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「新人時代の雑用」意味ある? 20代と30代で意見逆転

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多くの企業がグローバル化を志向している昨今、企業の人材育成の分野でも、「若いうちは黙って雑用だけしてればいいんだ」「習うんじゃなく見て盗め」なんていう旧来の師弟制的な教育方法は、少なくなっていると聞く。

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だが一方で、「雑用をすることで、“感謝の心”や忍耐力を養うべき」といった考えも根強い。実際、20~30代男性会社員200人にアンケート調査(R25調べ/協力:アイリサーチ)したところ、「新人時代に掃除などの雑用をした」と回答した人は、実に74.5%(「しなかった」と回答した人は25.5%)もいた。

では、若手ビジネスマンたちはその効果をどう考えているのだろう? あわせて調査してみた。

〈新人が社内の掃除などの雑用をするのは、意味がある(将来的に仕事に役立つなど)と思う?〉

・「意味がある」派 65.5%
・「意味がない」派 34.5%

「意味がある」派が多数ではあるものの、「無意味」と考える人も3人に1人以上の割合。それぞれの意見をまとめてみた。

●「意味がある」派の意見
「何でもできる人が出世すると思うので」(36歳)
「掃除、環境整備は仕事の基本であり、それができない者に仕事は任せられないから」(27歳)
「周りに気を配ることができるようになるから」(33歳)
「忍耐力が増す」(35歳)
「上司の命令を忠実に聞くという縦社会で生きていく意味で勉強になったと思う」(39歳)
「上層部が行う業務だけではなく、下部の社員が行う雑用等の業務を一通り経験することで、全体が見え、視野が広がると思うから」(38歳)
「まずは下働き的なことをして仕事ぶりへの信頼を得ることは大事だと思う。誰かがやらなければならないことだろうし」(37歳)
「基本をおろそかにする人は、決していい成果を生んでいない。新人教育をしていくと、その後の営業成績なんかを見ていれば、一目瞭然です」(36歳)
「何か得るものが必ずある」(31歳)

●「意味がない」派の意見
「そのような考えが幼稚すぎる」(27歳)
「まったく意味がない、新人の能力を活かしていないから」(24歳)
「意味は無い。単純にめんどくさいからやらせるだけ。ためになるなら、新人でなくなってもやるに決まってる」(28歳)
「全員で行うべき」(27歳)
「こきつかってるようにしか思えない」(35歳)
「誰にでもできる仕事はアウトソーシングするべき」(35歳)
「雑用という時点で誰にでもできる仕事なので意味がない」(39歳)
「外資系はそれを求めていない。売上と利益が絶対だった」(37歳)

両者の意見は真っ向から対立…。また、回答者のうち20代では「意味がない」派が61.9%と多数なのに対し、30代では「意味がある」派が68.7%と逆転している。これだけ数値が違うと、ジェネレーションギャップによる「雑用トラブル」が起こってしまいかねないだろう。

「意味があったかどうか」はあくまで主観であり、答えが出ないからこそ難しい問題。社内の人材育成に関する風潮が変化していくなか、今後この数値も変わっていくのだろうか。
(梵 将大)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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