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駒込に台湾誕生。本場の味に感涙! Taiwan Kitchen Kanoka

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JR駒込駅東口から徒歩1分のところにある、台湾料理店 Kanoka。

外観はフェミニンな雰囲気。しかしその実態は、男性の胃袋も歓喜させる、本格台湾料理が味わえる骨太のお店。これもひとつのギャップ萌えですね。

以前は日暮里・舎人ライナー 扇大橋駅そばに店を構えていましたが、今年2月にこの駒込に移転しました。

店内は華美な装飾がなく、ほっとします。

そしてランチ、ディナーとも全席禁煙。吸わない人には実にありたがいですね。とはいえ喫煙者もご安心を、ちゃんと店外に灰皿が用意されています。

オーナー、店長、シェフの三役を務めるのは、台南出身の劉 謙誠(リュウ チェンザン)さん。親愛、敬愛の意を込めてママと呼ばせていただきます。

ママのゴッドハンドにかかれば、どんな食材も違う次元に引き上げられてしまいます。小さな厨房に小宇宙を見ました。

移転前から味には定評があり、直木賞作家の森絵都氏、ジャーナリストの山路徹氏、カメラマンの太田康介氏など、著名人たちが通う知る人ぞ知る名店でした。ただ、お客さんのリクエストに応えているうちに台湾料理以外のメニューも増えてしまったことから、リニューアルオープンしたこのお店では、本場の味のみを提供することに。

その心意気が功を奏して、「本場と同じ味が楽しめる」と口コミで人気が広まり、開店して数カ月ながら、すでに予約なしでは満席で入れない日も。台湾人や中国人の常連さんも多く、近所で暮らす中国系航空会社のキャビンアテンダントたちもよく訪れるそうです。

これほどお店が愛される理由を、ジャーナリストの山路氏は「これほどおいしい台湾料理のお店はない」と断言。さらに「ママのあたたかい人柄」と。筆者が取材中に、ママと電話で話していた山路氏からコメントをもらいました!

極上の味とママのホスピタリティに、みんなやられてしまうのですね。

ママによれば、台湾料理は中華料理よりも素朴で、素材の持ち味をいかした調理方法が多いそう。台湾は周囲を海に囲まれ緑も豊かなので、山海の幸に恵まれているせいでしょう。また、ほんのり甘みのある台湾の醤油や干ししいたけから出る出汁が、台湾料理ならではの独特の風味を生み出しています。

さあ、ではお店の人気メニューの一部をご紹介します。なお、写真があれなのは撮影者(まあ私です)の腕があれなせいであり、料理の魅力を写真で伝えきれていないのが無念です。店のHP(ブログ)にきれいな写真があるので、そちらも見てくださいね。

お店の一番人気はこれ!

▲魯肉飯(ルーローファン)(915円)

豚バラ肉を台湾のスパイスや醤油で味付けした台湾のソウルフード。台南では、屋台や夜市で食べる大衆グルメとして親しまれています。ご飯にタレがしみ込んでうまい!

ママは隠し味として魚介の粉末も加えるそうですよ。なるほど、そうやって「Kanokaの味」になるのですね。

さらにママのこだわりは、豚バラ肉の食感もしっかり味わってもらうこと。魯肉飯はお店によっては肉味噌のような状態で提供されますが、ここでは小さな角煮といった感じです。そしてパクチーがまたいい仕事するんですよ(苦手な人は外してもらえます)。

そして魯肉飯と双璧をなす人気がこちら。

▲排骨肉(パイコーロー)(864円)

豚肩ロース肉に五香粉をまぶして揚げる排骨肉は台湾を代表する料理のひとつですが、このお店ではママオリジナルのスパイスだからオンリーワンの味わい。排骨肉の上に高菜を乗せて食べるのもおすすめです。これはもうビールが止まらない。最高です。

魯肉飯と排骨肉は、ランチタイムには小鉢、スープ、ドリンクが付いたお得なセットが1,080円で提供されています。テイクアウトなら756円とさらに割安に。

そして台湾の家庭でよく食べられる、これぞ台湾家庭料理がこちら。

▲トマ玉(648円)

材料はトマトと卵、ちょっとのネギのみ。自分の家でも作れるのに、ママと同じ味は決して出せません。卵のふんわり感と絶妙な塩加減、そこに加わるトマトの酸味。一度味わうと次の訪問時もかならず頼んでしまう、魅力を通り越してもはや魔力を感じさせる一品です。

なぜこんなにおいしいの? 確かにお店ならではの火力もあるでしょう。卵をふんわりさせるため、水も加えるそうです。それだけ?

