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通信制高校の「ドラクエ遠足」 肯定派vs.否定派の声

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IT系ニュースサイト「ITmedia」が7月19日、通信制高校「N高等学校」がオンラインゲーム「ドラゴンクエストX」内で実施した、「ドラクエ遠足」の様子を報じた。ネットでは、「ネット遠足」の意義をめぐり賛否両論が巻き起こっている。

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今年4月に「カドカワ」が開設した「N高等学校」は、次世代の新しいカタチの高校として、ネット社会に対応した新しい通信制の学校。ネットを使って学校の授業やレポート提出をこなしつつ、空き時間には興味のある課外授業の受講も可能だという。学校には欠かせない“遠足”も行事として存在し、同校ではオンラインゲームを利用したバーチャル上でのネット遠足を実施した。

記事によれば、ネット遠足の舞台は「ドラゴンクエストX」のフィールドで、一般プレイヤーと同じサーバーを使用。スクウェア・エニックスが用意したN高風の制服アイテムを着たうえで、担任の教師が生徒たちを引率し、教師と生徒たちが力を合わせて、モンスターを倒しながら目的地を目指して冒険を繰り広げた。班ごとのダンジョン探索や鬼ごっこなどが用意されたほか、最後には記念撮影も行われたという。

このネット遠足について、Twitterでは、

「バーチャル空間でアバターを用いてリアルタイムにコミュニケーションとエンターテイメントを楽しむ物としてみれば非常に優れた行事だと思う」‏
「通信制受けてる子たちはクラスのみんなと青春する機会がほとんどなさそうだから、こういうイベントはいいと思った」
「どちらかというと否定的な側だったけど、周りからなんと言おうと本人たちは(先生含め)『遠足』を楽しみ交流を深めたんだよなぁ これは素晴らしい」

とネットの利点を生かしたイベントである点に高評価が得られたようだ。一方で、

「ドラクエ遠足て…いやぁ…バーチャルは楽しいけどさ、実際にみんなで遠足行ってさ、歩き疲れて食べるお弁当の美味しさとか味わえないんだよ?」
「遠足と呼ぶのコレ?ただ単にゲームで遊んでるだけじゃないの」

と、現実世界の道ではなく仮想世界のフィールドを歩くことを「遠足」といっていいのか、戸惑う声も見られた。

記事では、ネット遠足の企画に携わったドワンゴ教育事業本部コミュニティ開発部長の秋葉大介氏が、リアルでの遠足との違いを「きっかけのつくりやすさ」と回答している。「ゲーム内では比較的抵抗なく、気軽に交流できるのだと感じた」そうだ。実際、ネットをきっかけに連絡を取り合うようになり、リアルでも交流を楽しむ生徒もいるという。

リアルでやるのが当たり前と思われていたことをバーチャルで実現した「ネット遠足」だが、ユーザーからはメリットばかりでなくデメリットも噴出。今後、他校にも普及していくのか、それとも形を変えていくのだろうか。
(山中一生)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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