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たかが頭痛とあなどるべからず! 病気にともなった頭痛の見分け方を教えて!

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頭痛は誰もが何度かは経験したことがある症状だと思いますが、慢性的な頭痛持ちの方にとっては本当につらいものです。

また、たまの頭痛であっても、頭が割れるような痛みには「なにか重大な病気なのではないか」と不安に感じることがありますよね。

そこで今回は、放置してはいけない頭痛の見極め方について、医師に解説していただきました。

頭痛から何か病気の発見につながることはありますか?

頭痛は機能性頭痛症候性頭痛の2つに分けられます。

機能性頭痛には命に関わるような重大な病気はありませんが、症候性頭痛には重大な病気がありますので、注意が必要です。

頭痛の場所や症状ごとに考えられる病気を教えてください

【機能性頭痛】

・首筋から後頭部にかけての頭痛で、はち巻きを頭に巻かれたような痛みを起こす緊張性頭痛

・目がちらついたり吐き気などをともない、ズキズキと典型的にはこめかみが痛む片頭痛

・男性に多く発作的に涙をともなって、目の奥が痛む群発性頭痛

これらの頭痛は痛み止めを飲んで様子を見ても、大きな病気につながることはありません。

【症候性頭痛】

症候性頭痛は様子を見てはいけない病気が隠れている頭痛です。

頭痛がともなう病気は以下のようなものがあります。

・今までの経験したことがないような激しい頭痛を起こすくも膜下出血

・頭痛としてはそれほど強くないが麻痺や痺れ、呂律が回らない等の症状をともなう脳梗塞や脳出血

・やはりそれほど強くない頭痛が続き意識障害等をともなうことがある脳腫瘍

・頭痛とともに目にも痛みをともなう緑内障

・頭痛としてはあまりひどくありませんが、吐き気やめまいをともなう高血圧性脳症

・頭痛とともに鼻の奥が痛んだり鼻水や鼻閉をともなう副鼻腔炎

・頭痛とともに、発熱と吐き気をともなう髄膜炎・脳炎

・高齢者に起こるこめかみが痛む側頭動脈炎

・頭痛はそれほど強くありませんが性格の変化や、痴呆をともなう慢性硬膜下血腫

特に注意が必要な病気とその理由を5つ教えてください

頭痛によってわかる病気の中でも以下の病気の場合は、直ちに治療を開始する必要があります。

・くも膜下出血

・脳梗塞

・脳出血

・髄膜炎

・脳炎

くも膜下出血と脳出血、髄膜炎、脳炎は放置すると脳内の圧力が上がって意識障害が起こる場合がありますし、脳梗塞は早めに診断して適切な治療を開始できれば麻痺を回避することができます。

これらの病気以外にも高血圧脳症は血圧を下げないと脳出血が起こる危険がありますし、緑内障は早めに治療を開始しないと失明することもあります。

どのような頭痛を感じたら病院に行くべきですか?

今までに経験したことがないような激しい頭痛や意識障害、麻痺、吐き気、発熱、目の痛みを伴う時は早めに病院を受診した方がよいでしょう。

まずは神経内科か脳神経外科を受診して下さい。

医師からのアドバイス

頭痛にはとりあえず薬で様子を見ることができる機能性頭痛と、早めに治療が必要である症候性頭痛とがあります。

頭痛だけでは両者を区別することが難しい場合がありますし、めまい、吐き気、目の症状等の頭痛以外の随伴する症状だけでは区別できないことがあります。

少なくとも市販の痛み止めでよくならない頭痛が起きた時は病院を一度は受診して下さい。

(監修:Doctors Me 医師)

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