「なにわ丼」がデミグラスソース好きにはたまらない! @とんかつ店「なにわ」【大阪市】
こんにちは、メシ通レポーターのsenaです。
今回は、なんばにも日本橋にも近い
とんかつ「なにわ」に行ってきました!
店長さんのおすすめメニューはこちらのようですが……。
私のお目当ては、そう、ここの店名にもなっている、「なにわ丼」!
とにかく中に入って注文、 注文!
こんにちは~。
「なにわ丼」ください!
店長の難波さん。
注文が入ると同時に、目の前で揚げてくれます。
目の前で繰り広げられる職人の技。
ドキドキしながらも、「なにわ丼」のエピソードを難波さんにおうかがいしました。
──「なにわ丼」ってどのようにしてできたのでしょうか?
「もともとかつ丼しかなかったんやけど、かみさんが私はこれで食べるって言うてできたんが、『なにわ丼』ですわ」
──と、いうことは、最初は“まかない”のようなもの?
「そうです、そうです。そこから、おなじみさんが、こっちの方が食べたいって言って、メニューになりました」
なるほど~。
奥様がこれで食べる! と言わなかったら、「なにわ丼」は存在しなかったわけですね。
難波さんは、フライにもこだわりをお持ちですが、ご飯にもすごくこだわっているそうです。
「ご飯っていうのはフライよりも難しい。水だけで炊いて、塩など調味料を入れずに、美味しいっていう料理は、世界の料理の中でもご飯だけですよ」
ほんと、言われてみれば、その通りです。
炊き立てのおいしいご飯を食べてもらいたいという理由から、「なにわ」では一度に五合しか炊かないそうです。
またお米屋さんと店長さんで厳選したこしひかりブランドを使用。
洗ったお米は余分な水分を切り、すぐに冷蔵庫に入れる。
これは、洗ったお米は風に当たると割れやすいのと、お米を引き締め、芯まで柔らかくするためだそう。
水分もかなり厳密に水加減を量って、炊きあがったご飯は10分蒸らしておいしさを固定するという徹底ぶり。
今は息子さんと二代で営業しているそうで、先代は昭和45年からこの職人の技を守っているそうです。
「職人だから与えられたものの一番美味しい、最高の状態で召し上がって欲しい」
40年来のお客さんもいらっしゃるそうで、職人の味をずっと守っていらっしゃる難波さん。本当に素敵です。
そんなお話をうかがっているうちに、「なにわ丼」ができあがりました~!
▲なにわ丼 (900円)
デミグラスソースがたっぷりとかかっています!
こだわりのご飯をのぞいてみると、
デミグラスソースがひたひたで、ご飯だけで食べられそうです。
「なにわ丼」は、豚肉・鶏肉・豚ミンチ・タマネギ・イモ・南瓜のフライがのっています。
すごいボリュームなんですが、衣がすごく細かくて、胃もたれなんてまったくしないんです。
南瓜のほくほくと、衣のサクサクと、酸味の強いデミグラスソース。
めっちゃあう!
お肉との相性も言わずもがなですよね。
「なにわ丼」の良いところは、いろんなお肉も食べられるし、野菜も食べられるというところ。 ぜひこの味をずっとずっと守っていって欲しいです。
丁寧な職人技の日本食が
この先もずっと食べられることを祈って、お店をあとにしたのでした~。
お店情報
なにわ
住所:大阪府大阪市浪速区難波中2-6-1
電話番号:06-6633-0472
営業時間:11:30~15:00、17:30~20:00
定休日:水曜日
※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。
書いた人:sena
大阪生まれ大阪育ち/もの書き/すきなもの/肉/アイス/わたがし/とうもろこし
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