成させてくださいね!

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