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薬を常用しているときはダイエットは駄目? 薬剤師が教える「薬とダイエット」の関係性。

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ダイエットは女性にとっても、近年では男性にとっても意識を高めるべきテーマであります。

しかし、現在治療で薬を服薬中の方は、ダイエットや食事制限をおこなっても大丈夫なのでしょうか?

真相を確かめるべく、「服薬中のダイエット」について、薬剤師の吉澤先生に詳しく解説していただきました。

服薬中にダイエットや食事制限をおこなうさい、注意するべきことはありますか。

薬を服用中ということは、治療中ということになりますね。

風邪などの急性疾患の治療中であれば十分な休養と栄養が必要ですので治療を優先し、元気になってからダイエットや食事制限を開始するのが好ましいでしょう。

一方、生活習慣病などの慢性疾患の治療中であれば、ダイエットや食事制限が治療にも有効でもありますので無理のないようにすると良いでしょう。

しかし、薬によっては、食事との関係が重要なものがありますので必ず医師または、薬剤師に相談して下しさい。

どのような薬を服薬中の場合、ダイエットや食事制限に注意が必要ですか。

いくつかの糖尿病治療薬は、注意が必要です。

食直前の服用が必須のナテグリニド、ミチグリニド、レパグリニドは、インスリンの分泌を促進し血糖値を下げるので服用後に食事を摂らなかったり、極端に少ない食事では、低血糖を起こしてしまいます。

また、アカルボース、ボグリボース、ミグリトールは、糖の吸収を遅くして食後の血糖値を抑える薬です。低血糖を起こすことはあまりありませんが、極端な食事制限をすると薬を服用しても効果が十分に発揮されないということになります。

その他の疾患の治療薬でも、脂溶性が高い薬は食直後の服用が好ましくです。

脂溶性が高い薬は、食事の脂肪成分によって溶解性が高まることで吸収が良くなり十分な効果を発揮するので、極端な食事制限や空腹時での服用では、薬の効果が十分に得られない結果となります。

生活習慣病の場合、どのようにダイエットをとりいれられますか。

生活習慣病のような疾患であれば、食事療法としてダイエットや食事制限を取りいれると良いと思います。

生活習慣病には、それぞれの疾患に効果的な食材や調理法があります。

病院によっては、栄養士による食事指導を治療の一環として行っていることもありますので興味があれば医師にお尋ねください。

服薬中のダイエットや食事制限で、医師の診断を受けた方が良い症状があれば教えてください。

極端な体重減少が起きるようなダイエットや食事制限は、避けていただきたいです。

特に女性の場合は、急激な体重減少により月経不順や無月経が起きたときは、ダイエットや食事制限は、中止し医師に相談してください。

男性でも急激な体重減少による体調不良や、食べたいのに食べれないというような症状を感じたら医師の診断を受けるようにしてください。

吉澤先生からアドバイス

さまざまなダイエット法などの情報が氾濫していることもあり、間違ったダイエットや食事制限で健康を害さないよう注意していただきと思います。

ダイエットや食事制限をする場合は、ご自分の基礎代謝を知り、基礎代謝程度の摂取カロリーに抑えることが理想的な食事制限といえます。

多くの食材から炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をしっかりと摂り、健康的なダイエットを心がけましょう。

(監修:薬剤師 吉澤 恵理)

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