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安藤優子「佐藤愛子氏新著『九十歳。何がめでたい』は痛快」

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 あなたは最近、面白い本を読みましたか――つい先日、日本人の平均寿命が男性は4年連続、女性は3年連続で過去最高を更新したと報じられたばかりだが、「長生き=めでたい」とは限らない。いつ何時、何が起きるか分からない人生で、幸せになるためには「強く生きるコツ」が必要だ。

 このほど発売されるエッセイ集『九十歳。何がめでたい』を著した作家・佐藤愛子さんは御年92歳。『直撃LIVE!グッディ』のメインキャスターを務める安藤優子さんはこの本から、その「強く生きるコツ」を学んだという。

 * * *
 とにかく痛快でした。言いたいこと言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらいに温かい。

 私がいちばん好きなくだりは「強く生きるコツ」を聞かれ、「コツ? そんなものあるかい」と一蹴するところ。あんまりたくさん引用すると差しさわりがあるかもしれませんが、ちょっとだけ─「強く生きるコツ」とはこういうことなのですよ。

 まず『暴れ猪』になることが必要なのです。人に迷惑をかけ、呆れられたり怒らせたり憎まれたり、それにもめげずに突進する。強く生きるとは満身創痍になることです─どうです! これが佐藤愛子先生なのですね。

 ともするといい人でいたい私は、憎まれたり怒られたりしないようにしないように内心びくびくして生きています。到底マネのできない胆力です。

 私も九十歳までにそんな胆のすわった人間になれるよう精進したいと思います。でも、飼い犬の死について書かれている部分では大泣きしてしまいました。

 やはり、人は強くなくては優しくなれないのですね。

(プロフィール)
1958年生まれ。上智大学外国語学部在学中よりキャスターやリポーターとして報道番組に携わる。『ニュースステーション』(85~87年)『スーパータイム』(87~94年)『ニュースJAPAN』(94~00年)『スーパーニュース』(00~15年)を経て、現在は情報番組『直撃LIVEグッディ!』(月曜~金曜の午後1時45分~)でメインキャスターを務める。

※女性セブン2016年8月11日号

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