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プロフェッショナル向け360度カメラシステムまとめ

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360動画って画質がちょっと…..と思っている方も多いはず。現在、多くの企業が、高品質な360度動画撮影の実現のため、プロフェッショナル向けに様々なカメラやリグを開発しています。プロフェッショナル向け、実用的な今後注目のカメラシステムを特集します。

下の動画はGoPro6台を使用して撮影されたものです。

https://www.youtube.com/watch?v=MKWWhf8RAV8

なお、カメラ選びには、カメラが複数台ついているタイプかどうか、また立体視可能なVR動画が撮影できるかどうか、スティッチの精度はどうか、などが基準となってきます。

OMNI

GoPro純正のマウント。GoProの最高機種の HERO4 ブラックエディションを6台取付けられます。価格はパッケージで61万円。カメラ単品では、18.4万円です。パッケージには、カメラを配置するためのリグやバッテリー、リモコンなどとともに編集用のKolorソフトウェア・ライセンスが付属します。

Freedom 360製マウント

複数台のGoProで撮影した映像をAutopanoやVideoStitch Studioといったスティッチングソフトを使用して360度映像として出力します。現在最もよく見かけるタイプではないでしょうか。ブロードキャスター、エクスプローラー等用途に合わせて製品が開発されています。ベーシックモデル「Freedom 360」の価格は、Freedom 360正規代理店ジュエの運営するデジタルホビーにて税込75,060円。

防水ハウジングに入れた状態でもカメラを固定できる「F 360 エクスプローラー」価格は税込97,200円。

6台全てのカメラにUSB / HDMIケーブルを接続できる「F360 ブロードキャスター」
価格は税込84,240円。

360ABYSS

360Herosの最大深度1000mまでの防水性能を誇る水中リグ。Bullet360と呼ばれる基盤を実装しており、6台のGoProを同時制御。カメラを含まない価格で、5985ドル(約60万円)です。防水ハウジングのないモデルもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=Av7_cLKqOE0

Odyssey

GoogleとGoProが協力のもと作成した16台のカメラ(Go Pro HERO Black)を1台のリグにまとめたもの。出力では解像度が8k、フレームレートは30FPSです。GoogleのVR動画制作プラットフォーム『JUMP』対応となる予定。

YouTubeではOdysseyによる動画も公開されています。

https://www.youtube.com/watch?v=AR9_SZtJ_KU

Mooovrig

韓国のmooovr社が開発した、キャノンEOS M3を5台取付けられるリグ。日本では、アップアップガールズ(仮)の360度撮影で使われました。360度動画を使ったプローモーション動画撮影等で実際に韓国で多くの高画質な作品を収録しています。カメラも含むフルパッケージで12,550ドル(日本円で128万円)、カメラなしで8,750ドル(約89万円)。クレーンやドローン等の機器との互換性があります。

https://www.youtube.com/watch?v=-FcmPO6ZbIo

Mini EYE

360度動画撮影等、高角レンズを使用した撮影では、どうしても太陽の光が入ってしまい、後々の処理でどうしようもできない事があります。静止画撮影では、RAW撮影をする事で、後から補正する事ができますが、動画でこういったダイナミックレンジの広い撮影(log収録)をするとなると、1台100万円以上するシネマカメラが必要となります。1台価格が20万円程のポケットサイズカメラ「Blackmagic Micro Cinema Camera」仕様の360度撮影リグが360 Designsから発表されています。

Mini EYE 3は、ポケットサイズのシネマカメラ『Blackmagic Micro Cinema Camera』を3台マウントできるリグ。コンパクトだけど、BMMCC3台を扱えるパワフルな仕様です。出力できる解像度は3K~6K。製品群に4つカメラを取り付けられるMini EYE 4 もあります。

動画サンプルはこちらから↓
https://www.dropbox.com/sh/41knngtv43fb1ze/AABhWtkHquO-jd9eOBmgePcRa?dl=0&preview=360+Designs+Demo+Reel+Late+March+2016.mp4

最大構成で42台のシネマカメラを取付けられるものまであります。

Surround 360

Facebookが高品質360度動画制作環境を促進するために、オープンソースで制作環境を提案。Surround 360 の設計をソフトウェア部分ハードウェア部分含めて公開する予定です。自動で合成してくれるソフトウェアもついており、全ての要素を集めると3万ドル(日本円で約300万円)程。

https://www.youtube.com/watch?v=QF3zxNjoqsA

Project Beyond

https://www.youtube.com/watch?v=FnBIvq8jzds

Samsung Research Americaの最先端研究チーム Think Tank Teamによる360度カメラシステム「Beyond」。ちょうど人間の目の間隔と同じように配置されたレンズ。そして、右目用と左目用の映像を撮影することにより、立体視をする際に自然な視野が得られる仕組みになっています。

orah

4Kのライブ配信が可能なカメラ。FacebookやYouTube等に共通したH.264フォーマットでのストリーミング配信にも対応予定であり、より手軽にVR配信を行えるものとなっています。3Dサウンドにも対応しており、スポーツや結婚式といった場所での使用が期待されます。価格は3,595ドル(約36万円)で、2016年内の発売予定です。

OZO

NOKIAによる一体型の360度カメラ。内臓した8個のレンズとマイクによって、全方位映像とその場の3Dサウンドまで記録できます。GoPro複数台の撮影では、簡単にどんな絵が撮れているのかプレビューができないという点でとても不便です。しかし、OZOは「OZO Remote」と呼ばれる専用ソフトウェアで、手軽にプレビューを確認できます。リアルタイム配信にも対応していますが、価格が6万ドル(記事執筆時のレートで約600万円)。

RICOH THETA、Kodak SP360やGear 360 等、数万円で手に入る手軽で高品質な360度カメラも続々と登場しています。

今後、映像のプロ達による360度動画はこれからどのように進化していくのか注目したいところです。

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