ROLLY×石井一孝 “QUEEN愛”語る

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ROLLY×石井一孝 “QUEEN愛”語る
J-WAVE土曜21時からの番組「THE MUSIC SPECIAL」(ナビゲーター:サッシャ)。8月6日のオンエアでは、QUEENをこよなく愛するギタリストのROLLYさんと、ミュージカル俳優でシンガーの石井一孝さんが対談しました。

9月21日から3日間の来日公演を行うQUEEN。1973年にデビューし、アルバムとシングルの売上げは世界でなんと3億枚以上(!)という伝説のロックバンドです。1991年にリードヴォーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなった現在も、ブライアン・メイとロジャー・テイラーを中心に、ヴォーカルにアダム・ランバートを迎えて活動を続けています。

ROLLYさんと石井さんの出会いは、石井さんが企画したQUEENのトリュビュート・ライブへ、ROLLYさんの出演を依頼したとき。

石井:まったく会ったことがないのに、出てください! って言ったら打ち合せをしてくださって。
ROLLY: QUEENへの(愛情の)熱量がすごくて。顔面の3センチくらいのところで、語られたような…(笑)。

そんな2人が考えるQUEENの魅力とは…

ROLLY:フレディ・マーキュリーって、普通のロックシンガーと圧倒的に違うのは、演劇的っていうかバレエの要素がすごく入ってるじゃないですか。
石井:オペラの要素とね。
ROLLY:とにかく楽しませてくれますよね。出て来た瞬間から目を話せない。
石井:まず出で立ちが変だからね(笑)。
ROLLY:ものすごく違和感を感じるじゃないですか。
石井:モジモジくん(みたいなタイツの衣装)とかね。
ROLLY:でも僕、初期の美しい感じも好きなんです。「ライアー」の黒いサテンの衣装とか。果てしなくスタイルいいですよね。ものすごくかっこいいんですが、前髪がすごく短いのと、普通の白人ではないエキゾチックな顔立ちに、すごく違和感を感じて。それに歌の上手さがあまりにも圧倒的。
石井:ほかにフレディみたいなタイプって、まったく思いつかないですからね。
ROLLY:とにかく勝ち誇った感じがいいですよね。伝説のチャンピオンそのものなんです。
石井:「♪ we are the champions」のところなんて、まさに「俺はチャンピオンだ」って言ってる感じだもんね。
ROLLY:でもそれが、ちょっと笑える感じの人だから、人間的な魅力があるんですよね。
石井:ただかっこよくならない着地点が愛らしくって、それが今でも世界中で愛されてる理由なのかもね。究極な美系なお兄さんだったら、男はちょっと遠のいちゃう。男が(QUEENを)好きなのは、あの人に隙があるからじゃないかな。色物なのか正当派なのかどっち、みたいな。
ROLLY:そのギリギリのところが魅力なんですよね。

その後も、ブライアン・メイの独特のギターサウンドや、元ベーシストのジョン・ディーコンのベース、ロジャー・テイラーのドラムや作曲センスなど…2人の話は止まりません。さらにはスタジオセッションも披露していただきました!

ナビゲーターのサッシャは「そんなQUEENですが、そもそもUKでは鳴かず飛ばずだった頃にまず日本で人気が出て、逆輸入的にUKでヒットし、世界的なバンドに成長していったんですよね」と付け加えました。そして「これはQUEENが素晴らしいバンドであったと同時に、日本の音楽ファンの耳が非常に優れていたということですね」と話します。

QUEENのような伝説になるバンドが、今後も日本で発掘されることに期待です!

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