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『ベンチャーキャピタリスト』ってどんな仕事?【気になるカタカナ系職業を突撃取材!】

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みなさんこんにちは、スタディーサプリ放課後版の大学生ライターの稲毛です!

カタカナ系職業、なんだか格好良くて憧れるけど全く身近でない職業…。ありますよね。ぶっちゃけ僕たち大学生も実は…よく分かっていません。

第1回目は、ベールに包まれた謎すぎる職業の最高峰「ベンチャーキャピタリスト」木下慶彦さんに突撃インタビューさせて頂きました!

プロフィール

木下慶彦さん:1985年生まれ。早稲田大学理工学部卒。26歳のときに、Skyland Venturesを設立。月間500人の起業家の卵である大学生~若手社会人をイベントに集めて、その中から設立間もないベンチャーへの投資を行っている。

尊敬する人:イチロー

好きな映画:ベイマックス

Twitter:マックス木下 @kinoshitay

活動拠点:渋谷

—木下さんよろしくお願いします!

よろしくお願いします。

—まずはじめに、ベンチャーキャピタリスト(ベンチャー投資家)というお仕事について教えてもらえますか?

うーん、いきなり難しい質問ですね。笑

—職業辞典にも載っていないし。大人も実は、9割くらいちゃんとわかってないと思います。笑

ちょっと待ってください、考えます!

…沈黙…(すごく悩んでいる様子。)

なんとなく話すイメージがつかめてきました。

—それでは、『ベンチャーキャピタリストの仕事とは?!』をお願いいたします!

ベンチャーキャピタリストの仕事は「仕事を創る仕事」だと思っています。10代~20代の人達ってやりたいことがたくさんあると思うんですよ。たとえば、野球選手などスポーツ選手。でも中学生、高校生と年齢が上がるにつれスポーツ選手になりたい人がだんだん減ってく。減ってくには理由があるんですよ。それで食べていけるのか。

多くの人はお金(の心配)が理由で、そのことが続かなくなると思います。なにかをはじめるとき、そして続けるときには最低限の金はどうしても必要です。

例えばイチロー選手は高校卒業後にプロ野球界に入ってオリックスの2軍でやっていた時期がある。18歳、19歳のときに1軍に至るスキルは十分でなかったけれど、しかし今のようになっているのは彼は辞めることは考えていなかったからかと。通常、スポーツでもそれ以外でもプロになるにはスキルと、スキルを評価される成果が出るまでの期間を続ける資金が必要になります。そのとき、なかなか評価を受けず、うまくいくと思っていないと続けることができない。

僕は、まだ他の人が見つけていない、結果が出ていない起業家の可能性を評価して、そのベンチャーにお金を預ける(投資する)仕事をしています。 なのでベンチャーキャピタリスト(ベンチャー投資家)と言われます。起業家が会社を創ると、そこに資金が付き、人が集まり、仕事がたくさん産まれていきます。だから、ベンチャーキャピタリストは仕事を創る仕事であると考えています。


—なるほど、これから挑戦したい未来の社長を応援するお仕事なんですね。どのような会社に投資をしているんですか?

これからの未来を創っていくインターネットサービスを創る会社に投資をしています。今もみんなが使っているTwitterやFacebookやGoogleもAppleなどは、最初ベンチャーキャピタルの投資資金があり誕生している。

もし、成長するとわかっている分野でやっていても、最初はみんなお金がないものです。会社がまだうまくいくかはわからない。 しかし、未来の100人・1000人になる会社のために僕たちは投資をしています。

—どのような人が起業家に多いのでしょうか?

僕は特に若い起業家、20代の人たちに投資をしています。たとえば東大生の起業って、いまめちゃくちゃ増えてるんですよ。

—大学生でも起業が出来るんですね!

まだまだあまり知られていないと思いますが、「会社名が決まっていて」、「30万円くらいのお金」があれば、会社を誰でもつくることができるんです。色々と決める作業はあるのですが、その2つが用意されていれば1週間もかかりません。

また、起業した後に、仮にうまくいかなかったとしても、ある意味守られてるんですよね。なぜなら、今は起業経験があれば、逆に評価されるのでその後も普通に生きていける。

リクルートなどの大企業も、起業している人の価値を分かっているので、 起業経験のある大学生への評価は高い。その会社がうまくいっているかどうかに関係なく、チャレンジしたこと自体やそこで得た良い仲間や発想に価値を感じでいるのです。

