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夏山シーズン到来!4000m級の聖なる頂へ挑む、世界遺産キナバル山

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キナバル山の頂 Photo Credit : Mayumi Kawai「4000m級の天空の頂に挑む!実録1泊2日!世界遺産キナバル山」

こんにちは、Compathy MagazineライターのMayumiです。
夏山シーズン到来! 皆さん、2016年の8月11日は何の日かご存知でしょうか? そう、今年から新たに加わった国民の祝日「山の日」。この祝日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨で制定されました。つまり、国を挙げてみんなで山をエンジョイしましょうってことですね!

しかし日本の夏山はどこも人でいっぱい…。そんな憂鬱なあなたに今回はマレーシアのコタキナバルにある世界遺産キナバル山を紹介します。入山制限のあるこの山では混雑は無縁! 自分のペースで登山を楽しめます。時には羽を伸ばしての海外遠征も粋ですよ!

世界遺産キナバル山とは

東南アジア最高峰4095.2mのキナバル山を含むキナバル自然公園が世界遺産に登録されたのは2000年。独特の生態系と生物多様性を有するボルネオジャングルでは、世界最大の花ラフレシアや食虫植物ウツボカズラなどの貴重な植物が存在します。また、高山ながらも降雪がなく、年間を通して登山が楽しめます。

貴重な食虫植物ウツボカズラ Photo Credit : Mayumi Kawai「4000m級の天空の頂に挑む!実録1泊2日!世界遺産キナバル山」

自然保護を目的として入山制限を行っているキナバル山ですが、2015年6月に起きた大地震により宿泊施設が損壊。その影響で現在は1日120名程度に縮小されています。地震後は登山道がいっそう強化され、特別な技術が無くても安心して登ることができるよう整備されました。

整備された登山道 Photo Credit : Mayumi Kawai「4000m級の天空の頂に挑む!実録1泊2日!世界遺産キナバル山」

世界遺産キナバル山に登るためには

キナバル登山には最低でも山小屋1泊が求められます。山小屋の手配は日本あるいは現地の旅行代理店を通じて申込むことも可能。個人の場合は、山小屋を管理しているSutera Sanctuary Lodge(ステラ・サンクチュアリ・ロッジ)に直接問い合わせをしてみてもOK。空きがあれば直前でも申込みができます。

標高約3300mにある山小屋ラバンラタ・レストハウス Photo Credit : Mayumi Kawai「4000m級の天空の頂に挑む!実録1泊2日!世界遺産キナバル山」

登山には別途、入山料、許可証、保険、ガイド料、登山ゲートまでの往復移動費がかかります。現地払いで現金のみとなっているのでご注意を。なお、ガイドは義務化されており、1名で最大5名まで担当することができます。

キナバル公園パークオフィス Photo Credit : Mayumi Kawai「4000m級の天空の頂に挑む!実録1泊2日!世界遺産キナバル山」

山ビギナーでも大丈夫ってホント?

キナバル山は比較的登りやすい山だと言われています。登山道がしっかり整備されており、水洗トイレ付きのシェルター(休憩ポイント)が要所に完備されているため、登りやすいことは確かです。必要最低限の装備(防寒・雨対策含む)で、無理なく自分のペースで歩けば特別な技術は不要だと思います。

ただし、登山ゲート1867mの地点から山小屋のある3273mまで標高差約1400m、距離にして約6.5㎞、片道平均4~5時間の行程を歩き貫く気力と体力はマストです。それをご覚悟の上でトライしてください。なお、高山病のリスクについては、薬や休養でおおむねカバーできると思いますのでご安心を。

各ポイントに設置されたシェルター Photo Credit : Mayumi Kawai「4000m級の天空の頂に挑む!実録1泊2日!世界遺産キナバル山」

聖なる頂、ローズ・ピーク

山小屋から山頂までは約2.5㎞、標高差は約822m。山頂で御来光を拝むためには深夜2時前後に登り始めなくてはなりません。足元は真っ暗なのでヘッドライトは必携です。さらに、山頂は風も強く身が縮まるほど極寒、かつ天候も変わりやすいので防寒と雨対策はしっかり行いましょう。

山頂付近 Photo Credit : Mayumi Kawai「4000m級の天空の頂に挑む!実録1泊2日!世界遺産キナバル山」

空気の薄さで歩くたびに息が上がり、写真撮影のたびによもや窒息しそうになりますが、それに代えてもこの絶景は最高のご褒美です。

夜明けの御来光 Photo Credit : Mayumi Kawai「4000m級の天空の頂に挑む!実録1泊2日!世界遺産キナバル山」

おわりに

キナバル山は、森林限界までは熱帯性ジャングル、雲海を超えたら壮大な奇峰群がのぞめ、見るものを飽きさせない起伏に富んだ登山ルートになっています。お金や労力に代えがたい感動が待っています。

ちなみに、疲れてダメージを受けたらコタキナバル市内にて格安マッサージで癒されてみてはいかがでしょうか。ぜひこの夏、ちょっとプチ贅沢して海外登山を楽しみましょう!

ライター:Mayumi

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*Aiko Ozawa 「【東南アジア最高峰!】世界遺産キナバル山4000m登頂!」
*Yusuke Miyagi「キナバル登山へ」

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