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「ボクは変わり者」自閉症の男の子の詩に、本当に大切なものを思い出す

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自閉症のひとつ、アスペルガー症候群の男の子ベンジャミン君(10歳)。口数が極端に少なかったり、同年齢の子どもとうまく波長が合わない、他人の気持ちが分からないなど、この障がい特有の症状を彼もまた抱えて生活するひとり。

そんな彼が書いた一編の詩を紹介します。多くの人が彼のメッセージに心震わせ、「大切なことを思い出させてくれる」とその反響は、さざ波のように世界へと広がっていきました。

“違い”を認め合う世の中へ
『I am odd , I am new』

「ボクは変わり者」自閉症の男の子の詩に、本当に大切なものを思い出す

僕は変わり者 みんなとは違う
みんなもそうなのかな
何もないところから声が聞こえてきたり
でも、みんなはそうじゃないって分かってる。不公平だよ
悲しい気持ちになりたい訳じゃないんだ

僕は変わり者 みんなとは違う
本当はみんなもそうなんじゃないの
僕は違う星からやって来た子みたいだ
まるで“よそ者”みたいに感じてしまう
みんな僕のことどう思っているんだろう
誰かが笑えば、僕は泣きたくなる
それが僕をどんどん小さくしていく

僕は変わり者 みんなとは違う
でも今は、みんなも違うってことが分かってる
まるで自分が“よそ者”みたいに思えるんだ
でも、そんな僕を認めてくれる日を夢見ている
だから、いつも仲良くできるよう頑張ってるんだ
いつか、きっとできるよね
僕が変わり者だとしても みんなと違ったとしても

「ボクは変わり者」自閉症の男の子の詩に、本当に大切なものを思い出す

この詩は、2016年4月「National Poetry Month(ナショナル・ポエトリー・マンス)」の一環として、学校で自分自身について(「I am」を使った短文)の詩作を宿題に課されたときのもの。

この日を振り返り、父親のベンさんが「Today」に当時のベンジャミン君の様子を語っています。

いつになく嬉しそうな表情で帰宅したベンジャミン君、詩作にいてもたってもいられない様子で、そのままキッチンの机で一心不乱に書きつづったそうです。ただの一度も顔を上げることなく。それから、嬉しそうにその詩を両親に見せてくれたんだそう。

「最初、誰にも理解されず孤独に心傷つき、どんな想いで学校生活を送っているかを初めて知って、胸が張り裂けそうになりました。けれど読み進めていくうちに、彼も変わっているけど、みんなそれぞれに違いがあることをベンジャミン自身が気づいていること、それを受け入れてほしいと努力していることを知り、涙が止まりませんでした」。

大丈夫、変わってるのは
キミだけじゃない

じつはベンジャミン君、ちょっぴり恥ずかしかったのか、せっかく書いた詩を翌日学校へ持って行くことはできなかったそうです。けれどベンさんは、「多くの人に感動を共有してほしい」とFacebookへの詩の公開を踏み切りました。

すると、これを国立自閉症協会がシェア。少年の内なる声は、瞬く間に世間の耳目に触れるところとなりました。やがて彼の元に「変わり者?ボクだってそうさ」、「みんな変なんだから安心して」、「すべての自閉症を持つ親を勇気付けてくれた」といった賞賛のメッセージが次々と届くようになったそうです。

障害者を標的にした目を背けたくなるような事件の後だけに、ベンジャミン君の詩の中に登場する“違い”の意味を、改めて考えるきっかけになればと思います。

Reference:Today
Licensed material used with permission by Benjamin Giroux

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