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ジャパニーズ・ラップの先駆的アルバム、いとうせいこう & TINNIE PUNXの『建設的』が再発

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ジャパニーズ・ラップ・ミュージックの先駆的アルバムとして近年再び注目を集める、いとうせいこう & TINNIE PUNXのアルバム『建設的』が、オリジナル・リリースからちょうど30年後となる9月21日に再発売される事がわかった。

『建設的』は、いとうせいこうが藤原ヒロシと高木完によるユニットTINNIE PUNXと組み、高橋幸宏、大竹まことなど多士済々のパフォーマー、クリエイターを招いて革新的表現を試みた作品で、1986年9月21日にアナログLP、CD、カセットテープの3形態で発売された。

アルバムにはさまざまなタイプの楽曲が収録されているが、いとうせいこうがラッパーとしてメッセージを放つ「MONEY」や「東京ブロンクス」は、30年を経た現在もパワフルで色褪せることなく、メジャー・レーベルからリリースされた日本語のヒップホップとして時代に先駆けていたことを再認識させられる。その他にも、いとうせいこうらしい業界ソング「なれた手つきでちゃんづけで」は、作曲とコーラスを担当する高橋幸宏の諧謔とペーソスに溢れ、いとうせいこうと同日にキャニオンレコードよりデビューしたバンド、有頂天の演奏による「おれの背中に火をつけろ!!」では、大竹まことがパンキッシュな歌唱を披露するなど奔放多彩な楽曲が揃い、当時20代のいとうせいこうのマルチな才能とイキオイを感じさせる。

いとうせいこうがデビュー・アルバム『建設的』発売30周年を記念して、50組近いミュージシャン、お笑い芸人などが参加する「いとうせいこうフェス」を9月30日と10月1日の2日間、東京体育館で開催すること、そして自らも参加する“いとうせいこうトリビュート・アルバム”『再建設的』を9月21日にリリースすることは既に発表され、大きな話題となっているが、その原点である『建設的』が同日に再発売される事で、新旧のラインナップが揃うこととなる。また、『建設的』のアナログ盤も急遽、製造が進められているとの情報もある。

2013年に発表した小説「想像ラジオ」は芥川賞候補となるなど、小説家として再び脚光を浴びたいとうせいこうだが、以降小説家として着実な歩みを続けるかたわら、マルチな活動を展開。2016年後半は音楽シーンでの活躍に、更に大きな注目を集めるだろう。

アルバム『建設的』/いとうせいこう & TINNIE PUNX
2016年9月21日発売

PCCA.04433/¥2,407+税

<収録曲>

1, MONEY

2, なれた手つきでちゃんづけで

3, 俺の背中に火をつけろ!!

4, 水の子チェリー

5, アナーキー・イン・ザ・JAP

6, JOE TALKS

7, 恋のマラカニアン

8, 東京ブロンクス

9, だいじょーぶ

10, BODY BLOW ※

11, HEALTHY MORNING ※

12, LIVE Mounkberys TOKYO BLONX ※

13, 渚のアンラッキーボーイズ ※

※=Bonus Track

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