必ず押さえておきたい!「面接」のマナー<面接本番編>
AO・推薦入試や、私立大学の一般入試、国公立大学の二次試験などで課される面接。
押さえておくべきマナーについて、面接や小論文、志望理由書の指導に取り組まれている、株式会社カンザキメソッド代表・神崎史彦さんに話を聞いた。
■礼儀正しく、さわやかな態度で臨もう!
まずは、入室から退室までの流れについて。あいさつなど、押さえておきたいふるまいを教えてもらった。
1.入室時
・扉を閉めたあと、面接官に向かって「失礼します」とひと言声をかけてからイスに向かう。
・イスの隣に立ち、姿勢を正して「受験番号○○○○、△△高校、□□□□です」と、受験番号と高校名、氏名を伝える。
・イスに座るのは、面接官に「お座りください」と言われてから。「失礼します」とひと言加えてから座る。
「面接は第一印象が肝心です。礼儀正しく、さわやかな態度を心がけましょう」(神崎さん)
2.質疑応答
・面接官からの質問には、「はい」と一言添えてから答える。
「はっきりした声で、相手の目を見て答えましょう」(神崎さん)
3.退室
・イスの横に立ち、「ありがとうございました」とお礼を述べてから扉に向かう。イスから立ち上がりながらお礼を言わないように注意。
・扉の前で面接官に向き直り、「失礼します」と一礼してから退出する。
「部屋を出たからといってすぐに気を抜かないように。控え室に戻るまで、マナーを見られています」(神崎さん)
■言葉づかいや遅刻にも注意!
次に、言葉づかいなど、面接全体の注意点を教えてもらった。
言葉づかいに注意!
「敬語を正しく使うよう意識し、『○○的には』『〜ッス』『めっちゃ』『やっぱ』『ていうか』などの正式な場にふさわしくない言い回しや学生言葉は使わないようにしましょう」
身だしなみを整える
「短い面接時間で自分を正しく伝えるには、第一印象が勝負です。『大人から見てきちんとした』服装を心がけましょう。丈や袖が長過ぎたり、短すぎたりする服や、派手な髪・爪、汚れた靴、チェーン・指輪・ネックレスなどの装飾品はNGです」
控え室でも気を抜かない
「ほかの受験生としゃべりすぎる、姿勢がだらしない、携帯電話をずっといじっているなどは禁物。自分の順番がくるのを静かに待ちましょう」
遅刻をしない
「当たり前のことですが、遅刻は厳禁です。少なくとも15〜30分前には到着しておきましょう。事故など、やむを得ない事態が起こった場合は、すぐに受験する学校の入試課に連絡しましょう」
マナーが理由で面接官に悪い印象を与えてしまうのはもったいないもの。大人とコミュニケーションするための手段として、身につけておこう。
もっと詳しく知りたい人はこちらもチェックしよう!
■リクナビ進学<このポイントをおさえればカンペキ!面接の流れ&必須マナー>
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