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山田涼介が演じた青年の「急性脳腫瘍」とは?【母さん、俺は大丈夫】

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2015年24時間テレビドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』が、8月13日に再放送されておりました。

「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さん演じるサッカー好きの青年、「佐々木 諒平」が高校2年生という若さにもかかわらず「急性脳腫瘍」を患ってしまうヒューマンドラマでした。

17歳の青年に突如降りかかった「脳腫瘍」とは一体どのような病気なのでしょうか。決して他人事ではないこの症状について医師に解説していただきました。

「脳腫瘍」とは?

脳腫瘍とは脳組織の中に、体からの命令を無視して殖え続けられる異常細胞が増殖することによって起きる病気です。

脳は、人間の感情、思考、生命維持、神経の活動など、生きるために必要不可欠な部分を担っているので、脳組織に異常細胞が増え腫瘍ができることにより、人間としての機能にさまざまな損害を与えます。

腫瘍の発症個所によって症状は異なりますが、以下のような症状があらわれます。

脳腫瘍の症状

・頭痛

・めまい

・吐き気

・痙攣

・手足のしびれ

・言語障害

・聴覚障害

「脳腫瘍」の原因と年代別の全体発症率割合

原因

脳腫瘍は遺伝子の変異のほか強いストレス、喫煙、放射線、食事など様々な原因が疑われています。

大きく脳を作っている細胞が腫瘍になった原発性の脳腫瘍と、ほかの臓器にできた腫瘍が脳に転移した転移性の脳腫瘍に分けられます。

年代別の全体発症率割合は以下のようになっております。

子供

15歳未満の子供が全体の5%程度といわれています。

成人

70歳以上の高齢者を除く、成人が全体の70%程度といわれています。

高齢者

70歳以上の高齢者が全体の25%程度といわれています。

脳腫瘍の生存率は、脳腫瘍の種類によって大きく異なりますが、全体で5年生存率が75%程度といわれています。

脳腫瘍における「良性」と「悪性」

原発性の脳腫瘍には、「良性」と「悪性」の2つに分類が出来ます。

良性

・急激に大きくなることはすくない

・ほかの臓器に転移することはない

・手術を行って取り除けばよくなる

悪性

・週単位、月単位で大きくなる

・ほかの臓器に転移する可能性がある

・命にかかわる可能性がある

脳腫瘍の治療方法

手術療法

まずは良性、悪性を問わず脳腫瘍は手術でとり除くことを目指すことが多いでしょう。

放射線療法

手術後の再発防止や、腫瘍の種類によっては放射線療法が選択されることもあります。

化学療法

こちらも小児の髄芽腫など一部の腫瘍に効果があるとされ、使用されます。

免疫療法

髄芽腫、神経膠腫に対してインターフェロンβが有効とされ、静脈内投与や髄腔内投与の形で使用されています。

脳腫瘍を早期発見するためには?

早期発見の方法としては以下のようなことが挙げられます。

・頭痛など些細な症状でも繰り返したり続く場合は受診する。

・CTやMRI、脳血管造影で検査をする。

・定期的に脳ドックを受ける 。

・脳腫瘍の症状をあらかじめ知って、おかしな兆候はないかセルフチェックしてみる。

脳腫瘍は他の部位の腫瘍に比べても恐ろしいイメージがありますが、良性のものもあり必ずしもすべてが命にかかわる病気ではありません。

ただ、予防が難しく早期発見・治療が原則になりますので、おかしな症状があったらすぐに脳神経外科を受診するようにしましょうね。

(監修:Doctors Me 医師)

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