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昼休みを利用して病院へ通う日々。仕事と不妊治療の両立はストレスとお金との相談です

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私は子宮など妊娠するために必要な機能に大きな問題はないのですが、不妊症でした。

治療を始めた当時の年齢は27歳と若かったため、周りに相談できる人もあまりいませんでした。

飲み薬で様子を見ていたのですが、妊娠することができなかったので注射での治療を行うことにしました。

排卵の予想日から10日ほど前から1日置きに卵子を育てる注射をして、排卵日が近づいてくるとエコーをかけて卵子の大きさを確認しました。

卵子が十分に育っていることが確認できたら、排卵を促す注射をします。

そしてその2日後くらいに排卵しているかどうかをエコーで確認しました。

注射だけの時は30分くらいで終わるので昼休みを利用したり少しだけ仕事を抜けさせてもらっていたのですが、エコーをかける時は待ち時間が長いため2時間近くかかりました。

職場の方には事情を説明して分かってもらっていたのですが、独身か何の問題もなく子供ができた人しかいませんでしたので心の底から理解してもらっていたとは思えません。

また、お昼前が一番仕事が忙しかったのですが、エコーをかける時にはお昼前に病院に行かなくてはならないのですごく気まずかったです。

「気にしないでね」「頑張ってね」などと声をかけてくれて、迷惑そうにする方はいなかったのですが、心の中では迷惑だと思っているに違いないと思い、不妊治療と仕事の両立は難しいと考えました。 関連記事:卵管造影、フーナーテスト…不妊検査って何が分かるの?何するの? 実際に受けてみた

しかし不妊治療はお金がかかるため、仕事を辞めてしまうのも不安でした。

実際に注射を1回すると1500円ほど、エコーをかけると追加で2千円ほどかかりました。

1ヶ月の平均は2万円程度だったと思います。

職場の近くの病院に通っていたので仕事をしていれば交通費はかかりませんが、辞めれば追加で1ヶ月に5千円ほどかかることになります。

しかもこのまま不妊治療が上手く行かず、体外受精にステップアップすることになればもっと大きな費用がかかることになるはずです。

仕事を辞めるか続けるか夫に相談したところ

「何年も共働きだったんだから、きみが辞めても困ることはないよ。仕事のストレスで妊娠しないのかもしれないし、辞めてみればいいよ。贅沢しなければ俺だけの給料でも大丈夫だよ。」

と言ってくれたので、職場にこれ以上迷惑をかけたくなかったのもあり、辞めることにしました。

すると仕事を辞めた2か月後にすんなりと妊娠することができました。

仕事が辛いと思ったことはなかったのですが、職場の人に気を遣ったり気が付かないような疲れやストレスが妊娠しない原因の1つになっていたのかもしれません。

自宅でのんびりと過ごしていたせいもあり、悪阻が少し重かったものの、妊娠経過は順調で元気な赤ちゃんを産むことができました。

あの時、夫が仕事を辞める後押しをしてくれていなかったら子供を授かることは出来なかったかもしれません。

不妊治療は職場か家族のどちらか、もしくは両方の理解がなければ難しいのかもしれないと思いました。 関連記事:かかった金額は500万近く…追いつめられる心と体。原因不明で長引く不妊治療を耐え抜いて

著者:chelco

年齢:30歳

子どもの年齢:9か月

夫と9か月の子供と猫と3人と1匹暮らしです。派遣社員として働いていましたが、現在は育児に専念しています。初めての育児にあたふたしながらも子供の成長と笑顔が日々の楽しみです。ストレスを溜めないように趣味のマンガやインターネットを隙間時間で楽しんでいます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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