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#RIJF BUMP、いきものがかり、エレカシ…多様な楽しみ方が広がった2日目レポート

#RIJF BUMP、いきものがかり、エレカシ…多様な楽しみ方が広がった2日目レポート

 2016年8月7日【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016】(以下【RIJF2016】)の二日目が開催。BUMP OF CHICKENをはじめ50組を超えるアクトが熱演を繰り広げた。

 例年通り最大規模のGRASS STAGEにはじまり、複数のステージで同時進行でライブが繰り広げられる【RIJF】。他のステージに先行してBUZZ STAGEではDJ和によるパフォーマンス等が繰り広げられ、午前11時頃から、GRASS STAGEの9mm Parabellum Bulletを筆頭に、それぞれのステージでライブがスタートした。

 半屋内のテントとなるBUZZ STAGEには、藍井エイル、DJやついちろう(エレキコミック)など、ロック・バンドに限らない多様なアクトが出演。正午過ぎには、浜野謙太率いる在日ファンクが登場、代表曲「京都」でのしなやかなリズム・チェンジなどでバンドの地力を発揮しつつ、ファンク・マナーに則った演奏で魅せた。また、午後3時過ぎに同ステージに登場した大森靖子は、ドラムのピエール中野をはじめとした手練れメンバーのサポートを得つつ、迫力のパフォーマンスを披露。“女子とオッサン”に観客を分けて行ったコール&レスポンスも印象的だった「絶対彼女」、そして「音楽を捨てよ、そして音楽へ」など、メジャー・デビュー前の代表曲もインパクト大だった。

 【RIJF】はその名の通りロック・バンドがそのラインナップの中心だが、この日はGRASS STAGEを中心に、様々なジャンルのアクトが集結。午後1時過ぎには、くるりの佐藤征史(ベース)やアイゴンこと會田茂一(ギター)らを含む豪華なバック・バンドとともに、木村カエラが同ステージに登場。中盤、自身のアコースティック・ギターの弾き語りで「リルラリルハ」を軽やかに歌唱した。また、午後2時過ぎにGRASS STAGEに登場したエレファントカシマシは、破綻スレスレまでアクセルを踏み込むような気迫の演奏で「風に吹かれて」や新曲「i am hungry」を披露した。

 そんな“多様なGRASS STAGE”の象徴とも言えたのが、メンバーの水野良樹(ギター)自らが「J-POPからやってきました」と宣言した、いきものがかり。出演前は初の【RIJF】出演に緊張していたという彼らだが、そのステージングは実に堂々としたもの。まさに国民的グループのフロントマンと呼ぶにふさわしい吉岡聖恵の圧倒的なヴォーカルを中心に「風が吹いている」のようなバラード系から「じょいふる」のようなアップテンポ系まで、フェスにぴったりの楽曲を幅広く披露。初出場とは思えない貫禄のステージとなった。

 木立の中にステージがあり、アコースティックな志向のアクトが出演することの多いSOUND OF FORESTには、この日、水曜日のカンパネラ、Mrs. GREEN APPLEなど新鋭の若手アクトが出演。そんな中、午後1時過ぎには“マツリスタジオ”からZAZEN BOYSが登場。アタック感の強調された金属的なアンサンブルで「泥沼~ポテトサラダ~(再び)泥沼」というメドレー等を披露し、流石の演奏力を発揮した。また同ステージには韻シストバンド、mabanuaらがバック・バンドに合流したcharaや、真心ブラザーズもそれぞれ夕方帯に出演。前者はブラック・ミュージック~ルーツ・レゲエ、後者はロックと、それぞれジャンルは違えど、心地の良いグルーヴで集まったファンを楽しませた。

 フレデリック、チェコノーリパブリックなど、ロック系のアクトが多数出演したPARK STAGEには、午後2時ちょうどからTRICERATOPSが出演。「GOING TO THE MOON」「Shout!」等で、3ピースとは思えない、緻密で洗練された、加えてエンターテイメントとしての華やかさも備えたバンド・アンサンブルを披露。また、今年、デビュー19周年というタイミングで、初期作品がリマスター発売されることを予告し、メジャー・デビュー曲「Raspberry」も演奏した。

 今年から新たに新設されたHILLSIDE STAGEには、吉澤嘉代子、Little Glee Monsterなど期待の若手が出演。今回が初出場となったLILI LIMITは、メジャー・デビュー曲「Living Room」からステージを始め、「at good mountain」「Girl Like Chagall」など、独特の潔癖感のあるロック・ディスコを多数披露。ヴォーカルの牧野純平がMCで【RIJF2016】出演の喜びを爆発させる場面などもありつつ、早耳な観客達から爽やかな拍手を受けていた。

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