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気付かない人も多い!? 多嚢胞性卵巣症候群ってどんな病気?

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生理不順や生理痛に悩む女子は意外と多いもの。生活習慣で軽くなるものや、何もしなくても良くなる場合もありますが、将来不妊になりかねない病気が潜んでいることもあるのです。気付きにくいという多嚢胞性卵巣症候群について調べてみました。

多嚢胞性卵巣症候群(PCO)とは?

女性は生まれた時から一生分の卵子(卵細胞)を持っています。卵巣の中で成熟し、卵胞という袋に包まれた卵子は袋が破裂して排卵に至ります。月に1個ずつ排卵するのが正常なのですが、多嚢胞性卵巣症候群とは卵巣の被膜が厚くて硬いため、卵巣の中に成熟しきれない卵胞がたくさんできてしまい、卵子はあるのに排卵が起こりにくくなる病気です。

多嚢胞性卵巣症候群の症状とは?

○排卵が起こりにくくなるため、生理不順や無月経になりやすい。
○卵胞の中では男性ホルモンが作られるため、たくさんの卵胞ができると血液中の男性ホルモンが増加します。ニキビや多毛、低音声といった男性的兆候が見られます。
○男性ホルモンやエストロゲンがたくさん蓄えられるため、視床下部や下垂体に過剰に働きかけてしまい分泌異常を引き起こします。
○排卵障害のため赤ちゃんができにくい。

多嚢胞性卵巣症候群の原因と治療法は?

原因はいまだにはっきりと解明はされていません。しかし、現在では内分泌異常、または糖代謝の異常などが原因として考えられています。通常、脳下垂体からは黄体ホルモンと卵胞刺激ホルモンが出て卵巣に働き、卵胞の発育を促しますが、多嚢胞性卵巣症候群の場合、黄体ホルモンの分泌が増えて卵胞がうまく発育できないようです。排卵が起こらないと、排卵をさせようとさらに黄体ホルモンの分泌が増えるため、生理不順がひどくなる傾向に。治療には排卵誘発剤を服用して、きちんと毎月排卵が起こるように訓練します。すぐに妊娠を望んでいない場合には、低用量ピルを用いて生理が毎月くるようにします。

生理不順や生理痛は誰にでもありそうですが、長く続く場合には婦人科を受診してみるのがよいでしょう。不妊治療を始めてからこの病気が発覚することもあるようです。治ることも多いので、あまり神経質にならずしっかり治療を受けましょう。

writer:しゃけごはん

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