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睡眠で疲れが取れない時は“渡り鳥のスタミナ源”で疲労回復!

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疲れを取るには睡眠も重要ですが、仕事や勉強に追われてどうしても十分な睡眠時間が確保できないときもあるもの。疲れが取れない状況を放置しないためにも、そんな時は食事から疲労回復を目指しましょう。

疲れが取れない!睡眠不足!スタミナをつけたい!と思ったら何を食べますか?焼肉やとんかつなど、ガッツリお肉という方も多いのでは?ところが、実は牛や豚に比べて地味な存在である「鶏肉」にこそ、疲労回復効果があるのです!

渡り鳥があんなに長時間飛び続けられるスタミナ源は?

鶏肉は古くから、高たんぱく・低脂肪・低カロリーであるため、アスリートやスポーツ愛好家に親しまれてきました。マッチョ=ささみというイメージも未だ根強いですよね。しかし近年、アスリートの間では「ささみ」より、疲労回復効果がある「胸肉」に注目が集まっています。

鶏胸肉には「イミダゾールジペプチド」という成分が含まれています。動物の筋肉や脳など活動性の高い組織に存在する成分で、運動能力と深い関わりがあります。渡り鳥が長時間羽を動かし続けられるのは、羽の付け根部分である胸の筋肉にこのイミダゾールジペプチドが高濃度に存在するからだと言われています。

イミダゾールジペプチドはささみにも含まれていますが、胸肉により多く含まれています。アスリートが胸肉に注目するのも納得ですね。鶏肉以外では、カツオやマグロなど回遊魚の筋肉にも豊富に含まれています。

イミダゾールジペプチドの疲労回復メカニズム

筋肉疲労だけでなく、脳疲労やだるさなど、疲れが取れないと感じる原因は、活性酸素による細胞の酸化。鉄が酸化するとサビが発生してボロボロになりますが、これと同じようなことが細胞の中でも起こります。

しかし、イミダゾールジペプチドには、細胞の酸化を防ぐ働き(抗酸化作用)があり、食べることで疲労を軽減したり、疲れが残りにくい身体をつくってくれるのです!

イミダゾールジペプチドの疲労回復効果は、科学的にも認められています。大学、大手食品メーカー、医薬品メーカーなどによる産官学連携の研究調査において、疲労に効くと言われている食品成分23種類の中でもっとも効果的だというエビデンスが得られているそう。疲労回復効果のある食材は多くありますが、中でも鶏の胸肉は、睡眠で十分に疲れが取れないと感じている方にはぜひ意識的に取り入れてほしい食材です。

疲れが取れないなら、鶏の胸肉を1日100g・2週間が目安

イミダゾールジペプチドの疲労回復効果を体感するには、1日あたり200mgを2週間継続して摂るのが効果的だと言われています。

鶏胸肉を100g食べればイミダゾールジペプチド200gを摂取することができます。胸肉1枚の重さは大体250~280gですので、半分くらいを目安にするといいでしょう。包装パックに何グラムか表示されていますから、簡単に目安を付けることができます。

そして何といっても胸肉は安くて家計の強い味方!手軽に取り入れやすい食材です。毎日鶏胸肉を摂るのが難しいという方は、サプリメントでの摂取もおすすめ。イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)がどのくらい配合されているかをチェックして商品を選びましょう。

時間がない!という方は、コンビニでサラダチキンとカット野菜を選ぶのも手。野菜をお皿に移したら、カットしたチキンを乗せるだけ。疲労回復サラダの完成です。

自炊派におすすめ!フライパンひとつですぐできる簡単鶏胸肉レシピ

疲れが取れない食欲減退気味の日でも、サッと作れてさっぱりいただけるメニューをご紹介します。

●鶏胸肉ときのこともやしのさっと蒸し

材料(2人前)

・鶏胸肉 1枚…一口大に切る

・しめじ 半パック…石づきをとってほぐす

・もやし 1袋

・大根 約1/4本…おろす

・大葉 4枚…千切り

・サラダ油 少々

・酒 少々

・ポン酢 少々

●作り方

(1)フライパンを熱しサラダ油を入れ、一口大に切った鶏胸肉をフライパンで軽く炒めたらしめじともやしを加える。

(2)酒を少々ふり、蓋をして蒸すこと少々。きのこともやしがしんなりして鶏肉に火が通っていたらOK。

(3)皿に盛り付けたら大根おろしと大葉をのせて、ポン酢をかけていただきます。

大根おろしにはイミダゾールジペプチドの効果を高めるビタミンCが含まれ、たんぱく質の消化を助ける働きもあって相性抜群。もやしときのこは食物繊維が豊富。お肉の脂身を取ったり、炒め油をカットしたりすればダイエットにもうれしいメニューです。

しっかり寝たのに眠い、疲れが取れない…そんな睡眠でも解決できない疲れがある時は、疲れに効く食材のパワーをチャージして身体の中からリフレッシュを。2週間後の変化に期待してみてはいかがでしょうか?

菊田恵梨

デュースする。その他、アスリートへの栄養指導、減量指導、フィットネスクラブでのダイエット監修、セミナー、コラム執筆など、多方面において食を通じたパフォーマンス向上をサポートしている。

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