ニューオーリンズ・ジャズの伝説的クラリネット奏者、ピート・ファウンテンが死去
ニューオーリンズのレジェンド・クラリネット奏者、ピート・ファウンテン(Pete Fountain)が亡くなった。86歳だった。ファウンテンはニューオーリンズ・ジャズのトラディショナル・アンセムとも称されるようになった「Just a Closer Walk With Thee」での名演で知られる人物だ。
義理の息子でマネージャーを務めるベニー・ハレルによると、ファウンテンは8月6日の朝に心不全で亡くなったとのこと。ニューオーリンズにあるホスピスケア施設にいたという。
ローレンス・ウェルクやジョニー・カーソンの番組出演により、アメリカのテレビ視聴者にもよく知られていたファウンテン。その音楽スタイルは、ベニー・グッドマンやアーヴィング・ファゾーラに影響を受けるものだった。
グッドマンのレコードを聴いて育ったファウンテンだが、ニューオーリンズのフレンチ・クオーター地区で演奏していたファゾーラのプレイを直接聴くことができた。スウィングとアメリカ南部が融合したファウンテン独特のスタイルはこのためだった。
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