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暑い夏をさらに熱く! 高校野球を盛り上げる定番応援歌5選

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短い夏があっと言う間に過ぎ、学生たちの夏休みもあとわずか。「残暑が厳しいざんしょ」なんてダジャレも飛び交う中、世間はリオ五輪と高校野球で大盛り上がり! 僕も毎日、高校野球を楽しみに観ていて、こんなテーマで原稿を書こうとしているのですが。先に告白しておくと、僕はにわかもにわかの高校野球ファン! 野球のルールも怪しいほどですが、毎晩『熱闘甲子園』で“夏跡”を観ては、青春の血潮を燃やす高校球児たちに涙してます。で、高校野球を観ていて興味が沸いたのが、ブラスバンド部が演奏する応援歌。なんでこの曲なんだろう?という選曲の不思議、今の高校生たちが明らかに原曲を知らないであろう名曲たちの秘密、管楽器の演奏が映える曲など、にわかファンなりに調べてみました。

1.「ルパン三世のテーマ’78」(’01)/東京スカパラダイスオーケストラ
1977年10月発表、ジャズ・ピアニストであり、作曲・編曲家の大野雄二による大名曲。歌詞のないインスト楽曲がアニメのOPテーマになるのは、当時にしたら大冒険だったはずですが。その大英断があったからこそ色褪せることなく、約40年が経った今でもたくさんのアーティストにカバーされ、愛され続ける名曲となってるんだからすごいことです! 『ルパン三世』のアニメや映画でたくさんのアレンジが成されていたり、熱帯JAZZ楽団、SOIL &“PIMP”SESSIONS、変わったところではSEAMOなどもこの曲のカバーをしてますが。ここで選んだのは管楽器のカッコ良さが映える、東京スカパラダイスオーケストラによるカバー。ワールドワイドに活躍するスカパラの演奏するルパンが、世界の人々を踊らせてると思うとワクワクします!

2.「狙いうち」(’73)/山本リンダ
1973年2月発表、山本リンダの代表曲とも言える一曲。今の高校生が♪ウララウララを知ってるのか? そもそも山本リンダを知ってるのか?というところから興味がありますが。一節によると、この曲を野球の応援歌として初めて使用したのは、作詞者の阿久悠先生がOBだった明治大学。明治大学応援団が東京六大学野球で「チャンステーマ」として導入したことをきっかけに、中日ドラゴンズや阪神タイガースの応援でも使用されるようになり、高校野球でも応援歌の定番曲として使用されるようになったとのこと。ちなみに同じく応援歌としてよく使用されている、ピンクレディーの「サウスポー」も阿久悠先生の作詞曲。さらに阿久悠先生は『あゝ甲子園』のテーマソングとして愛された、「ああ甲子園、君よ八月に熱くなれ」の作詞も務めていたりと、甲子園には何かとご縁があるようです。

3.「どか~ん」(’90)/真心ブラザーズ
1990年9月発表、《どか~んと一発やってみようよ》の歌詞があまりに元気で景気の良い、真心ブラザーズの大名曲。歴史を辿ると『ニュースステーション』のプロ野球ダイジェストコーナーのBGMとして有名になったことから、野球の応援歌の定番曲になったのではないか?と推測される。しかし、この曲を改めて聴いて驚いたのだが、この曲には2番が存在せず、曲の長さがわずか1分半。しかも、ず~っとテンション高く、どこまでも前向きな歌は日本一のポジテイブソングと言えるほど。そうだ、僕も20代の頃はふっとやなことが頭をかすめて、憂鬱な気持ちが広がってきた時は、そんな気持ちをグッと抑えて、この曲を口ずさんで立ち向かったことを思い出した。嫌なことが頭をかすめた時のおまじないは「どか~ん」で決まり!

4.「サンライズ」(’80)/スペクトラム
1979年結成、一時代を築いた日本のブラスロック、ジャズフュージョン・バンド、スペクトラムが、1980年6月にリリースした「サンライズ」。プロレスを知ってる人には、スタンハンセンのテーマとして超有名なこの曲。まず日本人バンドの曲だったことに驚きだが、スタンハンセンのテーマとなった経緯について調べてみると、もともとは天龍源一郎の入場曲を公募した際に送られてきた曲だったそうで。『全日本プロレス』の番組を制作している日テレのスタッフが「これはハンセンの方が合うだろう」と、勝手にケニー・ロジャース「So In Love With You(邦題:君に夢中)」の前奏を足して、スタンハンセンの入場曲として使用したのだそう。へぇ! バラエティー番組などでは、乱入や乱闘時のBGMとしてもよく使われるこの曲。曲が流れるだけで、「えっ、この後、何が起きるの!?」とドキドキしてしまうのは僕だけじゃないはず。

5.「African Symphony」(’74)/ヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニー
本来、高校野球の汗や涙に似合わなそうなXの「紅」やクィーンの「WE WILL ROCK YOU」など、他にも気になる応援歌定番曲はいろいろありますが。最後に選んだ曲は1974年発表、ヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニーの「African Symphony」。今、全国の高校で、もっとも多く演奏されている応援歌らしいのだが、正直、ヴァン・マッコイも原曲もちゃんと知ってる人はあまりいないはず。もともとディスコミュージックとして発表されたこの曲が、吹奏楽曲として知られるようになったのは1977年。岩井直溥の編曲による楽曲が『ニュー・サウンズ・イン・ブラス第5集』に収録されると、1987年に智辯学園和歌山高校が応援ソングとして使用。智辯学園和歌山が甲子園常連の強豪校となっていくにつれ、この曲を使う学校が増えたのだそう。きっと、げん担ぎ的な意味もあったのだろう。こちらも原曲を聴くと本来、汗や涙とは無縁そうな、夜の匂い漂うムーディーな楽曲だというのが面白い。ということで、今さらながら高校野球の面白さに目覚めてしまった僕。にわか高校野球ファンとして、どのチームとかじゃなくて、「頑張れ、高校野球!」と高校野球自体を応援して、決勝まで楽しみます!

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