—なるほど、「起業」と聞いて「一発逆転」というイメージを持っていたので意外です。

今まで東大生など高学歴な人達は大企業、政府に就職するのが当たり前で、起業する人はリスクテイカーだと思われていました。今は、大学生においては、一番優秀な人が起業する。 大学生こそ起業する時代になっていますね。そして大学生に、会社をまず創るべきだと僕は言っています。それは機会が増えるからです。

例えば、会社をつくってあなたが社長だったら、まず名刺交換した時に「事業内容は何ですか?」と聞いてもらえて、その繰り返しの中でブラッシュアップされる。普通の大学生をしていたら、何やってるかなんて聞かれません。つまり、この差によってそれだけで機会が増えるって言うことなんです。機会が増えるということは、成長する機会が増えるということ。他の人より、確実に、成長できます。とにかく優秀な人は、成長機会を掴んで欲しいですね。

—やりたいことがあってもなかなかはじめられない人にアドバイスするなら?

やりたいことがあるなら「最初は、まず1人で起業した方がいい」って僕は言っていますね。

—起業って仲間がいなくても1人でできるものなんですか!?

まずは、仲間がいなくもオッケーですよ! ここは一般論とは逆に感じるかもしれませんが、比較的若いメンバーでやるときは、2、3人でやるとむしろ進むのが遅くなったり、メンバーが解散して失敗することもあるんですよね。

1人と10人の会社だと、数の多い10人の方が強いと思われがちですが、 強烈な1人の方が強いときがあります。プロ野球選手のイチローになりたい人の中に、イチローになってからバットを振ろうとする人が多すぎる。しかし、イチローはずっとバットを振っていた訳です。なので、1人でもバットを振るということが重要です。僕はベンチャーキャピタリストとして、その1人が後にチームをつくることにも支援しています。

—本当にやりたいことだったらまず1人でもスタートしてみて、イチロー選手のように努力を継続することが重要なんですね。木下さんはどのような学生だったんですか?ベンチャーキャピタリストというお仕事はいつから考えていたんでしょうか?

小学生くらいから、インターネットが好きでした。 その頃から、ゲーム・漫画が大好きだった子供時代を過ごしました。ゲームや漫画が好きな人は、ゲームの攻略情報を見たり、漫画のネタバレ予測掲示板をインターネットで見る人も多いはずで、僕も大好きでした。なので当時からインターネットすごいなーと思って、中学校時代から掲示板をつくったり、ブログを書いたりしていました。

大学生の時は最初の3年くらいはテニスサークルに入りずっとテニスをしていました。 大学3年生の時にいわゆる就職活動をはして、同時にベンチャー企業の社長にいっぱい会ったんですね。その人達はいままで会ったことが無いくらい魅力的な人だった。

その起業家たちの熱量がすごくて。 活躍している野球選手に直接会っているような感覚で、社長達のエネルギーみたいなものを見るとゾクゾクするんです。それでベンチャーキャピタリストという仕事を知り、この仕事を意識するようになりました。

当時は、起業家を研究したかったという感覚に近かった気がしています。もっと他にも、すごい人たちがいるんじゃないか気になって仕方がなかったです。 起業家のインタビューなんかも読み漁ったり本もたくさん読みました。

—高校生のみなさんに今のうちから習慣にしておいた方がいいと思うことを教えてください。

とにかくブログで自分で情報を発信することが重要です。また、それをTwitterで発信する。僕がSkyland Venturesをスタートしたときに資金的サポートを多くの人から得られたのは、ブログを書いていたからだと思うんです。その当時からベンチャーの動向や読んだ本・会った社長の話を書いていた。特段特徴があるブログでも無かったと思いますが書いている人が少なかった。だから僕の存在は僕が会いたい人に知られていました。

なので、100記事くらいブログにしてまとめてみると、やりたいことが見つかるんです。この時100記事に意味があるかを考えてはいけません。100記事書けば意味が出るんです。

これを読んでインターネット系のベンチャーに興味を持った人は、東大や、慶応SFCなど、若いインターネットが好きな大学生が多い大学にいって欲しいと思います。

—Twitterがきっかけで起業家や投資家の方と直接お会いすることもあるんですよね!読者の皆さんも今からはじめてみると良いかもしれませんね!

木下さんのお話からはベンチャー企業の社長に負けないエネルギーと、頑張る社長を応援したい気持ちがとても伝わってきました。

ベンチャーキャピタリストは「仕事を生み出す仕事」なんですね。 木下さん本日はありがとうございました!

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