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水50mlが飲めない!点滴を抜いては立てなくなって吐いての繰り返し…重すぎる悪阻

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私の悪阻体験談をお話しします。

最初は赤ちゃんがいる実感もまだ湧かず、悪阻にも憧れみたいなものがありました。

しかしその憧れはほんの数週間で覆されてしまいました。

当初、一卵性双生児と診断された子供は、その数週間後に一人が吸収されてしまい『もう一人もどうなるか分からない』と言われ、1週間ごとの経過観察をしていました。

そうこうしているうちに、パソコンや携帯をつけただけで吐くようになってしまい、文字や絵も見ただけで気持ち悪くなり、仕事も全て辞めることになりました。

ケトン体の値がプラス1そしてプラス2になり、検診のたびに漢方をもらい点滴をしてもらって帰っていたのですが、点滴をしながら吐いてしまうし、終わってからも吐いてしまう状態。

しかも少し遠めの個人病院に通っていたため、『具合が悪くなったらすぐ点滴に来ていいよ』と言われたものの行くのだけで大変なので、結局検診の時しか行けない状態でした。

その後、家で寝ていても一日中常に吐いていて、自律神経失調症のような状態で1人で立てなくなり、夫に支えられながらトイレに行っていました。

また、吐くと言っても私の場合は、げっぷやおならなどのガスがうまく出せず、お腹の中に溜まっていたガスを出さないと吐き気が収まらない状態で、吐く時は息もろくにできず、本当に苦しみました。

本などに《ご飯のにおいを嗅ぐと吐き気が》とか《酸っぱいものを食べたら治る》とか書いてありますが、私は関係なく常に気持ち悪かったです。

ご飯も作れず、夫に作ってもらったり買ってきてもらっていたのですが、『今なら食べられる』と思う時に食べたいものを食べられないと、もう気持ち悪くて食べられず、何が食べられるかを考えるのも気持ち悪くなり、更に食品添加物がを食べると口の中が苦く感じるのでコンビニやスーパーのものがほとんどダメ。乳製品も同じ理由でダメになりました。 関連記事:どこまでいけばいいのか。終わりの見えない「つわりトンネル」

そのうち、食べられもせず、元々1日コップ一杯も水分を取らない方だったので、吐くものがなくなっていたのですが、突然緑色の苦い液体。胆汁を大量に吐き出しました。

さすがに心配になり近くの総合病院に電話。とりあえず見てみないと分からないと言われたのですが、夜間だったこともあり、『点滴だけして帰ってくるのだったら明日改めて行こう』と思い、翌日夫に支えられながら病院に行きました。

すると、『このままだと胎児も死んでしまうかもしれないし、母体も脳の方に異常が出るかもしれないから』と即入院になりました。

(ただ、その時もケトン体3か2で個人病院で計った時と変わらなかったので、やはり病院ごとの方針が違うのだと感じました。点滴も個人病院だと1時間の点滴だけ、総合病院だと計4本の点滴をします)

最初は1週間で退院できると言われていたのに、良くならず点滴を外せずに、まさかの年をまたいで1ヶ月半の入院となりました。

当初は入院できたことにホッとしたのもあり、ご飯も何も考えなくても出てくる安心感で、2日ほどは吐き気もおさまり点滴の効果もあり元気でした。

しかし、一度またガスが溜まると吐き気が出てきて、ご飯も半量にしてもらったその4分の一も食べられず、妊娠した時の体重からみるみるうちに8キロ痩せ、血管が細くなり点滴も毎回刺し間違いをされはじめ、『もう点滴したくない!』と駄々をこねて点滴を外した瞬間に、目眩と吐き気で支えなしで立てなくなり、更に過呼吸に…。

本気で死ぬ…と思い、夫に『私がもし先に死んだら、骨はうちの実家の墓に入れてくれ』と遺言までしてしまいました 笑

そして入院して初めて知ったというか、先生に教えてもらったのですが、

『よく酸っぱいものや炭酸なんかを食べたり飲むと悪阻が落ち着くとか言うけど、あれ、ダメだから。程度にもよるけど、その時はスッとしても後で内臓に負担がかかって余計に悪阻がひどくなるよ』

『糖分が足りないと悪阻になりやすいから、小さい飴玉でもいいから舐めて』

『乳製品を苦いと感じるのは、胆嚢で胆汁を使って分解してるから』

と言われました。

今まで読んでいた雑誌では『悪阻には酸っぱいものを!』とか『糖分は取りすぎると妊娠中毒症になるから控えて』と書いてあったので意識してたのですが、まさかの真逆。これには驚きました!

雑誌やネットの知識だけを鵜呑みにしちゃダメなんだなと心底感じた瞬間でした。

そして、漢方も悪阻全般に効く漢方と出された『六君子湯』『半夏加茯苓湯』と、以前個人病院で出してもらった自律神経にきく『半夏白朮天麻湯』という漢方とをもらっていたのですが、自律神経に効く漢方は飲みやすく効果もある気がしたのに、悪阻全般に効くと言われたものは飲みにくく、むしろ吐き気が強くなり全く効果がない気がしていました。

それを薬剤師さんに言ったところ、

『体が必要としている漢方は飲みやすいと感じるんですよ。だから自律神経を整える漢方は体に合ってて必要としてるんでしょうね』

と言われました。悪阻の症状によっては個別にちゃんとあう漢方でないと意味がないと言うことを実感した時でした。

そして、多くの人が悪阻がなくなると言われる16週目間近になってきても、やはり脱水症状だけが落ち着かず、点滴もしていて頻尿なのですが、それに合うだけの水分が取れてなくて中々退院出来ずにいました。

点滴で2リットルの水が入ってるから、せめて1,500ml取れるまではーーと言われたのですが、その時飲めたのが頑張っても50ml‥‥泣

目の前で500mlのペットボトルをがぶ飲みする夫にどれほど殺意が湧いたか(苦笑) 関連記事:「ひどい脱水です。入院ですよ」 水すら飲めずに苦しんだ重症妊娠悪阻(おそ)の日々

クリスマスもお正月も誕生日も、点滴を試しに抜いては立てなくなって吐いての繰り返し。

看護師さんに『色々試してみて、なんとか飲めるものを探しましょう』と言われ、自販機で色んな飲み物を買っては一口でダメ……。無駄に10本以上夫に持ち帰ってもらう羽目になりました。

しかし、ある時なぜかビタミンウォーターなら行ける気がして義母に買ってきてもらったら…なんと苦なく飲めたんです!!

それからはそのビタミンウォーターを飲み続け、1500mlには満たなかったものの、点滴を外してもフラフラしないで立てるようになり、無事16週で退院することができました!

あの時、あのビタミンウォーターが無ければ私はどうなっていたか…。

似たようなアクエリアスレモン?とかではなく、それから2ヶ月はビタミンウォーターしか飲むことが出来ませんでした。

退院後も産院の予約がほとんど15週までで締め切られていたり、探すのが本当に大変でした。何があるか分からないからと前もって産院を探しておけばよかったと本当に後悔しました。

現在は臨月になり、ようやく色んなものを苦無く食べられるようになったものの、未だに薄味がいいし、添加物と生クリームだけは苦く感じます。

体に悪いものだから、赤ちゃんにとってはいいのかな?

以上が私の悪阻体験談でした。

著者:りさ

32歳、初産です

当初、一卵性双子を自然に授かったものの1人が吸収され、その後悪阻で1ヶ月半入院。現在、夫の実家近くの病院に里帰り?36週に入ったばかりですが、2週間前おしるしが出てしまい、切迫早産で入院。37週までウテメリンの点滴を24時間しています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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