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Netflix、ジョン・ウェルズのプロデュースでパナマ文書を映画化へ

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Netflixが、ジョン・ウェルズとクレア・ラドニック・ポルスタインのプロデュースにより、パナマ文書のスキャンダルに関する映画を開発中だ。

オンラインストリーミング大手の同社は、ドイツ人ジャーナリストのバスティアン・オーバーマイヤーとフレデリック・オーバーマイヤーによって執筆された書籍『The Panama Papers: Breaking the Story of How the World’s Rich and Powerful Hide Their Money(原題、日本版タイトル:パナマ文書)』の映画権利を獲得した。

これは、7月に明かされた中では、パナマ文書の映画化として2番目の映画となる。スティーヴン・ソダーバーグ、ローレンス・グレイが率いるグレイ・マター・プロダクションズとアノニマス・コンテントは、これから発売されるジェイク・バーンスタイン原作の書籍『The Secrecy World(原題)』をもとにした、パナマ文書についてのタイトル未定の映画をプロデュースしているところだ。

バスティアンとフレデリックは、南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)のジャーナリストで、彼らの報道は、匿名の内部告発者から入手したパナマに拠点を持つ法律事務所のモサック・フォンセカから流出した1150万件にものぼるデータをもとにしたものだ。文書には、一体どのようにして裕福な権力者たちが、租税回避とオフショア資産を利用するために事務所を利用したかが詳細に記されていた。

この文書は、国際的なジャーナリストや出版機関のグループであるICIJ(International Consortium of Investigative Journalists)によってリークされ、2016年4月にその発見事実が明らかになり始めた。

バスティアンとフレデリックは、プロデューサーのウェルズとラドニック・ポルスタインと、エグゼクティブ・プロデューサーを手掛けるジョン・ウェルズ・プロダクションのザック・ステューディンと共に仕事することになる。パナマ文書を公開するにあたり、76か国、400人以上のジャーナリストを監修したICIJのマリーナ・ウォーカーとジェラード・ライルも、詳細は不明だが映画に協力している。

NetflixのCOOテッド・サランドスは、「バスティアンとフレデリック、直接ジョン・ドゥ(パナマ文書を流したとされる匿名の人物)と連絡を取ることのできる限られたジャーナリストたち、ICIJ、ストーリーを作る達人であるジョン・ウェルズ・プロダクションというエキスパートによる調査作業中で、私たちはパナマ文書が世界中で1面記事を飾った時と同じくらいのインパクトを持つ心を掴む物語を届けることができると確信しています」と、コメントした。

ジョン・ウェルズ・プロダクションの長編映画部門プレジデントのラドニック・ポルスタインは、「Netflixによるこのプロジェクトで一緒に働くことができることはこれ以上無い喜びです。彼らは共に超一流の映画作品を生み出す素晴らしい実績を持っています。最近記憶している中で最も説得力のあるニュースのひとつを明らかにすることを、非常に楽しみにしています」と、語った

バスティアンとフレデリックは、「ジョン・ドゥが私たちにコンタクトを取ってきた時に、全ての調査は始まりました。その関係とそこで現れた作業は、歴史上で最も大きな情報流出へと成長し、ジャーナリスト間の共同作業としても間違い無く最大のものでした。これまで世界に類を見ないことです。最終的に400人を超えるジャーナリストがこの調査に参加したのですから。私たちの新聞が、記念碑的なものに成長したこの物語にとっての出発点であることを、非常に誇りに思っています」と、コメントした。

映画の監督や出演者は、現時点ではまだ明らかにされていない。ウェルズが最近手掛けた作品には、ブラッドリー・クーパー主演の映画『二ツ星の料理人』や、劇作家トレイシー・レッツによるピューリッツァー賞とトニー賞をダブル受賞した同名戯曲を映画化した『8月の家族たち』がある。ウェルズはまた、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの半生を映画化した『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』のエグゼクティブ・プロデュースも担当した。

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