「あとはね、愛がたっぷり入ってる!」

ママ、素晴らしい。愛情たっぷりの家庭料理なのですね。

ここまでは比較的一般的な台湾料理としてよく知られている料理だと思いますが、Kanokaの真骨頂ともいえるのがこれです。

ご紹介します!

▲三杯いか(1,296円)

まるごと1匹分のイカを、たっぷりの生姜や特製たれ、そしてバジルを加えて炒めたものです。

台北では鶏肉を使うことが多いそうですが、台南では海鮮のほうが主流だそう。

イカとバジルって、オリーブオイルがそこにあればイタリアンの組み合わせとして成立しますよね。けれど土鍋&台湾の濃口しょうゆで黒光りしているイカとバジル、その相性はいかほどのものなのか(シャレになった!)。

合うんです。

ものすごく、ものすごく合うんです。

これは新しい味覚です。初めて出合う味かもしれません。もちろん猛烈に美味です。

魯肉飯と排骨肉に比べるとメジャーでないせいか、最初の一歩をなかなか踏み出さない人が多いそうですが、一度この味を知った人は、トマ玉同様、相当高い確率でまた注文してしまうのです。

だってこんなことまでできるんですから。見てくださいこれ。

イカを食べ終えたら、土鍋の底に残った汁にご飯に絡めて、混ぜごはんのできあがり!

「〆の雑炊」の変形バージョンですね。これがまたとんでもなくおいしい。

お店ではこれを「おこわ」(432円)と呼んでいます。なかなかのボリュームなので、ひとりで食べるとこれだけで満腹になってしまいます。複数名でシェアするのがおすすめ。

台湾のアルコールもそろっています!

台湾ビール、台湾マンゴービール、台湾パイナップルビール(各648円)は思わず飲み比べしたくなりますね。軽い飲み口で、料理の邪魔をしません。

そして特筆すべきは紹興酒。三国演義18年もの(グラス648円、ボトル3,240円)は角がなくまろやかで、できれば氷も入れずストレートで味わいたいところ。そのおいしさに、テーブルに1本ではなく、ひとり1本飲んだグループもあったそうです。

最後にもうひとつ。

緑力筍、いわゆる台湾竹の子(1人前864円)は、5月末~7月半ばのみ食べられる期間限定メニュー。

やわらかな肉質でありながらシャキシャキの食感。苦味やえぐみがまったくないやさしい味わいに台湾マヨネーズのほのかな甘みと酸味が加わり、悶絶もののおいしさです。箸が止まりません(ビールも進みます)。この時期しか味わえないとあって、二度、三度と足を運ぶ人も多数。どうも台湾竹の子にも魔力があるようです。

残念ながら今年のシーズンはタッチの差で終了してしまったので、来年のお楽しみということで!

座席数20とこぢんまりしたお店なので、週末は予約したほうが確実です。15名から貸し切りにも対応してくれるそうなので、楽しい集まりに使うのもいいですね。もちろんデートでも。

おいしいだけでなくお店の雰囲気もコスパもいい、そんなお店を知っているというのは、男性が思っている以上に、女性からは高く評価されているのです。

運がよければママの美しい娘さんたちとも会えるかもしれませんよ!


店舗情報

Taiwan Kitchen Kanoka

住所:東京都北区中里1-4-4 横川ビルディング1F

電話:03-5809-0513

営業時間:11:30~14:00(LO 13:30)、17:00~22:00(LO 21:30)

定休日:日曜日・祝日

ウェブサイト:http://taiwankitchenkanoka.blog.fc2.com/

※金額はすべて消費税込です。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

書いた人:椿あきら

猫の下僕をしているライターです。猫と暮らすようになってから、断然家飲み派になりました Twitter:@nananatsubaki

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