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夏休みも楽しく学ぼう…おすすめ自由研究はこれだ!

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夏休みの宿題の定番・自由研究。「毎年テーマを見つけるのに苦労した思い出がある」という方も多いのではないでしょうか。生活や勉強の中から見つけた「なぜ?」や「不思議」に取り組んでみるのが自由研究テーマ選びの定番ですが、なかなかよいテーマを見つけるのは難しいもの。けれどそんな時こそ、普段目を向ける時間の少ない教科である理科や社会、図工にお子さまの興味を向ける機会と考えてみてはいかがでしょうか。

ここでは、その3科目の代表的なテーマ例をはじめ、大人も一緒に楽しめるテーマや、長いお休みを利用してじっくり取り組める自由研究の例をご紹介していきます。

【1】好きな教科から選んでみよう…おすすめ自由研究の見つけ方

自由研究テーマを選ぶにあたり、特に候補になりそうな科目は「理科」「社会」「図工」の3科目です。具体的には次のようなテーマがあります。

「理科系か文科系か」「アウトドア派かインドア派か」「短期間で終わらせたいのかじっくり取り組みたいのか」など、お子さまの性格やタイプによって、最適なテーマを選んでみてくださいね。

理科(小学生・中学生)

・小学生向け:塩の結晶を取り出してみよう

濃い食塩水から塩の結晶を取り出してみましょう。数時間ごとに観察して記録にまとめる必要があるので、じっくり取り組みたいお子さまに向いています。日向と日陰の違いを調べたり、結晶をスケッチしたりもしてみましょう。

<用意するもの>

食塩・コップ・水・おわん(中が黒いもの)・ルーペ・スケッチブック

<方法>

1.コップに水を入れ、溶けなくなるまで食塩を溶かす(この時の水と食塩の量は記録しておく)

2.おわんに食塩水を移し、しばらく置いておくと食塩の結晶ができるので、数時間ごとに観察して、結晶の大きさを記録する

3.置いた場所(温度・湿度・日当たりなど)による違いを観察する

・中学生向け:野菜のDNAを取り出してみよう

生物に興味のあるお子さまなら楽しくできる実験です。洗剤は除菌効果のあるものではないほうがうまくいきやすいです。またDNAは非常に壊れやすいので、扱いには注意してください。

<用意するもの>

水・中性洗剤・食塩・ブロッコリーやタマネギなどの野菜数種類・エタノール(薬局で売られているものでOK)・すり鉢とすりこぎ・計量カップ・計量スプーン・茶こし・透明なカップ数個

<方法>

1.200mlの水に食塩小さじ1.5杯・洗剤小さじ1杯を入れ、水を加えてかき混ぜる

2.ブロッコリーをすり鉢とすりこぎで潰してカップに移し、1.を大さじ2杯加え、1度軽くかき混ぜ、5~30分放置する

3.2.を茶こしでこし、抽出液をプラカップに取る

4.別のカップにエタノールを3.の約3倍量用意し、割り箸をつたわらせながら静かに3.に注ぎ、抽出液の上にエタノールの透明な層を作る

5.放置すると、DNAの白い沈殿が浮かび上がってくるので、割り箸などで静かに取り出して観察する

社会(小学生・中学生)

・小学生向け:テレビ番組制作の裏側を体験しよう

例えば、東京渋谷にある「NHKスタジオパーク」は、テレビの番組作りの仕組みを学べるテーマパークです。ニュースキャスターやリポーターになりきってニュース制作を疑似体験したり、映像素材と音楽素材、キャラクターを自由に使ってオリジナル映像が作れたりと、写真やカメラに興味があるお子さまにぴったりです。

・中学生向け:海外の姉妹都市との関係性を調べよう

海外に興味があるお子さまにおすすめです。住んでいる市町村と関係を結んでいる都市(姉妹都市など)について、地形や気候・言語・産業・歴史など、さまざまな側面から調査してまとめてみましょう。住んでいる市町村との共通点や相違点に注目すると、おもしろい研究になります。可能であれば、実際にその国や都市の人に会ってみるといいですね。

図工(小学生・中学生)

