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【危険】水分補給のはずがフラフラに!? ペットボトル症候群の怖さ

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猛暑で汗はかくし喉も乾く。冷たい飲み物を一気に飲むのは美味しいし、火照った体も生き返る気がするんだけど……。最近耳にする「ペットボトル症候群」とは、そんな習慣が引き起こす怖い病気なのです。

熱中症のメカニズムを復習

熱中症にも種類があり、血管の拡張が起こって血圧が低下する熱失神、大量に汗をかいた後に水分だけを補給したため体内のナトリウム濃度が低下し筋肉がけいれんする熱けいれん、汗をかいて水分補給が追い付かず脱水症状になる熱疲労、体温が上昇し中枢機能に異常が起こる熱射病に分類されます。人間の体は熱を作っては外に放出して体温を調節しています。暑い場所にいたり、運動をすることで体温は上がりますが、血流を増やして汗腺を開き、汗を出したり熱を体の外に逃がします。その際に一時的な虚血状態になったり、汗をかきすぎて脱水症状になるわけです。熱が体内にこもり過ぎると、脳に影響が及び深刻な症状になり、最悪の場合は死亡することもあるのです。

その水分補給、間違っていませんか?

熱中症対策には水分補給が不可欠ですが、水分だけでは汗で流出したナトリウムは補給できないため、水をがぶ飲みすると体内のナトリウム濃度が低下する水中毒になることも。そこでスポーツドリンクを飲む人が多いと思いますが、実はスポーツドリンクのほとんどは飲みやすくするためにかなりの糖分が含まれています。通常のスポーツドリンクで30gほどの砂糖が含まれていますが、WHOで1日に摂取すべき砂糖の量は25g。500mlのスポーツドリンク1本でオーバーしてしまうのです。炭酸飲料だと500mlで50g、2倍の量の砂糖を摂ってしまう計算になります。その砂糖の量は角砂糖15個分。これを一気に砂糖を取り入れてプハーっとすると……体に良くないのは想像できますよね。

ペットボトル症候群の怖さ

ペットボトル症候群とは、この糖分が原因で起こる病気です。急性糖尿病、清涼飲料水ケトーシスとも呼ばれ、健康な人でも突然発症することがあります。糖分を含んだスポーツドリンクや清涼飲料水を大量に一気に飲みすることや、習慣的に飲むことで血糖値が急激に上がってしまい、血糖値を下げるためのホルモンであるインスリンが大量に分泌され、低血糖になるためまた清涼飲料水を求めてしまうという悪循環に。インスリンの効き目も悪くなり、高血糖の状態が続くため2つの悪循環が起こって吐き気、腹痛、意識がもうろうとするといった症状が起こります。子供や学生のような若年者から中年世代に至るまで広く増えている病気です。

ペットボトル症候群を防ぐには、清涼飲料水をがぶ飲みしないこと、スポーツドリンクは薄めて飲むことが大切です。熱中症対策とともにペットボトル症候群のことも頭に置いて水分補給をしましょう。

writer:しゃけごはん

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