サード・アイ・ブラインド、警官暴力や人種差別に触れた新曲公開

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 「セミ・チャームド・ライフ」などの大ヒット曲で知られる米ロックバンドのサード・アイ・ブラインドが、7月25日に「Cop Vs. Phone Girl」(警官vs電話少女)というタイトルのニューシングルを公開した。

 同曲は2015年に広まり問題視された1本のビデオ映像に言及している。同ビデオは、サウスカロライナ州にあるスプリング・バレー・ハイ・スクールにて、キャンパス警官が16歳の女性生徒を手荒く座席から引きずりおろし、取り押さえる様子を隠し撮りしたものだった。サード・アイ・ブラインドは一週間前にも、主に共和党大会のゲストが集まったチャリティ・イベントにて同政党を批判しており、今回の同曲の公開により政治的な主張が続く形となっている。

 リードシンガーのスティーヴン・ジェンキンスによって書かれた同曲では、“Black Lives Matter(黒人の命だって大切)”運動に触れるとともに、警察による残虐行為や人種差別などを歌っている。

 “床に顔を押し付け部屋の向こう側に放り投げる。彼は16歳の少女の首に自分の両手を置く”、“教室の床には血の汚れが少しある/Black Lives Matterを主張するのはそんなに困難なのか?”

 サード・アイ・ブラインドは今年後半に新しいアルバム『We Are Drugs』をリリースする予定だ。同アルバムに収録される新曲「Cop Vs. Phone Girl」は現在、SoundCloud上で公開されている。

◎MegaforceRecords:Third Eye Blind Cop Vs Phone Girl
https://soundcloud.com/megaforcerecords/cop-v-phone-girl

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