山形県の真ん中にある「月山」 その名前の由来とは

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山形県の真ん中にある「月山」 その名前の由来とは
J-WAVE月曜−木曜の14時からの番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)のワンコーナー「KODANSHA HERE AND THERE〜for reading」。今週は、山で読書をテーマにお送りしています。

8月8日(月)のオンエアでは、日本百名山の一つで山形県のほぼ真ん中にある、月山(がっさん)を紹介しました。

月の山と書いて「月山」。イメージがふくらむステキな名前ですが、三日月のような形をしているとか、そういうことではありません。

標高は1984メートル。山頂にある月山神社には、農業の神様とも言われる「月読之命」が祀られています。それが月山の由来だと言われています。

月山は古くから信仰の山でした。たくさんの修行者たちが、祈りのためにこの山に登りました。山形県は、大雪が降る場所として知られていますが、夏は暑く、冬は凍えるように寒く、毎年梅雨の頃には、大量の雪どけ水が大地を湿らせます。

山麓にはぶなをはじめとする広葉樹林帯が広がり、雪どけ水をたっぷり吸い込みます。その森は「天然のダム」とも呼ばれ、大切にされてきました。

山形県のお米やお酒の味がいいのは、おいしい天然水があるからだとも。山が雲を集め、雨を降らせ、冬には雪を積もらせ、命の水を蓄えてくれるぶなの森があるというわけです。

月山が自分たちを生かしてくれているという思いから、庄内の人々も、最上の人々も月山を仰ぎ見てを手を合わせるそうです。

山に登って、手を合わせて自然に感謝したら、のんびりと本を読むのはいかがでしょうか。

【関連サイト】
「ACOUSTIC COUNTY」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

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