【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイクが1位に再浮上!スクールボーイ・Qは2位に初登場

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【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイクが1位に再浮上!スクールボーイ・Qは2位に初登場

 再び息を吹き返し、ドレイクの『ヴューズ』が10週目のNo.1をマークした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 先週は、ブリンク182の新作『カリフォルニア』(今週3位)の登場により、一旦首位の座を譲り渡したが、今週返り咲きの首位獲得となった、ドレイクの『ヴューズ』。正確にいえば、売上自体は先週の11万枚から9万枚へと、数字を落としているので、「息を吹き返した」というよりは、「他のアルバムがドレイクに及ばなかった」というべきか。今週のアルバム・チャートは、3位以下、週間セールスが3万枚程度と、全体的に低迷している。

 残念ながらドレイクには届かなかったが、ラッパー、スクールボーイ・Qの新作『ブランク・フェイス・LP』が、初動枚数7万枚を突破して、2位に初登場した。2014年に初のNo.1を獲得した、3rdアルバム『オクシモロン』に続く2年振り、4枚目のスタジオ・アルバムで、2作連続のTOP3入り(R&Bチャート、ラップ・チャート共に2位)を果たした。全17曲、72分という大ボリュームで、ゲストには、人気R&BシンガーのミゲルやSZA、カニエ・ウェストやジェイダキス、E-40等、ベテラン・ラッパー陣も参加している。

 【第70回トニー賞】で最多11部門での受賞を果たした、『ハミルトン』のブロードウェイ・オリジナル・キャスト盤が先週の8位から5位に再び浮上。受賞翌週の7月2日付チャートで13位から3位へ急上昇し、4位、8位と一旦下降するも、今週再び浮上したのは、【トニー賞】で<助演男優賞>を受賞したダヴィード・ディグスと、<助演女優賞>を受賞したレネー・エリス・ゴールズベリーが、7月15日に降板すると発表された影響かもしれない。

 8位に登場したのは、イリノイ州出身のオルタナティブ・ロック・バンド、シェヴェルの8thアルバム『ザ・ノース・コリドール』。最高位3位をマークした前作『ラ・ガルゴラ』から2年振りとなるアルバムで、通算4作目のTOP10入り。その前作に続き、プロデューサーにはジョー・バレッジを迎え、そのサウンドを継承した内容に仕上がっている。

 10位に初登場したのも、オルタナ系ロック・バンドのスウイッチフット。来年でデビュー20周年を迎える彼らの通算10枚目となるスタジオ・アルバムで、本作『ホエア・ザ・ライト・シャインズ・スルー』で、通算4作目のTOP10入りを果たした。

Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、13日22時以降となります。

◎【Hot200】トップ10
1位『ヴューズ』ドレイク
2位『ブランク・フェイス・LP』スクールボーイ・Q
3位『カリフォルニア』ブリンク182
4位『ブラーリーフェイス』トウェンティ・ワン・パイロッツ
5位『ハミルトン:アメリカン・ミュージカル』サウンドトラック
6位『アンチ』リアーナ
7位『レモネード』ビヨンセ
8位『ザ・ノース・コリドール』シェヴェル
9位『25』アデル
10位『ホエア・ザ・ライト・シャインズ・スルー』スウイッチフット

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