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【ザ!世界仰天ニュース】哀川翔さんを突如襲った「心肺停止」はどんな状態?

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8月10日(水)放送の『ザ!世界仰天ニュース』にて、俳優の哀川翔さんが21年前に経験した心肺停止について特集されていました。

飲酒後に眠り、そのまま意識を失なった哀川翔さんは、その後心肺停止の状態から、救急隊員の懸命の心臓マッサージによって蘇生を果たしました。

あなたにも突然降りかかるかもしれない「心肺停止」 身体のブレーカーが落ちたら、人はどうなるのでしょうか。

「心肺停止」と「死亡」は何が違う?

心肺停止

心拍も呼吸も停止し、意識もなくなっている状態を指します。この状態は、脈や呼吸を確認すれば誰にでも判断できる状態であり、人工呼吸やAEDの使用などにより蘇生する可能性があります。

死亡

心肺停止に加えて瞳孔の散大を確認したうえで、医師が宣告する必要があります。

心肺停止の前兆として、心筋梗塞その他の原因によって心停止となった患者さんの半数以上に、息苦しさや胸痛、一瞬気が遠くなる感じなどがあったともいわれています。

これらの症状が見られた場合は、一刻も早く救急車を呼ぶなどの対応が望まれます。

心肺停止の人を発見したときの対応

意識を確認

まず、耳の近くで声をかけたり、肩をたたいたりして呼びかけ、意識の有無を確認する。この際に、症状を悪化させる可能性があるので揺さぶったりしないようにする。

呼吸の確認

意識がないようであれば静かに仰向けにして、呼吸があるか確認する。顎を軽く上げ、鼻と口のあたりに顔を寄せて呼吸の有無を見る。呼吸が確認できなかったら、顎に当てていないほうの手をその人の額に当てるようにし、しっかり顎が上がるようにして気道を確保する。

人工呼吸、心臓マッサージ

顎は支えたまま、反対の手で倒れている人の鼻をつまみ、自分の口で相手の口をふさいで空気を漏らさないようにして人工呼吸を行う。相手の胸の動きでしっかり空気が入っているか確認する。

場合によって、心臓マッサージ、あればAEDを使用する。

心肺停止から命が助かる確率

心肺停止が起こり、血液循環が停止すると、15秒以内で意識を失い、室温などの条件にもよりますが3~4分で脳に不可逆的なダメージが与えられると考えられています。

心肺停止の状態から命が助かる確率は、心肺停止になってからの経過時間によって大きく異なります。

具体的には、心肺停止後の生存率は、2分後に蘇生をおこなうことが出来れば8割が救命でき、3分後だと7割、4分経過すると5割、10分経ってしまうと生存率はほとんど0といわれます。

また、時間が長くなるほど後遺症が残る確率も高くなります。

哀川翔さんを襲った「心室細動」とは

心室細動とは、心臓の中にある心室が細かく震えたような状態になり、全身に血液を送ることが出来なくなってしまった状態をいいます。

非常に危険な状態で、突然死の原因となることもあるもので、一刻も早く電気的除細動を行う必要があります。

心肺蘇生を要するような状態に自分や身近な人がなることはなかなか容易に想像できないことではあります。

しかし、誰にでも起こりうることですので、もしもの場合に備えて蘇生のやり方を確認しておくようにするといいでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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