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金杯を買取にだす前に確認しておきたい金の品位表示まとめ

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使っていない金杯は買い取りに出したほうがお得


金杯は昔から縁起の良い品物として、記念品や贈答品として使われてきました。お持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし特別な品だからこそ、日常では使う機会がほとんどありません。もし思い出や思い入れがないのなら、買取に出すのも選択肢の一つです。
現在、金の取引相場は過去30年でもっとも高い水準にあります。
金杯の素材がきちんとした金なら、かなりの高額買取が期待できますよ。

金杯を買取に出す前にチェックしておきたい点

出 典:Wikipedia

金杯を買取にだすなら、チェックしておかなくてはならないことがあります。
それは素材である金属の品位です。
もし仮に金メッキや金張りの杯だったとしたら、ほとんどの場合は買取してもらえません。
持っている金杯の素材を確認しましょう。

金杯の裏にある打刻に注目

金杯はジュエリーと同じように、金属の品位を打刻してあります。

場所は盃の裏にある高台の中心が一般的です。ここにAu999やK24というようにAuもしくはKを頭文字にして数字が記されています。
これが金属の品位です。

Auは金の元素記号を表していて、金の含有率を1000分率で表します。Kは「カラット」という金独自の含有率を示す記号で、こちらは24分率です。
つまり純金ならAu999(古いものはAu1000で表示されている場合もあり)もしくはK24と表記されます。金の含有量が75%の金合金なら、Au750もしくはK18です。

他にもある品位表示


一般的なAuやKの他にも、貴金属の品位表示がありますので、覚えておくと便利です。

まず、たなびく日本国旗の図形の後にひし形で囲まれた数字を打刻するデザインがあります。
これは造幣局が製品の品位試験を行い、合格したものに打刻する証明印(ホールマーク)です。
国の機関が第三者として検査した結果なので、貴金属の品位証明としてもっとも信頼性が高いといえるでしょう。このマークがあれば安心です。

他にも「純金」と漢字で打刻されている場合があります
ジュエリーや装飾品ではあまり見かけませんが、工芸品や日用品には使われることがある表示です。
「純金」表示はAu999に該当します。金の含有量が千分率で997以上999未満のものは「亜純金」と表現します。

また、中国で生産された金杯の場合「足金」という表示が見られる場合があります。これはAu990の金を表す中国での品位表示です。ちなみに中国ではAu999を「千足金」と表現します。

品位表示にGPやGFとついていたらご用心

このように金杯には金の品位を示す刻印がありますが、もしその刻印に「GP」や「GF」という記号がついていたら、買取は難しいと考えて下さい。
GPは金メッキ、GFは金張りを表した記号です。つまりこの表記が打刻されている金杯は表面に金が塗料のように使われているだけで、全体は別の金属でできています。

GPの他にGIPという記号もあります。これは「金イオンプレーティング」のこと表しており、イオン化した金を蒸着させるコーティング技術です。
GFは金張りに使用した金合金の質量比が全体の20分の1以上の場合に表示されます。20分の1未満の場合はRGになります。

GPにしろGFにしろ、どちらも主な素材は金以外の金属です。
銀のような貴金属なら買取対象ですが、たいてい安価な金属なので、まず買い取ってもらえません。

品位表示は鵜呑みにはできない

これら素材となっている金属の品位表示は、残念ながら完全な保証になるとはいえません。

品位表示のほとんどは金杯を製造する会社で打刻するものです。金を使用していなくても偽って品位表示を刻むことはできます。
もちろん詐欺行為となり社会的信用をなくしますから、真っ当な会社なら虚偽表示を行うことはありません。
しかし、嘘の品位表示を打刻している偽物が出回っていることも事実です。
ですから買取業者は品位表示を見るだけでなく、比重計や蛍光X線分析機を使用して素材を分析します。

買取前に品位表示を確認しておくことは大切ですが、査定で違う結果が出る場合もあります。そんなときは査定内容を説明してもらい、納得してから処分方法を考えましょう。

金杯の買取相場はどのくらい?


金杯の買取価格は貴金属としての買取になりますので、杯の重量に、貴金属品位から割り出された買取単価をかけることによって計算されます。

地金取引相場は、ここ数年1g4,000円を下りません。20年前は1,000円前後だったことを考えると、今が売りどきと言えます。
ただし、金の地金取引相場と買取相場は微妙に違います。買取の場合には、業者ごとに手数料などを差し引いた買取単価を設定していますから、確認しておきましょう。

参考までに各買取業者の純金(Au999、K24)1gの買取価格をまとめてみました。2016年7月29日に確認した金額です。

・なんぼや:4,756円
出 典:なんぼや
・質屋かんてい局:4,748円
出 典:質屋かんてい局
・ゴールドプラザ:4,656円
出 典:ゴールドプラザ
・買取本舗七福神:4,721円
出 典:買取本舗七福神
・ミリオンゴールド:4,655円
出 典:ミリオンゴールド
・リ・ファウンデーション:4,662円
出 典:リ・ファウンデーション

このように、金の買取相場は現在1g4,500円以上というとても高い水準です。
この買取単価の高さに加え、金杯の重量は直径6cm程度で約30〜40gほどあります。単純計算でも小さな金杯で135,000円以上になるのです。

金杯は買取単価の比較が大切

上記した業者ごとの買取単価をみると、最高値と最低値では94円の差があります。
これがピアス1組の買取なら、査定額はほとんど変わりません。
しかし金杯は小さいものでも30g。大きなものなら直径15cm、重さも約300gになります。
金杯の重量次第で買取価格に約3,000〜30,000円の差が生じる計算です。
当然といえば当然ですが、金の買取は重量が重い品物ほど、買取単価による査定額の差が大きくなります。

金杯を少しでも高く売りたいなら、業者の買取単価は徹底的に比較しましょう。
ただし、ネットで公表されている買取単価が手数料込みなのか基本買取単価なのかは、なかなか分かりません。
最終的には実際に査定してもらい比較するのが確実です。

金杯を高く売るなら、情報収集と比較をしよう


金杯は一つの重さがそれなりにあり、金として買取に出せばまとまったお金になります。
しかし、一定の重量があるこそ買取単価の差が如実に現れます。
少しでも高く売りたいなら、買取業者の情報を集めて、特に買取相場の比較はしっかりと行いましょう。
金杯の買取は、業者の比較こそが重要なのです。

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