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911人気の今だからこそ選ぶ、玄人好みの「FRポルシェ」

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▲FRポルシェの中の1台、1983年に登場した944。当初搭載されていたエンジンは2.5L直4。途中ターボが追加されたり、排気量が3Lまで拡大されたりしながら1991年まで販売されました

全世界で沸騰するポルシェ人気

今、ポルシェが世界中で人気となっています。創業は1940年代、レースでも数々の栄光を誇る名門メーカーですが、少し前まで経営危機となるほどの苦境に立っていました。しかし2009年にフォルクスワーゲンとの経営統合が決まり、若干の紆余曲折を経た後の2012年、ポルシェAGがフォルクスワーゲンの完全子会社となっています。

そんな中、SUVのカイエン&マカン、GTサルーンのパナメーラとラインナップを広げ、そのヒットで業績も復活。2015年度の世界販売台数は約22万5000台と過去最高となっています。

日本においてもその人気は同様です。昨年度の新車登録台数は約6800台で、20年前の約3倍に達しています。そして中古車市場においても、911の価格が空冷モデルを中心に高騰、以前は100万円台、200万円台で購入できたものが現在では1000万円に届くかという価格になっています。そう、ポルシェの人気は凄まじいのです。

▲この3~4年で大きく価格が高騰した911。4桁のプライスでもみな驚かなくなったほど、その高値は当たり前のものとなってしまいました

今ならまだギリギリ見つかる、FRポルシェたち

では、最も低い価格で購入できるポルシェというとどのモデルになるのでしょうか。カーセンサーnetを見てみると、初代ボクスターや初代カイエンといったモデルが本体価格100万円台から掲載されています。しかし、それだけではありません。今ではほとんど見かけなくなったモデルが見つかりました。それは944です。

掲載台数は数台ながら、1980年代末期から1990年代初頭の年式が本体価格150万円以下となっています。944は1983年に発売されたクーペで、駆動方式はFR。エンジンは当初2.5L水冷直列4気筒が搭載され、数回の排気量拡大を経て最終的に3Lエンジンが搭載されました。

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、944のようなFRレイアウトを採用するポルシェは他にも存在しました。944の先代にあたる924、後継にあたる968、そして911を上回るフラッグシップとして開発された928の各モデルです。このうち7月21日時点で924は物件の掲載がないものの、968と928はやはり数台ずつながら中古車が掲載されています。

968はポルシェのボトムラインを担うモデルとして、カブリオレやCS(クラブスポーツ)といったバリエーションを揃えながら1995年まで、一方の928は1977年に発表され、同じく1995年まで販売されていました。

944とはまた違ったなまず顔(?)の968と928。他メーカーの歴代モデルを見渡しても珍しいポップアップ式のヘッドライトを採用するなど、944と同様、独特の存在感があるモデルです。

968と928の中古車本体価格はというと、その多くが「応談」。911の人気が根強い日本ではやはり販売台数も多くありませんでしたから、今もそしてこれからも、希少なモデルであろうことは想像に難くありません。

初代ボクスターや初代カイエンも魅力的な車ですが、より個性的なポルシェが欲しいとすれば、944をはじめとする「FRポルシェ」に注目です。もちろんどのモデルも一定の整備費用を加味して予算を準備すべき車。しかし、911を筆頭にこれだけポルシェの人気が沸騰する今、あえてのFRポルシェという選択は最高に「ツウ」な一手となるのではないでしょうか。

▲1975年に発表、1976年に発売されたFRポルシェの一番手、924。フォルクスワーゲン車などとの部品共用によりコストを抑え、ポルシェの裾野を広げようとした意欲的なモデルです。残念ながら執筆時点ではカーセンサーnetに掲載物件はありません

▲911を上回るフラッグシップとして発売された928。1990年代まで長きにわたり改良を繰り返しながら販売されました。1836mmという全幅は当時としては大柄でしたが、現在からするとさほど大きく見えません。エンジンは4.5LV8で、最終的に5.4Lまで排気量が拡大されます。

▲FRポルシェの最後を飾るのが1991年デビューの968。944の後継にあたり、同じくカブリオレモデルも設定されました。1995年に968の生産が終了して以後、ボクスターや996型の登場でポルシェのラインナップは大きく変わることとなります

【関連リンク】

FRポルシェの中古車をみてみるtext/編集部

photo/ポルシェジャパン

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