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慣れない土地で夫が長期出張へ。生後5ヶ月の娘と2人きりで過ごした1ヶ月

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周りにママ友もおらず、知らない土地でお腹の娘と主人、3人で暮らしていた頃のこと。

主人は、「出産後はちゃんと自宅にいてね?」と冗談が言えるほど帰宅時間が常に遅く、そしてよく出張にも行ってました。出産前は「出張ないよ、大丈夫」と言っていましたが、出産後2ヵ月頃から「やっぱり出張かも」と言うように…。 関連記事:夫の転勤で見知らぬ地へ…。孤独な育児から脱したい!ママ友探し放浪記

そして育児5ヵ月目には長期出張へ。しかし、今回の出張は車で2時間ほどの距離だったので、「パパのご飯とか気にしなくていいから楽になるよ!」と笑顔で送り出しました。

しかし、「たった2時間の距離」と安心していた私には、その夜から起こる出来事の大変さや普段見ている風景に、心が押しつぶされることに気づきませんでした。

夫が出張に行ったその日の夜、問題が起きました。

お風呂です。

「普段は私が入れて、主人が我が子を拭いて、そのうちに私が飲み物を作る」という流れで行っていた沐浴を、私1人でしなければなりません。

娘を洗う際、私も服を脱がないと濡れて大変なので、結局一緒にお風呂に入るのと変わりありません。しかし、娘を膝にのせて自分の体を洗うことは出来ないのです。私の不慣れが伝わったのか、娘には大泣きされました、床も濡れ、自分の下手さ、夫の必要さを感じ悔しくて、翌日からは作戦を考えることに。

まず、娘を寝ている間に静かに自分はお風呂に入っておきます。娘のお風呂はベビーバス。2ヵ月頃に使っていたものを引っ張り出してきます。寝かせて洗い素早く拭く。泣く前にお水を哺乳瓶に入れて娘に渡す…今の自分が見たらきっと笑うでしょう、必死でした。

毎夜電話をくれる主人には、不安にさせないよう声のトーンを落とさないように会話するものの、電話を切ったあと「早く帰ってきて」と落ち込んだりもしました。

また、外出の時も、頼れる人もいない土地で毎日泣きそうになって頑張っている自分の息抜きと思い、公園に行ったりしました。もちろんそこには家族連れや笑顔のママさん達。よその子どもたちや娘を見ていると夫を思い出してしまって、代わりに支えてくれる友達がいないことへの不安感ですぐに帰宅しました。今考えると悲劇のヒロインみたいで、とても嫌なママだったと思います。

夫が出張に行き3週間経った頃になると、お風呂も慣れ、一緒に入るほどになりましたが、公園は娘より私が好きではなかったので、家の中でずっと娘と遊んでいました。

そうして迎えた、主人の出張終了日。帰ってきた主人は日焼けで真っ黒、髪型は綺麗な角刈りになっていて、誰かわからず、思わず扉を閉めてしまいました。しかし、「俺だよー散髪屋さんが下手だったんだよー」の困った声を聞いた時、笑顔の前に涙が溢れてきました。

育児初期の主人の出張は私にとっては、大ダメージでした。ですが、そのダメージはマイナスばかりではなく、育児で辛い時、「あの頃よりマシだ」と思えるプラスの思い出になったと思います。自分が寂しいと落ち込んでいる間、主人も寂しいのを我慢して必死で頑張っているかもしれないと思うと、自分だけがへこたれてはいられない!と思えるようにもなりました。

その後主人は出張にもう一度行きましたが、その時も色々ありました。しかし、結果として主人からは「出張にいく度、きつくなるけどしっかりしたな」と言われるようにもなりました。確かに、最初は主人がいなければ何もできなかった姿から比べたら、とても成長できたんだと思います。 関連記事:誰にでも息抜きは必要!実家遠方・旦那非協力の一人きり育児を救った育児支援サービス

著者:くまこ。

年齢:23歳

子どもの年齢:4歳

一児の母です。夫は絵に描いたようなアニメオタク。その為時々子どもが2人いる錯覚をしつつ、娘と夫と日々楽しく過ごしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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