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旧ユーゴの平和の象徴、 歌姫ヤドランカの軌跡をたどる追悼盤緊急リリース

エンタメ

旧ユーゴスラビアの国民的歌手であり、日本で20年あまりアーティストとして活躍していたヤドランカの追悼アルバム『Hvala(フヴァーラ ~ありがとう)ヤドランカ・ベスト』が、7月20日に緊急発売されることになった。
アルバム『Hvala(フヴァーラ ~ありがとう) ヤドランカ・ベスト』 (okmusic UP's)
ヤドランカは旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)サラエボ出身のシンガー・ソングライターで画家。 1984年、サラエボ冬季オリンピックのテーマ曲の制作と歌唱により、一躍ユーゴスラビアの国民的歌手となった。来日中の1991年に祖国で内戦が勃発。以降日本を拠点に母国の平和を願いながら幅広い音楽創作活動を続け、1989年より8枚のアルバムやシングル企画をリリース。2011年NHK『みんなのうた』で「誰かがサズを弾いていた」が大きな話題になったが、2016年5月3日にALS(筋萎縮性側索硬化症)による呼吸不全のため逝去。享年65だった。

この追悼アルバムには、NHK『みんなのうた』で反響の大きかったサズの起源をたどる叙事詩的な作品「誰かがサズを弾いていた」、サラエボオリンピックのテーマソングとして世界中で愛されている「あなたはどこに(原題シュトテネーマ)」など母国語と日本語によるオリジナル曲はもちろんのこと、旧ユーゴの民謡から日本のトラディショナルを独自アレンジで取り上げているヤドランカの幅広い音楽が収められている。そして、ボーナストラックにはヤドランカが最後に遺した歌「夜明けの空に」が収録されている。ALSで声も出にくくなったヤドランカの声が出る最後の頃に録音したデモテープ。全盛期の頃の声にも劣らない、慈愛に満ちた歌姫ヤドランカの歌声を聴く事ができる。今作は、故人と親交の深かった作詞家友利歩未の企画プロデュース、湯川れい子の監修のもと実現した。

また、7月21日から4日間『ありがとうヤドランカ 追悼作品展& LIVE』(東京新宿)が開催される。期間中は、画家でもあったヤドランカの遺作を展示し、さまざまな活動を通して交流のあったミュージシャンや研究者などの方々によるライブやトークショーが催される。

■ヤドランカ オフィシャル HP

http://jadranka-jp.com/

■ヤドランカ ありがとう 追悼作品展&LIVE

http://p3.org/JAPAN/2016/06/jadranka20160721/

アルバム『Hvala(フヴァーラ ~ありがとう) ヤドランカ・ベスト 』
発売中

COCB-54194/¥2,315+税

<収録曲>

01. 誰かがサズを弾いていた 作詞:友利歩未 作曲:ヤドランカ 編曲:渡辺俊幸

02. あなたはどこに ŠTO TE NEMA 作詞:Aleska Santic 作曲:ヤドランカ 編曲:国吉良一

03. 一日がもっと長ければ SVE SMO MOGLI MI 作詞:Zujo Valerijan 作曲:Sipka Zarko 編曲:鬼怒無月

04. 俳句 HAIKU 作詞:乙字/子規/一茶/宗祇 作曲:ヤドランカ 編曲:Miroslav Tadić

05. ベイビー・ユニバース BABY UNIVERSE 作詞・作曲・編曲:ヤドランカ

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