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関西空港からわずか2時間!チャーター便で行くロシアへの旅(第2回)

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Photo credit:新田浩之

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。

今回はウラジオストクの街並みをご紹介しましょう。日本から飛行機で2時間とは思えない、垢抜けた雰囲気が特徴のウラジオストク。周辺のアジア諸国にはないヨーロッパ、ロシアらしさを感じることができます。

「ロシアらしさ」を満喫できるウラジオストク

空港近くのホテルからタクシーで飛ばすこと1時間、ウラジオストクの中心地に朝9時に到着。朝食を簡単に済ませ、さっそく歩いて街をまわってみることにしました。

まず最初に目に飛び込んできたのは大きな銅像と大きな広場。中央広場にはロシア革命を記念した赤軍の像が立っています。ロシアにはこの類の銅像が多く、もちろんウラジオストクも例外ではありません。

Photo credit:新田浩之「チャーター便で行くロシア極東の旅 ウラジオストク」
さらに歩いていくと両端にロシアらしい建物が目につきました。箱状の建物で重厚な雰囲気がありますが、色はスカイブルーなど、華やかなのものでデザインされています。

ウラジオストクも他のロシアの街と同様に、ヨーロッパと似ているようで少し異なる独特なロシアスタイルが楽しめます。

Photo credit:新田浩之「チャーター便で行くロシア極東の旅 ウラジオストク」
ウラジオストク駅から歩くこと約15分。C-56潜水艦博物館など見所スポットが集結するエリアに到着しました。まずはC-56潜水艦博物館へ。もともとウラジオストクは軍港として発展し、ソ連時代は「閉鎖都市」として、ロシア人ですら立ち入りが厳しく制限されていました。ウラジオストクにはこのような潜水艦が多数配備されていたのです。

潜水艦の中に入ると「これでもか」というほど、第二次世界大戦の活躍などが展示されていました。ロシアの歴史博物館は、なぜか第二次世界大戦の活躍を強調する場所が多い印象があります。展示物をササッと見てから、今でも使用されている潜水艦内部を見学できるコーナに移動しました。

Photo credit:新田浩之「チャーター便で行くロシア極東の旅 ウラジオストク」
潜水艦はまるで映画のセットのような雰囲気が漂い、迫力満点。ただ、軍事用ということもあり、インテリアは殺風景で明らかに居住性は悪いです。私だったら、このような場所で生活するのは無理だと思いました。

C-56潜水艦博物館の前には第二次世界大戦で亡くなった兵士の名前を記した大きな石碑があります。鎌とハンマーのソ連の紋章もあり、ウラジオストクで一番「ソ連」らしさを感じられるスポットです。

C-56潜水艦博物館の出口付近に行くとでお土産を売っているおじさんに出会いました。お土産品の中にはロシアのクリミア半島「併合」を記念する紙幣のセットがあり、そのおじさんは「クリミア半島はプーチンが取り戻した。それを記念する紙幣だよ」と、記念紙幣100ルーブルを指差して、誇らしげに言っていました。私は昨年12月にウクライナを訪れているので、内心複雑でした。同時に、ロシアの広大さを身を持って体感しました。

Photo credit:新田浩之「チャーター便で行くロシア極東の旅 ウラジオストク」

「ヨーロッパ」らしさを満喫することができるウラジオストク

次に垢抜けた「ヨーロッパらしさ」を満喫できるスポットを紹介しましょう。それが「アドミラーラ・フォーキナー通り」です。この通りは別名「噴水通り」と言われており、道の真ん中に多数の美しい噴水があります。歩行者専用の道があるのでのんびりと歩くことができるのもおすすめポイントです。

先ほどのC-56潜水艦博物館と異なり、開放的な雰囲気を楽しめます。そして注目して欲しいのが女性の服装。どの方もカラフルな服を着ており、おしゃれな人がたくさん。ただブランド物を真似るのではなく、オリジナルのファッションを楽しんでいるような気がしました。そんな人々の存在も、この街が華やかな雰囲気に包まれている要素になっているのかもしれません。

Photo credit:新田浩之「チャーター便で行くロシア極東の旅 ウラジオストク」
開放的な雰囲気と垢抜けた雰囲気が合わさって、まるでヨーロッパのどこかのリゾート地に来たような感覚になりました。「アドミラーラ・フォーキナー通り」をそのまま真っ直ぐ下ると「スポーツ湾」と呼ばれる海に出ます。

驚いたのが平日にも関わらず、子供連れで海水浴や日光浴を楽しんでいたこと。そのせいか、スポーツ湾の周辺はのんびりとした雰囲気が漂っています。日本では平日は皆忙しい様子なので、少し羨ましく思えますね。

周辺には露店がたくさんあります。ロシアで忘れてはならないのがマロージナエ(アイスクリーム)。しっかりと甘く、味が濃厚。甘党にはたまらないおいしさです。きっと虜になってしまうはず!

Photo credit: 筆者撮影

少々マニアックな本屋の語学コーナー

私は海外旅行に行くたびに、本屋の語学コーナーをチェックすることにしています。個人的におもしろい掘り出し物が見つかるからです。今回もチェックしてみると定番の「ロシア語・英語会話集」や「ロシア語・日本語会話集」がありました。

その近くには「ロシア語・タジク語会話集」や「ロシア語・ジョージア語会話集」など、マニア心をくすぐる本が並んでいます。極めつけは「ロシア語・モルドバ語会話集」! すでにモルドバ本国の公用語は「ルーマニア語」ですので、「モルドバ語」という表記自体がレアになりつつあります。あまりにも珍しいので、思わず購入してしまいました。

この後、シベリア鉄道で同室になったロシア人に「モルドバ語」を見せると「分からないなあ、イタリア語みたいだ」とお手上げの様子でした。

ウラジオストクでのお話をもっと続けたいのですが、今回はここまで。次回はシベリア鉄道に乗ります。

ライター: Nitta Hiroshi
Photo by:Nitta Hiroshi「チャーター便で行くロシア極東の旅 ウラジオストク」

関連旅行記

*Nitta Hiroshi「チャーター便で行くロシア極東の旅 ウラジオストク」
*Eika Akasaki「ロシアのウラジオストクで北朝鮮。二泊三日。」

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