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慢性疲労症候群、これは立派な病気です

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疲れていても休むことができないビジネスパーソンや子育て中のママやパパ。頑張り過ぎて疲れが全然取れないと思ったら、動けないほどになってしまった。そんな慢性疲労症候群が増えています。侮れないこの病気について紹介します。

だるくて何もできない……

とにかく疲れが取れなくてずっとだるい。起きれなくて寝てばかりいる。風邪でもないのに微熱が続いている。関節痛や筋肉痛がある。このような症状はありませんか? 疲労が取れずずっと疲れている状態を慢性疲労といいますが、家事や仕事などに支障が出るほどの状態ならば慢性疲労症候群になっているのかもしれません。

慢性疲労症候群とはどんな病気?

慢性疲労症候群(CFS)は比較的最近に診断基準ができた病気で、1990年頃から症例が報告され、現在も患者数は増えつづけています。身体を動かせないほどの疲労が6カ月以上の長期間にわたって続き、日常生活に支障をきたすほどになる病気です。血液検査や全身の検査を行っても異常が見つからず、上記のような症状がある場合に、慢性疲労症候群が疑われます。健康な人が風邪や気管支炎を患ったことをきっかけに、風邪に似たような症状が長引くような状態で発症することが多いそうです。しかし、その原因は定かではなく、治療法も確立されていません。

脳に炎症が起こっている状態

まわりからは特に病気を患っているようには見えないため、怠けているように思われがちですが、実際患者さんにとっては体を動かしたくても動かせない辛い状態です。最近、慢性疲労症候群の患者は脳内の広い範囲で炎症を起こしている状態だということが研究によって解明されました。セロトニン神経系のダメージが大きくなることで痛みの感受性が増えて筋肉痛や関節痛などの症状を引き起こし、脳機能も低下するのではと考えられています。免疫療法などで数カ月~数年で改善に向かいますが、完治は難しいともいわれています。

専門医はまだ少ない状態ですが、思い当たる場合は神経科や心療内科に相談してみましょう。放っておくとうつ病や引きこもりに進行する場合もあるので注意が必要です。

writer:しゃけごはん

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