20歳の青年が1Dのヒット曲をシナトラ風にカバー、米オーディション番組で絶賛

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20歳の青年が1Dのヒット曲をシナトラ風にカバー、米オーディション番組で絶賛

 米人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』の8月2日の放送のなかで、以前『アメリカン・アイドル』シーズン14にも出場していたサル・バレンティネッティ(Sal Valentinetti)がワン・ダイレクションの曲をフランク・シナトラ風アレンジでカバーし、会場の喝采を浴びた。

 弱冠20歳ながら白いタキシードに身を包んだサルは、温厚でゆったりとした雰囲気でワン・ダイレクションのヒット曲「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」を披露。ジャズバンドをバックに有名ポップソングをジャジーにアレンジするといったリスクを顧みず歌い上げると、審査員たち含めドルビー・シアターの会場からスタンディングオベーションを受けた。

 審査員のハイディ・クルムはオーディションの際、バレンティネッティのことを「あなたの声はシルキーで滑らか」と称し、見た目も“ハンサム”で自身の“ゴールデンボーイ”などと絶賛すると、ゴールデンブザーを押してストレートで彼を準々決勝のステージへと進ませた。

 また、辛口審査でお馴染みのサイモン・コーウェルも、バレンティネッティがパフォーマンス後に「サイモン、料金は後でいいよ」と言ってうなずくと、「君は演出の上手いショーマンだね。それに(セサミストリートの)シンギング・ピザのようだ。君は観衆の前で歌って出世する。おめでとう。素晴らしい歌だ」と称賛した。

 一方、ただひとりホーウィー・マンデルだけが批判的で、バレンティネッティに一般的な曲に専念すべきだと勧めた。しかしコーウェルはこれを即座に否定し、マンデルが話しているうちに自分のブザーを押したのだ。

 バレンティネッティが同予選でシナトラの「マイ・ウェイ」を歌った時から感心していたコーウェル。先週、「彼のすべてが気に入ったよ」と記者たちに話していた。

◎Sal Valentinetti: Suave Singer Covers One Direction’s “Story of My Life” – America’s Got Talent 2016
https://www.youtube.com/watch?v=hHoOS5JvZYw

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