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藤田平氏 金本監督の「鬼ってる」采配を手厳しく批判

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 アニキこと金本知憲・新監督のもと「超改革」を掲げ、新戦力が活躍して好調なスタートを切った阪神タイガースだったが、ズルズルと連敗を繰り返し、ついにいつもの「ダメ虎」に。連続フルイニング記録更新もかかっていたためか、不調でもスタメンで使われ続けたキャプテン・鳥谷敬の扱いを巡ってチーム内の不協和音も聞こえてきた。好調な時はいいが、成績が落ちると金本采配にどんどん疑念の目が向けられる。そのうちの一つが、“藤浪(晋太郎)の懲罰続投事件”だ。

 7月8日の甲子園(広島戦)。3回までに5点を失った藤浪を続投させ、3点差の7回に回ってきた打席でも代打を送らず、8イニングで161球を投げさせて負け投手のさらし者にした一件だ。これには球団内外から批判の声が上がった。

 阪神生え抜きОBで唯一、2000本安打を達成している元監督の藤田平氏は、「はっきりいって金本監督にはガッカリですわ。監督1年目で試行錯誤中なのはわかるけど、藤浪に見せしめの続投をさせたのは褒められたものやない」と苦言を呈して、こう続けた。

「あと、鳥谷が打てないから、エラーしたから負けたなんて監督が口にしてはダメ。実績のある選手に7番や8番を打たせても、選手のやる気を殺ぐことにしかならんよ。金本の現役時代を知っているナインも多いのだから、不振の鳥谷を我慢して使い続ければ、チームの風向きも変わったかも知れへんのにな」

 部下に甘さを見せない金本監督の“鬼ってる”采配を手厳しく評した。

 お膝元・阪神尼崎駅前の「尼崎中央三丁目商店街」では例年、開幕と同時に「優勝セールマジック143」を点灯させることで知られる。最下位に沈んでいた7月26日に行ってみると、「マジック50」の看板が掲げられていた。

 阪神が勝った翌日は残り試合数を“点灯”させ、負けた日は減らさない。たとえば5連敗した後に勝つと、6つ一気に減らす方式(?)なのだそうだ。

「金本監督になって、春先は負けてもワクワク感があった。商店街を歩いているお客さんの中にも、六甲おろしが聞こえてくると口ずさむ人がいた。最下位の今は誰も反応しない。もうすぐ広島に(本物の)マジックがつきますから、ここの“マジック”も消える。残念セールへ一直線ですねぇ」(商店街の寺井利一理事長)

 阪神ファンで知られる作家の高橋三千綱氏は、なかばあきらめ顔でこういう。

「金本監督もこうなったら腹を決めて、元気なヤツだけを使って、ぶつくさいうヤツは外す。それで選手間にストレスを溜めないようにする。もはや思い切って来年のために今年を捨てるという考え方もあるんじゃないでしょうか」

※週刊ポスト2016年8月12日号

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