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《もち麦ブーム到来!》実はダイエット効果や血糖値上昇を抑えるスーパー雑穀

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最近、無理なく健康にダイエットできると評判なのが「もち麦」。もち麦をご飯に混ぜたもち麦ご飯を食べて、たった2週間で5・6キロやせた人や、1年間で14キロもやせた人がいると話題になっています。

さらにもち麦は、やせられるばかりか、さまざまな健康効果が注目され、テレビや雑誌にもしばしば登場しているのでご存じの人も多いことでしょう。

もち麦の食物繊維量はなんと白米の25倍

もち麦とは、大麦の一種で、大麦の中で一般的な押し麦と違い、プチプチでもっちりとした食感が特徴です。   

お米に、日常食べている「うるち性」のお米と、お餅などの材料になる「もち性」のお米があるように、実は、大麦にもうるち性ともち性があります。押し麦がうるち性なのに対し、もち麦はもち性の大麦なのです。

大麦はビタミンやミネラルを多く含み、特に食物繊維が圧倒的に多いことが知られています。

このことについて、大妻女子大学家政学部の青江誠一郎教授は次のように話しています。

大麦(押し麦など)は、精白米の17倍、玄米の3倍もの食物繊維を含み、以前から健康食として注目されてきました。ところが、もち麦は精白米の25倍と押し麦よりはるかに食物繊維が多いとわかり、押し麦以上の健康効果が期待されているのです。

特にもち麦に多いのは「水溶性食物繊維」

食物繊維には水溶性と不溶性があります。もち麦には、β‐グルカンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富です。

β‐グルカンは、腸内で溶けてゲル状(ゼリー状)になって食物を包み込み、消化・吸収を穏やかにして、腸内の不要なものを体外に排出します。

そのため、β‐グルカンには

1.食後の血糖値の上昇を抑える

2.血中コレステロールを下げる

3.糖質と脂質の吸収を抑えて内臓脂肪を減らす

4.善玉菌のエサになり腸内環境を整える

5.整腸作用により便秘が解消する

などといった働きがあります

(青江教授)

実際に、β‐グルカンによって血糖値が下がること、内臓脂肪が減ること、コレステロール値が下がることなどは、試験で証明され、発表されています。

もち麦の「β‐グルカン」が血糖値の上昇を抑制

β‐グルカンにはさまざまな効果がありますが、中でも注目されているのが血糖値の上昇を抑える働きです。

この働きは世界でも注目されており、EFSA(欧州食品安全機関)では、大麦のβ‐グルカンには血糖値の上昇を抑制する作用があるという旨を食品に表示することを認めています。

また日本でも、β‐グルカンの多いもち麦を使った食品が、糖質の吸収を抑える機能性表示食品として販売されています。

2015年の第58回日本糖尿病学会年次学術集会では、もち麦の有用性が発表されています。具体的には、β‐グルカンの多いことにより、血糖値上昇を抑えられることや、朝食に食べたら昼食後の血糖値の上昇も抑えられる「セカンドミール効果」があることなどです。

このように、もち麦はダイエット効果とともに、血糖値の上昇を抑える効果も大きく注目されており、糖尿病患者さんの食事指導にもち麦を活用する病院が増えてきています。

白米をもち麦ご飯に変えて、体重が減った、血糖値が安定したという人がおおぜいるのでぜひ試してみてください。

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