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瞳も表情も美しく! メイクにコンタクトを上手に活用して、より魅力的な目元に

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コンタクトレンズもメイクも、「どちらも欠かせない!」という女性は少なくないのではないでしょうか?しかしこの2つ、実はあまり相性のいいものではないようです。

そこで今回は、けっして軽視できない目に起こりうる症状から、より安全にコンタクトとメイクを両立させる方法まで、あらゆる症例を知る眼科医・岡野先生に教えていただきました!

コンタクトに付着したメイク汚れが『アレルギー症状』を引き起こす

コンタクトの装用とメイク。この2つによって引き起こされる症状として代表的なのが、目に起こるアレルギーです。目のアレルギーとしてよく知られているのが、強い痒みや充血をともなう『花粉症』ですが、コンタクトの装用によって症状が悪化することがあります。

コンタクトに花粉が付着したまま装用を続けていると、自ずと目と花粉の接触時間が長くなります。すると「目に異物が侵入してきたぞ!」と体がアレルギー反応を起こす結果、花粉症の症状が、より強く出てしまうのです。

コンタクトとメイクによって起こるアレルギーも同様のカラクリで、コンタクトの表面に化粧品が付着したまま装用を続けていると、体がそれを異物と判断し、アレルギー反応を引き起こすことがあります。

花粉症ほど発症率は高くないようですが、症状はやはり痒みや充血で、なかにはこれが引き金となり、「一生、お化粧のできない体になってしまう人もいます」と岡野先生は指摘します。

間違っていませんか?コンタクトの装着とメイクの正しい順序

だからと言って「じゃあ、どちらか片方は諦めよう!」とは、なかなかなりませんよね。目にトラブルを起こさないためには、極力、コンタクトを汚さないことが大切です。そこでまず見直したいのが、コンタクトの装着とメイクの順序です。

ひと口にメイクと言っても、日焼け止めや化粧下地と言ったベースメイクからはじまり、アイシャドーにマスカラにチークなど、なかには手に直接取って顔に塗る化粧品が少なくありません。化粧品が付着した手でコンタクトを装着すれば、それがそのまま、目に接触することになります。

そのため、目に優しいメイクアップの順序としては、「コンタクトレンズに付着してしまう可能性のあるマスカラやアイラインはコンタクトレンズ装着前に、ファンデーションやチークなどのベースメイクはコンタクトレンズ装着後にメイクすること」だと岡野先生はアドバイスおっしゃいます。

化粧品の多くには油分が含まれているため、石けんでしっかりと手を洗わなければ、なかなか汚れは落ちません。フルメイク前のあわただしい時間では、手洗いもおろそかになってしまうため、やはり最初はコンタクトをしない状態でアイメイクをするのが安心です。

そうはいっても、「視力の低い状態でアイメイクをするのは、なかなか大変」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんなときのために、「メイク用メガネ」というものがあります。メイク用メガネは、片側ずつレンズが開く仕様になっているメガネです。

そのため「反対の目からレンズ越しにアイメイクの仕上がりを確認できる」という画期的なアイテムです。このような補助アイテムを使うと、より目にとってよいメイク環境になることでしょう。また、メイクを落とすときにはクレンジングオイルや洗顔フォームが付着しないよう、コンタクトを外してから落とすようにしましょう。

メイクの方法にもひと工夫!“キワ”を外すことが目の健康を守る

最近のメイクにおいて、岡野先生が最も警鐘を鳴らすのが“粘膜メイク”です。まつげの生え際や内側にアイラインやアイシャドーを入れることで、ナチュラルに大きな瞳に見せるメイク方法ですが、まつげの生え際には「マイボーム腺」があります。

マイボーム腺は涙に膜をつくる「油」を分泌させる役目を担い、目を乾燥から守ります。しかし、“粘膜メイク”をすることによって分泌腺が詰まってしまう危険性があるのです。すると涙が蒸発しやすくなることからドライアイになるばかりでなく、腺の詰まりから『ものもらい』を引き起こすこともあります。

また、より瞳に近い位置にメイクを施すことから、当然、化粧品がコンタクトに付着しやすくなります。マイボーム腺の詰まりと、コンタクトの汚れ。双方の観点から、“粘膜メイク”は厳禁なのです。アイラインやアイシャドーはまつげの内側にとどめ、マスカラも根元から塗るのは避けたほうがベターです。

眼科医直伝!目にメイク汚れが入ってしまったときの対処法

これらのことに気をつけていても、マスカラやアイシャドーなどが目に入ってしまうことって、ありますよね。そんなときは一度コンタクトを外し、洗浄し直すのが理想的です。しかし、それが難しいときはまず「まばたき」をすることが先決です。

それでも汚れが出てこないときは、岡野先生直伝の以下の方法を試してみてください。

1.汚れが入ってしまったほうの目をティッシュやコットンで覆う。

2.片方の手を目頭に、もう片方の目を目尻に当てる。

3.両手を交互にパタパタと動かし、目の両端を優しく叩く。

上下の動きで汚れを押し出そうとするまばたきに加え、目の横側からも刺激を与えることで、汚れがこぼれ出てくるはずです。汚れが目のキワまで出てきたら、清潔なティッシュやコットンで、そっと取り除きましょう。

すでに自分流のメイクが確立された大人の女性にとって、その習慣を崩すのは容易ではありません。しかし先述したように、一度のアレルギー反応が引き金となり、一生、お化粧のできない体になってしまう可能性もあるのです。

目が炎症を起こしてしまっては、せっかくの綺麗なアイメイクも台無し。晴れやかな笑顔でいるためにも、ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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