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夏フェス会場で夕暮れ5時頃に聴きたくなる曲

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選曲のエキスパート“ミュージックソムリエ”があなたに贈る、日常のワンシーンでふと聴きたくなるあんな曲やこんな曲――今回は夏フェス会場で見る夕焼けに合わせたい一曲です。

1.「ORANGE RIUM」/でんぱ組.Inc
●アイドルグループによるフェス進出の先駆け

でんぱ組.incはアイドル・イベントだけでなく、本格的なロックフェスにも招かれ、積極的に出演しています。会場を盛り上げるステージでアイドルファン以外の支持も多く集めており、中でも「ORANGE RIUM」は“聴かせる曲”の定番。夕焼け色に灼き付ける青春の片思い――屋内のワンマンライブでは、オレンジ色のサイリウムと照明でお馴染みです。野外フェスでもやっぱり、天然の夕焼けを最高のステージ演出として聴きたい一曲です。

(選曲・文:Kersee)
https://www.youtube.com/watch?v=rGwk1l-TcQQ

2.「夕暮れ」/JUDY AND MARY
●もしも90年代のバンドが夏フェスに出ていたら…

4大フェスが日本で揃ったのは2000年代に入ってからのこと。もちろんそれ以前にも夏の野外で豪華アーティストが集まる企画はありましたが、今ほど盛んではありませんでした。もう見られない、再結成もされない、あのバンドがここに立っていたら……そう思わずにいられないのが、ご紹介するJUDY AND MARYの「夕暮れ」です。

もともと温かさと優しさが両立したVo.YUKIの歌声は夕暮れにもよく似合いますが、そんな彼女が歌う、ゆったりとしたバラードは完璧です。生で見ることができなくても、待ち時間のSEで流して欲しいくらいです。

(選曲・文:Kersee)

3.「合唱幻想曲」/ベートーベン 「Happy Birthday to you」/ヒル姉妹
●クラシックだって「夏フェス」!セイジ・オザワ音楽祭

今や“世界のOZAWA”と称される指揮者・小沢征爾を記念して、昨年改称された「セイジ・オザワ松本フェスティバル」。長野県松本市を会場に、20年以上続くクラシックの夏フェスです。
昨年は80歳を迎えた小沢征爾へのお祝いを兼ねて、「合唱幻想曲」と、サプライズ企画の「Happy Birthday to you」が演奏され、マルタ・アルゲリッチがピアノを演奏したことも話題となりました。

屋外ステージでのポップスやロックのフェスが盛り上がるこの時節、ぜひクラシックの「夏フェス」にも出かけてみませんか。

(選曲・文/堀川将史)
https://www.youtube.com/watch?v=YFuy7WueBVI

4.歌劇『微笑みの国』より「君はわが心のすべて」/ヨナス・カウフマン
●今こそ伝えたい熱い想い

目の前に美しい夕焼けが広がっていくような演奏です。レハール作曲作品の中の第2幕で、中国のスー・チョン王子が愛するリーザに“あなただけを想っている”と伝えるこの歌。歌唱は3大テノールの一人・ドミンゴの、後継者と期待されるカウフマン。歌声は甘いけれども強さもあって、メロメロっときてしまいます。

日頃感情をあまり表に出せない人も、彼の情熱的な歌唱を聴いて、心を解放させてみてはいかがでしょう。

(選曲・文/山本陽子)

5.「Babel」/マムフォード&サンズ
●美しい夕空に映える雄大なロマン

来年に結成10周年を迎える、英国出身フォークロックバンドの一曲。夕焼けに染まる山並みに響く、アコースティックギターとバンジョーの音色は、感傷的な気持ちを高めてくれます。さらにVo.マーカス・マムフォードの力強い歌声は、オレンジ色の空を仰ぎつつ飲むビールを、より美味しくしてくれるのです。

荒野を旅する一団に加わったようなロマンを感じる最高の1曲です。

(選曲•文/石井由紀子)
https://youtu.be/iWza_On7ajs
さて、お気に召した選曲はございましたか。

ぜひこれを機にCDやレコードなどの音源でも、各曲をお楽しみいただければ幸いです。

それでは、くれぐれも熱中症にはお気をつけください!

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