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関西空港からわずか2時間!チャーター便で行くロシアへの旅(第3回) 

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Photo credit: 新田浩之「チャーター便で行くロシア極東の旅 ウラジオストク」

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。
ロシアと言えばシベリア鉄道を思い浮かべる方も多いのでは? 今回はハバロフスクまでの1泊2日の旅の様子をお届けします。わずか1泊2日でもシベリア鉄道の雰囲気を、十分に満喫することができました。それではさっそくご紹介しましょう。

注意が必要なロシア国鉄のダイヤ

今回私が乗車する列車のチケットを見ると「ウラジオストク発14時」になっています。実はこれ、現地時間(ウラジオストク)ではなく、モスクワ時間なのです。モスクワとウラジオストクの時差は7時間。つまり、発車は現地時間の21時になります。ウラジオストク駅の時計は全てモスクワ時間を指しています。

近年、ロシアはサマータイムを廃止したので、これでもわかりやすくなりました。この時間表記には慣れが必要ですね。

Photo credit:新田浩之「家よりも寝られるシベリア鉄道でショートトリップ」

堂々とした姿がたまらないロシアの鉄道

ハバロフスク行き「オケアン号」は21時出発。ウラジオストクでの周遊を終えたので、次はシベリア鉄道でハバロフスクへと向かいます。ロシアの鉄道は日本の鉄道よりもスケールが大きいのが特徴。ロシアの線路幅は広軌1,520mm(日本の在来線は1,067mm)を採用しています。そのためか、客車や機関車がとにかく大きく見えます。

Photo credit:筆者撮影

思っていたよりも近代的なロシアの客車

今回シベリア鉄道を利用して驚いたのが、客車がキレイで近代的だったこと。昨年利用したウクライナの客車があまりにも古かったので、余計にそう思ったのかもしれません。今回は2等(クぺー)を利用。クぺーは4人1室となります。ロシア国鉄のホームページから切符を購入すると、上段・下段が選べて大変便利です。もし機会があれば利用してみてください。

Photo credit: 新田浩之「家よりも寝られるシベリア鉄道でショートトリップ」
客室に入って驚いたのが、もうすでに上段はベッドメイキングされていたこと。しかし下段は何も準備されていません。しかも、下段の方が上段のベット幅よりも狭く感じます。下段を選んだ私は、「下段は外れだったのかなぁ…?」と少し落ち込みました。

実はこれにはカラクリがあったのです。下段の背もたれの部分を下ろすと広いベットに様変わり。しかもすでにシーツが引かれているため、ベッドメイキングも不要です。「この仕掛けを考えた人は頭いいなぁ」と感心してしまいました。

同室のロシア人にウクライナの寝台車の写真を見せると皆一様に「あぁ、これは古いタイプだな」と言っていました。どうもロシアでは客車の近代化、更新が次々と進められているようです。

Photo credit:新田浩之「家よりも寝られるシベリア鉄道でショートトリップ」

客室で少しだけ世間話

21時ちょうど、列車は静々とウラジオストク駅を発車しました。最初に同室になったのが、50代の男性、ワシーリーさん。私はロシア語が少し話せるので、簡単な世間話をしていました。簡単な自己紹介を済ましたあとに「ロシアはどうですか、最近」と聞くと「良くもないし、悪くもない、普通だよ。プーチンも普通だよ」と答えてくれました。世間ではロシアは石油の価格安や西側の経済制裁により苦境に立たされている、と聞きます。なので、その答えは少し意外でした。

当然のことながら、日本のことも聞かれました。参議院選挙が近かったので、少し選挙の話に。日本では首相は国民が直接選べないと話すと、彼は驚いた顔をして「なぜだ」と言いました。一応、イギリスと似たようなシステムを採用していると言い、納得してくれたのでホッとしました。普段「当たり前」と思っている制度でも、他の国の人が聞くと「?」と思われることはよくありますね。

Photo credit:新田浩之「家よりも寝られるシベリア鉄道でショートトリップ」
その後、どうしても眠くなったので22時に早々と就寝。心地よい揺れも手伝ってか、日本にいる時よりも熟睡することができました。翌朝8時15分、終点のハバロフスクに時間ぴったりに到着。ロシアの鉄道は時間にはものすごく正確です。これには毎回感心させられます。

こうして、シベリア鉄道ショートトリップが終わりました。いつかは、シベリア鉄道でモスクワに行きたいですね。 

ライター: Nitta Hiroshi
Photo by: Arisa Ikeda「家よりも寝られるシベリア鉄道でショートトリップ」

関連旅行記

*Kimiko Murata「北海道とロシア旅行 2-3日目 豪華客船で樺太へ」
*Eika Akasaki「ロシアのウラジオストクで北朝鮮。二泊三日。」

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