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完全ワイヤレスイヤホン「EARIN」開発のきっかけは…、仲間同士の飲み屋での何気ない会話?

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通勤や通学中に、スマホや音楽プレーヤーで音楽を聴いている人は多いでしょう。気分を上げたり、逆に落ち着けたり、音楽の効果はさまざま。でも、イヤホンのコードがカバンの中で絡まっていたり、満員電車で人の服に引っかかったりすると、テンションガタ落ちですよね…。そんなストレスを感じず、スマートに使える“完全ワイヤレス”イヤホン「EARIN(イヤーイン)」が誕生しました。今回は、その魅力を探ります。

開発者の思い付きから生まれた“夢のイヤホン”

「EARIN」は、2015年10月にスウェーデンのEARIN社が開発した完全コードレスのBluetoothイヤホンで、同年末から日本で発売が開始されました。

これまでのワイヤレスイヤホンは、スマホや音楽プレーヤーとBluetoothなどの無線で接続する方法ではあっても、左右のイヤホンはコードでつながっているものでした。しかし「EARIN」は左右のイヤホンが独立した完全コードレス。一見、スタイリッシュな耳栓と勘違いしそうなフォルムですが、れっきとしたイヤホンです。

「EARIN」は、飲みの場での何気ない会話をきっかけに、開発が始まったそう。日本の輸入販売代理店であるモダニティの営業&マーケティングマネージャー・岡村健治さんに聞きました。

「EARINのハードウェア設計者であるペア・ゼンストロームさんが、後のEARIN社創業メンバーと飲んでいた時に『完全にワイヤレスのイヤホンがあったらいいよね』という会話で盛り上がり、その実現に乗り出したそうです。いち早く開発を始めるため、資金調達のスピード感を考えた彼らは、クラウドファンディングで出資を募りました」(岡村さん・以下同)

EARIN社があるスウェーデン・ルンド市はハイテク企業が多く、ソニー・エリクソン、紙パックメーカーのテトラパックなどが社を構える技術都市であり、現地では有名な大学がある学園都市でもあること。そして、スウェーデンは音楽産業が盛んな土地でもあることから、夢のイヤホンに期待と注目が集まり、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で募った出資は150万ドルにも上りました。当時のヨーロッパで5番目、北欧ではもっとも多い出資額となったそう。

「開発が始まってからは、小さなボディの中にいかにドライバー(スピーカー)やアンテナ、バッテリー、基盤などを収めるかが課題だったといいます。コンパクトなだけでなくBluetoothでの通信の安定性や音質、デザイン、実用性、落下防止対策、充電方法にもこだわったため、設計にはかなり苦労したようです」

デザイン性だけでなく高い機能性も追求

Kickstarter版が実現してからは、世界各国からの注目度の高さに生産スピードが合わなかったといいます。

「アジアやアメリカでは昨年の12月から販売がスタートしました。日本国内.でも予約が殺到し、初回の輸入分は即完売してしまうほど。販売直後の今年2月、生産を行っていた中国の工場が旧正月の長期休暇に入ってしまい、生産が一時ストップしてしまったこともあり、予約していただいた方になかなか行き届かないというハプニングもありました。その後、生産が安定し、予約をいただいていた各販売店にも行き渡るようになったので、今は購入していただけると思います。それでも生産台数に限りがあるので、早めに購入することをおすすめします」

製品を手に入れたユーザーからは、北欧らしいデザイン性の高さや画期的なワイヤレスという構造だけでなく、実用的な部分が評価されているそう。

「耳から抜け落ちるんじゃないかと心配する方もいるのですが、実際に使っている方からは『落ちない』という声が届いています。『L』『R』の文字が後ろを向くようにつけると耳の穴にスムースにフィットする形状になっていますし、付属品として同封されているコンプライ社製の低反発性フォームチップを使えば、さらに耳の内部の形状に合わせてフィット。遮音性もよくなります。付属のスタビライザーをつければ、ジョギングやジムトレーニングの際も落ちにくくなります」

デザインだけでなく機能性も追求し、使い勝手がいい。大きな魅力といえますよね。

超軽量で耳に負担はなく、音質もクリア

今回は、実際に「EARIN」を使って音楽を楽しんでみました。

Bluetooth用チップやバッテリーも内蔵されているため、多少は重みを感じるかと思いきや、片方だけで3.5gとかなり軽量で、耳に入れても負荷は感じません。耳栓を入れている感覚とほぼ同じ。ユーザーの声にもあったように、普段通りに歩いたり座ったりする分には耳から落ちそうになることもありません。

イヤホン自体にスイッチなどはなく、一度ペアリングしておけば、イヤホンカプセルから取り出しただけでスマホや音楽プレーヤーと自動的にペアリングされます。

バランスドアーマチュアという高性能なドライバー(スピーカー)に加え、apt-xという高音質のオーディオ伝送技術を採用しているためか、Bluetoothイヤホンとは思えないほど鮮明でノイズの少ない音楽が楽しめます。少し重低音が抑えめで軽く感じますが、専用の無料アプリの「ベースブースト」を使えば低音を増幅できます。重めの音を楽しみたい人も問題ないでしょう。

近未来的な形状のイヤホンカプセルは、充電器にもなります。入れておけばイヤホンをなくす心配が減り、使っていない間は充電も可能。ちなみに1回の充電で2.3~3時間使用できます。通勤・通学や帰宅の最中に使う分には十分ですし、カプセルに入れれば最大3回まで充電できるので、遠出の時も問題ありません。

そして何より、コードが「ない」ことの、快適さったら! 今までのイヤホン・ヘッドホンの概念を完全に変えてくれます。一度試したらもう戻れないかも。僕も本格的に今後使っていこうかな…。オススメです。

EARIN/32,184円(税込)

在庫をチェックする⇒

(今回紹介した商品)

EARIN/32,184円(税込)

在庫をチェックする⇒

モダニティ公式サイト EARIN紹介ページ

取材・文/有竹亮介(verb)

撮影/森カズシゲ

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