・小学生向け:牛乳パックからハガキを作ってみよう

身近な道具を使ってリサイクルを体験できる自由研究の定番です。紙が完成したらハガキの大きさにカットし、実際に切手を貼って郵便に出してみましょう。ミキサーの段階でタマネギの皮や紅茶の葉を混ぜることで、色つきのものも作れます。

<用意するもの>(ハガキ3~4枚分)

牛乳パック1つ・型枠と金あみがセットになったすき枠(ホームセンターで入手可能)・ミキサー・アイロン・タオル・大きめのタライか洗面器

<方法>

1.牛乳パックを切り開いて水洗いし、2~3日水にひたしてから、表裏にそれぞれあるツルツルした部分(ポリエチレン)をはがす

2.残った部分を細かくちぎってミキサーに入れ、水を容器の2/3ほど加え、どろどろになるまでゆっくりとかき混ぜる(パルプ液ができる)

3.2.を水をはったタライや洗面器に入れ、そこにすき枠を入れ、液をすくい上げながらゆっくり揺らして表面を平らにする

4.平らな場所において枠をはずし、裏返して水気をしぼり、金あみをはずす

5.タオルで水気を切り、アイロンでよく乾燥させる

・中学生向け:宇宙食を考える

宇宙食を調べ、さらに自分でも作ってみようという自由研究です。宇宙に興味のあるお子さまや料理の好きなお子さまなら楽しんでできそうな、オリジナリティの高い研究です。

<用意するもの>

市販の宇宙食・オリジナルの宇宙食を作るための食材

<方法>

1.宇宙食について調べ、地球とは違うどのような環境で、どのような性質の食べ物が求められているのかを理解する(バラエティショップなどで販売もされているので、買って実際に食べてみましょう)

2.調べたことや食べた宇宙食を参考に、自分でメニューを考え、実際に作ってみる

3.作り方や食べた感想、宇宙食に必要な条件などをまとめる

【2】大人にも手伝ってもらおう!楽しくできるおすすめ自由研究

大人も子供も楽しめるテーマをご紹介します。子供と一緒に自由研究に取り組んでみてはいかがでしょうか。

お料理だけじゃない!?食べ物を使った自由研究

・食品くずを使って掃除をしてみよう

料理の際に出てくる野菜や果物の皮などの食品くずを使って、家をきれいにしてみましょう。どんな食品がどんな汚れに効果があったかをまとめ、その理由も考えてみるとよいでしょう。

<用意するもの>

レモンの皮・ジャガイモの皮・大根のヘタ・卵の殻・茶殻など、食品関連のくず

<方法>

1.さまざまな食品ゴミで拭き掃除をしてみる

2.何がどんな汚れを落とすのに効果があるのかを調べる(例えば、大根に含まれる「ジアスターゼ」には洗浄・漂白作用があり窓ガラスの掃除に最適。レモンの皮には「クエン酸」が含まれておりシンクやガスレンジについた油汚れを落としてくれる)このように、それぞれの食品くずでどんな清掃効果があったかを、その理由(成分など)とともにまとめる

1日でできちゃうおすすめの自由研究

・アロマキャンドルを作ろう

家にあるもの・コンビ二で売っているものだけで簡単に作れます。火を使う時に保護者がついて気をつけてあげれば、小学校低学年のお子さまでもチャレンジできます。

<用意するもの>

油(サラダ油でOK)・廃油凝固剤・クレヨン・空きビン・アロマオイル・鍋・割り箸・ティッシュペーパー

<方法>

1.鍋に油を入れて80~90度になるまで温める

2.着色のために好きな色のクレヨンを、香りづけのためにアロマオイルを入れる

3.廃油凝固剤を入れて固まらせる(使用法に書かれている分量より少し多めに)

4.ティッシュペーパーを丸めてこよりを作り、割り箸にはさんで、入れ物となるジャムのビンの上に橋を渡すように置く(これが芯になる)

