世界でたった一つ!「レトロ自転車」を作れるお店

access_time create folderエンタメ

世界でたった一つ!「レトロ自転車」を作れるお店
J-WAVEの土曜12時からの番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「MITSUI FUDOSAN COME ACROSS TOKYO」。7月23日のオンエアでは、スカイツリーのある押上の隣、曳舟にあるヴィンデージ自転車の修理・販売の専門店「レトロサイクル」にマリエがお邪魔しました。

外観は本当に普通の一軒家…。普通の街の自転車屋さんとは少し違う感じのするこの「レトロサイクル」ですが、どのような自転車屋さんなのでしょうか? クリエイターとしても活動されている、同店の高田さんにお話をお聞きしました。

実はこちらのお店、もともと築50年くらいのお蕎麦屋さんだったものを改装して、自転車屋さんにしたそう。「平日はクリエイターとして仕事をしつつ、土日だけこのお店をやっております。ヴィンテージと言っても普通のロードバイクもいじるんですが、どちらかというと、昭和のママチャリをオーダーメイドでお作りするということをやっています」と高田さん。

高田さんは“昭和のママチャリ”とはおっしゃいましたが、店内にはとてもカラフルなかわいい自転車が並んでいて、「“昭和のママチャリ”と聞いて連想するものとは、全く別物でした!」とマリエ。

最近では、地域の自転車屋さんが、高齢化によって減っているため、質が良くて貴重な日本製の部品たちが破棄されてしまっているそう。そこで高田さんはそれらの部品を組み合わせた、“世界に一つだけの自分の自転車”を作ろうと思い、この「レトロサイクル」を始めたのだそうです。

そんな自転車に熱い想いを持つ高田さんが今回、マリエのために“世界で一つだけの自転車”を用意してくれました。

一体、どんな自転車なのかというと…「フレームは40年から50年前のミヤタさんの婦人車と呼ばれる、いわゆるママチャリになる前の車体をベースにしています」(高田さん)。軽くするために日本製のアルミのホイールを使用し、このホイールも一度ボールベアリングから全て分解、磨き上げてから組み直したのだとか。クラシカルですが非常に軽い自転車なのだそうです。

さらに、取り外しができて単体のライトしても使える鉄道ライトを使用。ちなみにミヤタ製品を使った理由はマリエのMとミヤタのMをかけてなのだそう。それに気づいたマリエは大喜び!(笑)。

自転車に乗るのは久しぶりというマリエは、さっそく“マリエ号”を試乗。「気持ちいい〜!」とテンションも上がりっぱなしでした!

「レトロサイクル」では、オーダーメイドで自転車を作ってくれるのですが、最短でもだいだい1カ月半ほどの時間がかかるのだそう。「なぜかというと、お客さんはフレームから出来上がりを想像できないんです。だから、最初にある程度お話を伺って、ホイールをアルミにするか鉄にするかっていうところだけ、最初に決めさせてもらっています」と高田さん。

それは洋服でいうところの“仮縫い”。その状態からお店にある部品を使って、お客さんと一緒にフィッティングなどをしながら作り上げていくのだそう。それを2回、3回繰り返すので、どうしても最低で1カ月はかかってしまうそうです。

気になるお値段は「ブランド物の自転車と同じくらい」とのこと。“世界に一つだけ”、しかも自分の体にピッタリ合った自転車なら、愛着も湧きますし一生モノになりますよね。長く愛せる自転車に出会いたい方は、「レトロサイクル」を訪ねてみてください。ただし、基本的には週末だけのオープンになっていることをお忘れなく!

【関連サイト】
「SEASONS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 世界でたった一つ!「レトロ自転車」を作れるお店
access_time create folderエンタメ
local_offer

J-WAVEニュース

J-WAVE 81.3FMでオンエアされた話題を、毎日ピックアップしてお届けしています。

ウェブサイト: https://news.j-wave.fm/news/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。