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キャンプに花火にBBQ…夏のアウトドアで起こる火傷にご用心を。

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日本列島も徐々に梅雨があけて、夏へと向かっています。

夏らしいイベントが楽しみになってきますが、なかでも、花火やバーベキューなど、火を使う機会も増えるため、火傷のリスクも増えてしまいます。

そこで今回は、夏のアウトドアで起こる火傷の処置について医師に解説していただきました。

火傷は皮膚上でどのようなことが起きている状態ですか?

火傷により皮膚は局所的障害を受け、組織と周囲の発赤を呈し、浸出液を障害組織から産生し、水疱を形成します。

また、痛み伝達物質を体内へ送り、痛みを感じることになります。70℃では1秒、45℃では1時間で障害が起こるとされています。

軽度の火傷の場合、どのような応急処置を行なえばよいですか?

火傷の応急処置として最も大切なことは、十分に水で冷やすことです。

それにより組織のさらなる障害から守ることになります。できる限り早めにおこないましょう。

重度の火傷の場合、どのような応急処置を行なえばよいですか?

重度の火傷では、皮膚と衣服がくっついてしまっていることがよくあります。その場合に病院で注意をしていることとして、無理やりに皮膚と衣服を剥がさないようにしてください。

剥がすことにより、健常であった皮膚も障害されるだけでなく、痛みを増強してしまいます。

衣服とともに水につけて冷やすようにしましょう。また、ワセリンなどの油性の保護膜を張ることで、水疱や皮膚欠損などでバリヤのを失った皮膚を外界から保護してあげることも大切です。

火傷の程度や箇所など、救急車を呼ぶべき目安はありますか?

火傷の際に注意すべきは、火傷の範囲と深さです。範囲が深いとその分浸出液が大量に産出されてしまい、そのために体内の水分が減り、重度の脱水となってしまうこともありえます。

その場合には、予想外に血圧が下がってしまうショック状態となってしまう可能性が高いため、入院して点滴治療の必要があります。

また、深さでは、表皮だけでなくさらに深層の真皮と呼ばれる部位まで火傷が至っていないかが大切です。

より深いほど重症であり、治療抵抗性(治療の効果がない)であるだけでなく、治るまでの過程の中で細菌感染を合併してしまうリスクも高くなります。

その見分けとしては、火傷が赤いうちは表皮のみですが、白く見えるようなときには深層まで及んでいるときが多いため、白く見えたり体の大部分が火傷となった場合には救急車をよびましょう。

医師からのアドバイス

夏の火を用いたやけどでの注意点としては、鼻から肺までの気道を火傷することが最も危険な状況です。

火花や高温の煙を吸い込まないよう必ず注意をしましょう。もしも起きてしまった場合には必ず救急車を呼んでください 。

火傷は冷やすことで治療はできますが、痕が残ることが多いため予防を最も大事に考えましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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