5.ビンに3.を流し入れて、固まったら完成

大人と一緒にチャレンジ!ドライアイスを使った実験をしてみよう

ドライアイスは少量ならケーキ屋さんやスーパーマーケットで生鮮食品の持ち帰りの際などに入手できます。ただし、お店によっては提供していない場合もあるので、確認しましょう。

・迫力満点のドライアイスロケットを作る

<用意するもの>

細かく砕いたドライアイス・小ペットボトル(350ml)・水・ゴム栓・植木鉢・軍手

<方法>

1.軍手をはめ、細かく砕いたドライアイスをペットボトルの中に入れる

2.水を注いでゴム栓でフタをし、植木鉢に下向きに入れて、できるだけ早くその場を離れる

3.ペットボトル内で気化した二酸化炭素がゴム栓を飛ばし、ペットボトルが飛んでいく

ドライアイスの量やペットボトルの大きさを変えて、飛距離を記録するとおもしろいでしょう。

【3】挑戦してみよう!じっくり取り組むおすすめの自由研究

自由研究は短期間で終わらせて他の勉強や遊びにたっぷりと時間を使うのもよいですが、夏休みは大作にじっくりと取り組むチャンスでもあります。お子さまが興味を持っているようなら、普段はなかなか試せない、こんなテーマに取り組んでみるのもおすすめです。

木材を使って工作してみよう

木材の工作は、ホームセンターで購入できる大きめの木材を使った机やキャビネットなどから、100円ショップなどで販売している小さめの木板をうまく組み合わせた貯金箱まで、アイデア次第でどんなものでも作ることができるのが魅力です。一例をご紹介します。

・「コリントゲーム(スマートボール)」ゲーム版を作ろう

<用意するもの>

そうめんの木箱・カッター・くぎ(小さいもの)数十本・糸・ビー玉・のこぎり(小さめのもの)・木材少し(100均で売っている小さなものでOK)・薄めの板・ボンド・輪ゴム

<方法>

1.ビー玉をはじくための棒(角柱)を取り付けるため、木箱の右下側面をビー玉の直径分よりやや大きいぐらい削る

2.1.の隣に1cm幅程度に切った木材をボンドで貼り付け、ビー玉の通り道を作る

3.1.の部分に1.の幅に合わせたサイズの角柱をはめ込む

4.側面・2.・角柱に、くぎを同じ高さに打ち、輪ゴムを引っ掛けて、ビー玉を送り出すための仕掛けを作る(角柱を引っ張って手を離すとビー玉がはじき出される仕掛け)

5.紙に縦横2.5cmのマス目を書き、木箱の底に敷く

6.マス目の交点にピンとなるくぎを打っていく(底板や側面の板が薄すぎる場合は、薄めの板を張り合わせて補強する)

7.紙を取り除き、くぎに糸を張ってビー玉の入るポケットを作る(糸は何色か使うとよい)

8.箱のフタを切って2カ所下部にボンドで固定し、最後に玉が落ちるポケットを作る

9.厚紙か木片を利用して、右上の角にビー玉を中央へ跳ね返すための柵を作る(ボンドで止める)

10.頭側の裏に何枚か薄板を重ね、箱に傾斜をつける。

プログラミングでゲームを作ってみよう

ゲームが好きなお子さまなら、自分でプログラミングをしてゲームを作ることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。「大人でも難しそうなのに、小学生や中学生には無理じゃない?」と思いがちですが、例えばマサチューセッツ工科大学が開発した「Scratch」というプログラミング学習用のサイトを使えば、小学校低学年でもオリジナルゲーム作りに挑戦できるでしょう。パソコン上でキャラクターの動きを見ながらゲームの内容を決めていくことができるので、子どもでも簡単に取り組める設計になっているのです。簡単なものなら1日で作れますし、頑張ればロールプレイングゲームのような物語を作ることも可能です。

いかがでしたでしょうか?

角度を変えて見渡してみれば、身の回りに自由研究の種はたくさんあることにお気付きいただけたでしょうか。お子さまが興味のありそうなテーマを見つけて、夏休みだからこそできる楽しい学習に取り組んでみてくださいね。そして、結果をまとめる時に便利な「自由研究まとめシート」を活用すれば、自由研究の発表もバッチリですよ!

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