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朦朧とする意識のなか聞こえる、主人と母の励ましの声。初めての出産に心強い支え

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主人と自分の母親に立ち会ってもらい、無事出産を終えることが出来ました。

はじめは、主人のみの立会いを希望しておりました。

これから、共に我が子を育てていくパートナーとして、我が子の出産にはどうしても立ち会って欲しかったのです。

また、我が子の出産の瞬間をおさめるべく、ビデオ撮影をお願いしていたのですが、これは病院のきまりで却下されました。

産後の撮影はOKでしたので、我が子との対面の後からの映像は撮れました。

母にも立ち会ってもらう事になったのは、成り行きでしたが、今では本当に良かったと思っています。 関連記事:初めての出産。不安もいっぱいの心に一番響いたのは、母の声でした!

私が陣痛を迎えたのは18時、実家でシャワーを浴びている最中でした。

もしかしたら今夜出産になるかもしれないと思い、家族で早々と食事を済ませました。

その頃には、陣痛の間隔が10分間隔になっており、病院へ電話をした上で向かいました。

父は仕事、弟には何か必要になった際に持ってきてもらえるよう実家に待機してもらい、主人には連絡を入れましたが、病院へ来るまでに2~3時間程かかるとの事だったので母に病院へ付き添ってもらいました。

経験者である母親に付き添ってもらえると、自分のして欲しい事をすぐ理解してもらえるので、とても助かりました。

(腰をさすってもらったり、水分補給の手伝い、陣痛の間隔のカウントや、何かあった時に看護師さんを呼んでもらう等々)

病院に着くなり、陣痛が酷くなり、始めの内はおしゃべりも出来ましたが、しばらくすると、陣痛が来る度に耐えることしか出来ず、口数も減っていきました。

陣痛の間隔が狭まってくると、見たくないのに時計にばかりに目が行きました。

またあの痛みに襲われる。そう思うと辛くてたまりませんでした。

その度に、母が励ましてくれたり、経験談を話してくれる事で気を紛らわせたりさせてくれました。

そうこうしているうちに主人が病院に到着しました。

初産ということもあり、かなり長いお産になるのではと覚悟していましたが、主人が来てから1時間程で子宮口が開き、出産のためのお部屋に移されました。

ずっと付き添ってくれ、腰をさすってくれていた母にも、我が子の出産に立ち会って欲しいと思い、そのまま分娩室にも腰をさすってもらうためにも付き添ってもらいました。

初めは、中々いきませてもらえず、本当に痛く苦しく辛い時間が過ぎました。

その間に、どのようにしていきむのかを、看護師さんから説明を受けました。

息を思いっきり吸って、止めて、大きい方を排泄するときのように力を入れる…といったような説明だったかと。

「いきんで良いですよ!」と、看護師さんに言われるも、どれが「いきみ」かよく分からず…。

ただ、看護師さんからは「上手ですよ、それですよ!」と、言われるので、その時の感覚をなんども反芻しながら繰り返しました。

長く便秘で苦しみ、お手洗いにこもっているときに「うーん!!」と力を入れる感じに近かったです。ただし、痛みはその比ではありませんが…。

何度も何度もその痛みと苦しみを繰り返しますが、その間中頭にあるのは「このまま死ねたら楽になれる!楽になりたい!いっそ殺してくれ!」という思いと、「赤ちゃんも頑張ってる!死ぬ気で頑張らねば!早く会いたい!!」という、相反するような思いでした。

周りの励ましの声は膜が張っている向こう側から聞こえるような感じでした。

時々正気に戻り、その時に聞こえてくる主人と母の励ましがありがたく感じました。

側にいてくれて、手を握り、腰をさすり、励まし続けてくれた2人には大変感謝しています。

分娩室に入ってから2時間弱、病院に着いてから8時間、初めの陣痛からは9時間で、第一子である女の子を授かる事が出来ました。

赤ちゃんが出てくる直前は、あまりの痛みに朦朧としていて、ハッキリとは覚えていませんが、何かがズルリと重い音を立てて体の中から出て行ったのが分かりました。

それと同時に、今までの痛みが嘘の様にピタリとなくなり、すっっっきりしました。

晴れやかな気持ちに包まれていると、看護師さんが生まれたばかりの我が子を胸に抱かせてくれました。

一緒に頑張ってくれた我が子に、「やっと会えたね。一緒に頑張ってくれてありがとう」と、初めての言葉を伝えました。

小さく、柔らかな、美しい我が子に涙が出てきました。嬉しくて、幸せで、自然と涙が流れました。

我が子が無事産まれてきてくれたことへの感謝と、母が私をここまで何不自由なく育ててくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。

そして、素直に感謝の気持ちを伝える事が出来ました。

ご主人に付き添ってもらうこともですが、もし可能であれば、母親に付き添ってもらうことも、とてもオススメです。 関連記事:手を握りサポートしてくれた義母。そして母、主人、妹も…家族みんなに支えられた出産

これから出産を迎える方には、心から皆様の無事をお祈りさせていただきたいと思います。

きっと期待と不安でいっぱいだと思います。

ご主人や、母親といった自分を支えてくれる存在にエールをいっぱい送ってもらって下さい。必ず自分の励みになります。

ですが、最終的には戦うのは自分と赤ちゃんだけです。赤ちゃんのためになら、諦めたくて仕方なくても、何とか最後まで戦い続ける事が出来ると思います。

キツイ、キツイ、キツイ戦いの先には、何物にも変えがたい幸せが待っていますので、どうぞ最善を尽くされて下さい。

今までも頑張ってこられたのですから、これ以上「頑張って」という言葉はいらないはずです。

皆様の無事のご出産を心よりお祈り申し上げます。

著者:かんな001

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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